内田也哉子、中野信子が初めて語った「親」「夫婦」

文春オンライン / 2020年3月23日 12時11分

写真

内田也哉子さんの次男・玄兔さんが描いた中野さん(左)、内田さん(右)

「両親は信仰熱心な人たち。でも『おはよう』の挨拶もなかった」(中野)

「別れて楽になろうと話し合っていたら、子どもを授かったとわかったの」(内田)

『 サイコパス 』『 不倫 』(ともに文春新書)などのベストセラーがあり、目下大ヒット中の最新著書『 空気を読む脳 』(講談社α新書)では「相手の気持を察し、同調を求め、不倫を叩き、幸福度が低い」という日本人の価値観の背景には脳の影響があると説く脳科学者の中野信子(44)。内田裕也と樹木希林の一人娘で、エッセイストとして活躍する内田也哉子(44)。

 

団結が苦手で、周囲から浮いてしまう「落伍者」だった

 今年1月14日、『週刊文春WOMAN』の創刊1周年トークイベント「What is a family!?」( #1 、 #2 、 #3 )では、樹木希林ブームで注目を集める内田家を、中野が脳科学の観点から分析。初対面ながら意気投合した2人は、本日3月23日発売の 『週刊文春WOMAN』2020春号 で再び対談。「75分のトークイベントでは全然話し足りなかった」という2人は、今回は時間制限なし、編集者の陪席なしでとことん対話。そこで出てきたのは、これまで明かしたことのない「親」「夫」についてのエピソードと、そこから導いた人生観だった。

 幼い頃から団結が苦手で、周囲から浮いてしまう「落伍者」だったという中野は、親に助けを求めることもできなかったという。

「両親は信仰熱心な性質だったので、いわば個人の意思よりも団結や結束を大切にする側の人たちなんです」

「父と母は仲が悪く、物心ついたときには家には会話がなかった。『おはよう』の挨拶もないという」

「うちの場合は母のほうがたくさんの人を愛するタイプだったんじゃないかな。惚れっぽくて(笑)。結局、私が高校3年生のときに帰ってこなくなった」(すべて中野)

別れて楽になろうと話し合っていたら子どもを授かった

 一方の内田は、生まれたときには両親である樹木希林と内田裕也は別居状態で、「でも永遠に離婚しない。そんな両親の関係が嫌で嫌で、別れたほうがみんなが平和になるのに」と思いながら成長。自身は19歳で俳優の本木雅弘(54)と結婚し、三児の母となったが、結婚当初は思い描いていた“結婚”との違いに悩み、離婚の話し合いをしていたのだという。

「恋愛の延長の結婚生活を勝手に夢見ていたところがあって、(略)結婚とはこんなに妥協の連続なのかと思った。二十歳そこそこの私にはあまりに難解で、残念だけど別れて楽になろうと話し合っていたら子どもを授かったことがわかった」(内田)

 ともに「普通」ではない家族で暮らしてきた2人が、それをいかに受け入れていったか。

 イラストは内田の次男・玄兔(10)が担当。内田から聞いた対談の様子をもとに描いている。

 

 今号では、2人の連載もコラボでお届けする。

illustrations:Gento

(「週刊文春WOMAN」編集部/週刊文春WOMAN 2020 春号)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング