「とてもかわいいです」愛子さま 異例写真公開でわかった「カイコ愛」

文春オンライン / 2020年7月10日 11時0分

写真

愛子さま

「定例会見で侍従次長から『愛子さまは10年蚕(カイコ)を飼っていらっしゃいます』と説明があった時、思わず『ええっ!』と驚いてしまいました。初等科3年生の頃に飼っていたと聞いていましたが、自ら繁殖させながらずっと育てていらしたとは……」(ベテラン宮内記者)

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 ベテラン記者をも驚かせた、10年に及ぶ愛子さまの“カイコ愛”。6月12日、自ら撮影されたという蚕の写真4枚が公開された。

「発端は6月初週の侍従次長会見。雅子さまのご養蚕についての説明の後、ふと愛子さまの蚕についての発言があったのです。記者会から是非その蚕を見たいと要望したところ、翌週に写真が公開されました」(同前)

 写真には、小さな蚕が桑の葉を食みながら徐々に丸く大きくなっていく成長過程が記録されている。

 皇室ジャーナリストの山下晋司氏が話す。

「皇室でこうした写真が展示会や講演などの行事以外の機会に公開されるのは珍しいことです」

蚕を2チームに分ける徹底した飼育

 愛子さまは、蚕に病気が流行するのを避けるため、2チームに分けているという徹底した飼育ぶりだ。

「ご養蚕は皇后が継承してきた務めの一つで、雅子さまも今年から皇居の紅葉山御養蚕所で行っています。皇居には3つの桑畑があり、そこで栽培された桑の葉を皇后のご養蚕で使用していますが、実は赤坂御用地にも桑畑がある。そちらで採れたものを愛子さまの蚕の餌にしているのでしょう」(前出・ベテラン宮内記者)

 愛子さまの知人が明かす。

「数年前、美智子さまがその年のご養蚕を始められたことに触れて、愛子さまに『皇后陛下も毎年大変ですね』とお声かけしたのです」

 すると、愛子さまは、

「私も飼っています。とてもかわいいです」

 とおっしゃったという。

「お蚕は愛子さまのお世話をされる出仕の方の部屋にいるそうです」(前出・知人)

 実は、愛子さまのカイコ愛が、雅子さまへの追い風にもなっている。

雅子さまは蚕がお苦手なのではと思いきや……

「雅子さまには美智子さまと比較されるプレッシャーもあったのでしょう。ご養蚕の日程をお取りやめされる事もあり、蚕がお苦手なのではと見る向きもあった。そんな中、愛子さまのニュースで雅子さまもずっと蚕に親しんでいらっしゃったのだ、苦手なわけではない、という裏付けになりました」(前出・ベテラン宮内記者)

 また、6月2日には「上蔟(じようぞく)(大きくなった蚕を藁蔟(わらまぶし)に移す作業)」を天皇が手伝う様子も報じられた。

「ご家族で一体となって皇后陛下を支えていく、というお気持ちの表れでしょう」(前出・山下氏)

 愛子さまは4月に学習院大学文学部日本語日本文学科に入学したが、コロナ禍の影響を受けている。

「現在まで学内は原則入構禁止。オンライン授業で、小テストも全てリモートで行われています。サークル活動も本格的には始まっていません」(学習院関係者)

 前出のベテラン宮内記者はこう指摘する。

「愛子さまは皇室という環境を強く意識されている。初等科の頃から伊勢神宮の式年遷宮について発表されたり、中等科の広島への修学旅行の後には核兵器なき世界への思いを綴っていた。そうした積み重ねからご自身の務めるべき役目を認識している最中なのでは」

 歴史も“回顧”しつつ、成長されているようだ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月2日号)

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