《竹内結子さん急逝》藤岡弘、が追悼コメント「お父さーん!って抱きついてくれたのが……」

文春オンライン / 2020年9月27日 21時10分

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竹内結子さんと、夫の中林大樹 ©時事通信社/公式HPより

夫で俳優の中林大樹が発見

 9月27日未明、渋谷区の自宅マンションで亡くなった竹内結子さん。自宅のクローゼットで意識不明の状態だった竹内さんを夫で俳優の中林大樹(35)が発見し、119番通報。搬送先の病院で死亡が確認された。40歳という若さだった。

 現場の状況から警察は自殺とみて捜査している。竹内さんは2005年に歌舞伎俳優の中村獅童(48)と結婚し長男を出産したが、2008年に離婚。2019年に同じ所属事務所の後輩俳優・中林と再婚。今年1月に第二子を出産したばかりだった。

 1999年から2000年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説「あすか」に当時19歳で主演した竹内さん。本作で竹内さんの父親・宮本禄太郎役を演じた藤岡弘、(74)が「文春オンライン」に現在の胸の内を語った。


先ほど聞いて、絶句しまして

——竹内さんの訃報をいつ知りましたか?

「仕事中だったものですから、先ほど(27日夕方)聞いて、絶句しましてね。あまりにも悲しすぎて言葉が出てこないですね、本当に……。急に撮影当時(99年)のことが思い出されて、父親役で彼女を実の娘のように思って仕事した思い出があまりにも辛くて」

——竹内さんと朝ドラ「あすか」で共演したときの思い出は?

「1年間、一緒に撮影して本当に明るい子でかわいい子です。カメラが回っていないところでもいつも僕のことを『お父さん』って呼んでいましたし、彼女も実の親子になりきろうとして一生懸命で。現場で会うといつもニコって笑い返してくれる、屈託のない笑顔が忘れられません。

 撮影現場では一番若かったから、みんなに可愛がられていました。大スターの大先輩たちに囲まれた中で、幼いのに自然と気配り気遣いのできる愛嬌のある子で。僕とは親子の仲だから、彼女が余計な神経を使わないように耳打ちして、緊張しないようにアドバイスなんかをすると、『ありがとうございます』って嬉しそうに喜んでね」

「子供を残して……彼女の死を受け入れたくない」

——最後に竹内さんと会ったのは?

「4年前に彼女も出演していたNHKの大河ドラマ『真田丸』の打ち上げで再会しました。そこで『お父さーん!』って大きな声で寄ってきてくれて、抱きついてくれたのが最後です。『あすか』から彼女も多くの人に評価を受けて羽ばたいていきましたから、ほかの女優さんを見る感じとは違って、僕にとってわが子のようにいつも楽しみに彼女の作品を見ていました。立派に成長なさって、これからまだまだ楽しみだなと思っていたので、なんで? なんで? これからじゃないか! というね。自分の娘をひとり失ったような思いです」

——今の心境は?

「……辛いね。なんか、辛いことがたくさんあったんだと思うんだけど、話せる人がいたらよかったのに。どうして? なんで? 話してほしかったなという思いです。言葉なんて出てこないですね。信じたくないというのかな。彼女の笑顔が頭に残っていて、どうしても受け入れられないんですよね……。早すぎる。これからが本当の仕事ができる時で、これからなのに。なんでだよ、と」

——竹内さんは今年1月に第二子が生まれたばかりで、4人の子供の父でもある藤岡さんの思いは?

「なぜ、2人も大切な宝物が目の前にいるのに、夢と希望のかたまりなのに、それを置いていってしまったんだよ。そんな、大事な自分の分身がいらっしゃるのに、心を置けなかったのかというね。悔しさがあります。自分も4人の子供の親なので、受け止められないものがありますね。なんで、子供を残して……彼女の死を受け入れたくないです」

【悩みを抱えた時の相談窓口】

「日本いのちの電話」
▽ナビダイヤル「0570-783-556」午前10時~午後10時
▽フリーダイヤル「0120-783-556」毎日:午後4時~午後9時、毎月10日:午前8時~翌日午前8時

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

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