ピエール・カルダンが世界的ファッションデザイナーになるまでのドキュメンタリー 「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」を採点!

文春オンライン / 2020年10月6日 17時0分

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©House of Cardin - The Ebersole Hughes Company 

〈解説〉

今年70周年を迎えたフランスのファッションブランド“ピエール・カルダン”。ファッションの大衆化、未来的なデザイン、世界初のメンズコレクション開催、モデルの多様化、社会主義国でのファッションショー開催、世界100カ国でのライセンスビジネスの展開――これらの偉業を成し遂げ、現在も現場で采配を振るデザイナー、ピエール・カルダンの人生に迫るドキュメンタリー。女優ジャンヌ・モローとの関係や、演劇への愛、「マキシム・ド・パリ」の買収秘話などが本人の口から語られる。101分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆いち早く大衆社会化を予見した、その直観と行動力。懐かしい服の数かず。案外、今でも鮮度あり。ユーモアも感じさせる。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆興味のある人ではなかったが、98歳で現役という事実は強烈。「巨匠」という呼称を自他共に許す鏡の間的構造が奇怪。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆冒頭のインタビューにカルダンの凄さが。作品の数は圧倒的で、身体を縛り付けるファッションからの解放の件が面白い。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆「世界初」を連発した風雲児の全貌を立体裁断。60sの文化革新が今も波状に広がる影響力と突破力のすごさに心躍る。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆ピエール・カルダンというカプセルに集結した逸品。人民服時代の中国への影響など文化交流的でユニークな人生を覗く。

『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』(米、仏)
10月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
https://colorful-cardin.com/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月8日号)

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