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V6の解散後は「3強3弱」に? 安泰なのは岡田准一、井ノ原快彦ともう1人…

文春オンライン / 2021年3月19日 17時0分

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V6の51枚目のシングル「ある日願いが叶ったんだ」

 ジャニーズのV6が、デビュー26周年を迎える今年11月1日での解散を発表した。SMAP、嵐、少年隊などの解散や活動停止が続くなかで、ジャニーズ史上最長の歴史を持つV6もついに幕を下ろすことになる。

 解散後は森田剛(42)がジャニーズを退所して俳優業に専念し、他の5人のメンバーはジャニーズに残ってソロで活動するという。森田が所属していた三宅健(41)、岡田准一(40)とのメンバー内ユニット「Coming Century(カミセン)」は解散、坂本昌行(49)、長野博(48)、井ノ原快彦(44)の「20th Century(トニセン)」は存続する。ジャニーズのトップグループとして際立った活躍を見せた時期があるわけではなく、それでも常に3、4番手の位置を保つ稀有なキャリアを歩んできたV6。各メンバーの今後に何が待ち受けているのだろうか。

「V6については、何かあるとしても森田剛か岡田准一の脱退ぐらいという見方が大半でした。それが急に解散発表ですから驚きましたよ。ただ近年はV6としてグループで活動する機会はほぼなく、ツアーも2017年が最後。そういう意味では、解散しても各メンバーの活動への影響はそこまでないでしょう。“V6ロス”になろうにも、V6としての活動がなかったわけですから」(スポーツ紙芸能デスク)

 ジャニーズ事務所はV6の解散について、2019年春からメンバーの間で話し合いが始まっていた事を公式サイトで明かした。森田が「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」と発言して、その思いを受け止めた他の5人が同意して、2019年暮れには解散が決まっていたという。

 V6は1995年11月1日のCD「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビューした。フジテレビが丸抱えしたバレーボールW杯のタイアップ曲で、ユーロビート風の曲調とともに、まだ新興だったエイベックスとジャニーズが初めてコラボしたことでも注目を浴びた。

「当時はSMAPが頂点を極めつつあったタイミングで、それにTOKIOが続き、少年隊もまだ健在でした。V6はそもそも『光GENJI、SMAP、TOKIOのメンバーになれなかったトニセン』と、若いカミセンが合体してできた変則的なグループ。2年後にデビューしたKinKi Kidsにアッという間に抜かれてしまい、天下を取るという夢は早々に難しくなりました」(女性誌編集者)

 V6のCD売り上げを見ても、ジャニーズのトップグループとは言いがたい。歴代で1番売れたシングルは1997年の「愛なんだ」が58万枚、2位はデビュー曲の「MUSIC FOR THE PEOPLE」で52万枚、3位の「WAになっておどろう」も1997年発売で52万枚。アイドルグループとしてのピークは、実質的にデビュー2年ほどで過ぎてしまった。

「NHK紅白歌合戦に初めて出場したのがデビュー20年目の2014年。その年の大河ドラマ『軍師官兵衛』に岡田が主演したのを受けての出場でしたが、歌ったのは17年前のヒット曲『WAになっておどろう』ですから、取材陣はあきれてましたよ。それから3年連続で出場しましたが、すべて1990年代の“旧曲”ばかり。“歌って踊るアイドルグループ”としての序列はジャニーズの中でも低い方です」(音楽関係者)

 それでも、ジャニーズファンからの人気や内部での評価は安定していたという。

「特に森田と三宅は『剛健』として、ジャニーズJr.時代からすさまじい人気でした。甘い、いかにもアイドルチックな三宅と、ジャニーズには珍しくワイルドで男臭い森田の組み合わせが絶妙だったんです。V6を全国区にしたのは、1997年に始まった『学校へ行こう!』(TBS系)。『未成年の主張』や『B-RAP HIGH SCHOOL』のような名物企画で男女を超えた人気をつかみました」(アイドル誌記者)

 プライベートでも2人の関係は良好だった。生前のジャニー喜多川氏がデビュー前の三宅にV6結成を伝えたら「剛が一緒じゃなければいやだ」と条件を付けたというエピソードも残っている。ジャニー氏は「それだとユーは一番になれないよ」と説得したが、三宅は森田と一緒にデビューしたいという主張を決して譲らなかったという。

「森田はジャニーさんの好みではなかったけれど、実力は認めていました。ダンスがヘラヘラしているという厳しい評価を受けることも多いV6ですが、森田のセンスはグループの中で抜群です」(テレビ関係者)

 今回のV6解散を主導した森田だが、Jr.の頃から「ジャニーズらしくないジャニーズ」だった。そしてデビュー以降もその性質は一貫している。

 女性がターゲットのアイドルに恋愛沙汰はご法度だが、森田はデビュー直後から奥菜恵(41)との熱愛報道や、グラビアタレントとのトラブルを経験。2014年には元AV女優の美雪ありすとの交際が発覚し、取材に対して「俺はいいけど、彼女は大変なんです」と答えたこともある。交際を隠す理由として「職業は関係ない」と言い切って男を上げた。

 テレビドラマではヒットに恵まれなかった森田だが、舞台での活動は長く、V6デビュー前の1993年にジャニーズの舞台「ANOTHER」で初舞台を踏んでいる。

「転機になったのは2005年に劇団☆新感線の『荒神~AraJinn』に主演したこと。2008年には同じく新感線の『IZO』で、幕末期の殺し屋“人斬り以蔵”を熱演して話題を呼びました。そして2010年の『血は立ったまま眠っている』でのテロリスト役を蜷川幸雄氏に激賞され、舞台俳優としての評価を決定的なものにしています」(演劇関係者)

「世界の蜷川」の教え子としては吉田鋼太郎、松重豊、藤原竜也、小栗旬、吉高由里子などが有名だが、森田もその1人なのだ。

「蜷川さんは森田のことを『ひねくれて隅っこにいるような感じが、すごく良かった。1を言えば100くらい答えが返ってくる』と手放しでほめていました。灰皿を投げつけることもある激しい気性の蜷川さんにはおそるおそる接する俳優も多い中、物おじせずに物を言う森田が新鮮に思えたんでしょう」(演劇記者)

 その蜷川氏は、2016年5月に80歳で他界。同じ年の蜷川氏が演出を担当する予定だった舞台「ビニールの城」で、森田は宮沢りえ(47)と運命的な出会いを果たすことになる。2人は程なく恋に落ち、2018年3月に森田と宮沢は結婚。現在11歳となる宮沢の連れ子の娘と森田の関係も良好だという。

「宮沢りえとの結婚は完全な“逆玉”ですから、森田にとっては万々歳でしょう。ジャニーズを退所するのも、宮沢の意向を尊重してのことと思われます。ただ先行きは不透明で、“V6の森田剛”から“宮沢りえの森田剛”になるだけという可能性もあります。舞台では評価されていますがテレビや映画の仕事がほぼないので、宮沢とは収入の桁が違う典型的な格差婚。2014年にタレント弁護士の大渕愛子と再婚して2男1女をもうけたものの、家事中心の生活で俳優引退と報じられた金山一彦(53)の二の舞いになりかねません」(前出・スポーツ紙芸能デスク)

 V6の中で、森田以上にジャニーズ退所の可能性が噂されていたのが岡田准一だ。岡田は俳優として超売れっ子で、ジャニーズの枠を超えて高い評価を受けている。

 2002年に「木更津キャッツアイ」(TBS系)でブレイクし、その後も2005年の「タイガー&ドラゴン」(TBS系)、2007年の「SP」(フジテレビ系)もヒット。2014年には大河ドラマ「軍師官兵衛」の主演も務めている。映画も「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」「ザ・ファブル」をヒットさせ、今秋にも新選組の土方歳三を演じる時代劇大作「燃えよ剣」の公開が控えている。アクションからコミカルな演技まで幅広い役を演じているのが印象的だ。

「稼ぎも森田とは桁違いですから、岡田はジャニーズにとっても手離せない存在。妻の宮崎あおい(35)との間に2歳の男の子も生まれて公私ともに順調です。ただ岡田の今後に懸念があるとすれば、その“出自”。V6の岡田以外の5人はジャニーズJr.出身ですが、岡田は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の公開オーディションコーナー、“ジャニーズ予備校”出身。つまり岡田はジャニー喜多川さんの作品ではなく、お笑いディレクター・テリー伊藤氏の傑作ということ。出自の違いは、岡田が売れれば売れるほどに居心地の悪さにつながる可能性があります。それを嫌って、遠くない将来にジャニーズを退所すると見る人も多いです」(テレビ誌記者)

 カミセンの中で最も地味な立ち位置の三宅健は、仕事こそ少ないが意外にもジャニーズ内での立ち位置は安泰だという。

「ジャニーズのグループが欠けていくのは、一昨年にジャニーさんが亡くなって滝沢秀明副社長(38)が現場のトップになった影響が大きい。後輩の風下に立ちたくない思いもあるだろうし、滝沢副社長としても先輩は扱いが難しく自然な世代交代です。ただ三宅は3歳下の滝沢副社長と仲がよくて、2018年には2人ユニット『KEN☆Tackey』(ケンタッキー)を結成してCDを出したこともあるほど。今後は滝沢副社長の良き相談相手として、ジャニーズの中でも存在感を増していくでしょう。モデルの比留川游との交際が報じられていますが結婚は当分ないでしょう」(前出・スポーツ紙芸能デスク)

 年長組トニセンの中では、井ノ原快彦の存在感が頭ひとつ抜けている。プライベートではいち早く2007年に女優の瀬戸朝香(44)と結婚し、1男1女に恵まれている。テレビでの露出時間という意味では岡田をもしのぐ存在だ。

「派手さはないけど『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)のMCに、連ドラ『特捜9』(テレビ朝日系)シリーズの主役と安定している。2010年から8年間にわたってNHKの情報番組『あさイチ』のキャスターを務めたことで信頼感も抜群。2015年にNHK紅白の白組司会を任されたのも、ジャニーズ事務所とNHKからの信頼を物語っています」(女性誌編集者)

 しかし残る2人、長野博と坂本昌行の先行きは不透明だ。

「長野くんは、最近はグルメリポーターとしての仕事くらいしかないみたいですね。いまだに唯一の売りが1996年に主演した『ウルトラマンティガ』。顔も地味で、妻が白石美帆(42)というのが話題になったくらい。ここからのキャリアは本当に難しいと思います」(同前)

 そしてリーダーの坂本昌行は、しぶとく生き残りを図っている。解散発表の翌日の13日に福岡の久留米で上演された主演舞台「Oslo(オスロ)」のカーテンコールで「森田から『チャレンジをしたい』という話があって、ビックリはしたのですが、僕らは人生の半分以上一緒にいる仲間で、その仲間の提案を他の5人は止めることはできません」と直接ファンに報告した。

「坂本君はジャニーズJr.時代に脱退経験があり、1年間の旅行代理店勤務を経て同期のTOKIO国分太一(46)の口利きで復帰して24歳3カ月でデビューした苦労人です。最大の売りだった『V6のリーダー』という属性を失うのは打撃でしょう。

 なのでファンへの直接の報告は坂本君の優しさであると同時に、『リーダー感』を維持するための戦略でもあるでしょう。舞台が主な活動場所ですが、交際が伝えられる元宝塚の朝海ひかる(49)と一緒に『小料理屋を開きたい』という夢を実現させるのもいいかもしれません。

 そして今回の発表の隠されたポイントは、トニセンの存続です。年に何回か集まってツアーやイベントをやれば、ファンは維持できます。ライバルは純烈でしょう(笑)。長野君と坂本君のためにもイノッチには頑張って欲しいですね」(スポーツ紙芸能デスク)

 V6のメンバーの中で、しぶとく芸能界を生き抜いていくのは誰か。むしろ解散してからの方が、注目すべきグループなのかもしれない。

(川田 南雲/Webオリジナル(特集班))

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