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菅田将暉と有村架純、『コントが始まる』で即座に再共演 そのビジネス的な思惑は?

文春オンライン / 2021年4月16日 11時0分

写真

有村架純さん

食傷気味で飽きられるリスクもあるが…

 また菅田将暉と有村架純?

……と感じている方も少なくないはず。

 菅田将暉さんと有村架純さんがダブル主演した恋愛映画『花束みたいな恋をした』は、1月29日から公開されると動員観客数6週連続1位を記録し、興行収入35億円を突破する大ヒット映画となりました。

 そんな純愛映画の熱が冷めやらぬなか、4月17日から2人がメインキャストで出演する連続ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)がスタートするのです。

 菅田さんと有村さんといえば、KDDI『au 三太郎』シリーズのCMや映画『何者』(2016年公開)でも共演していますが、さすがに今回の『花束みたいな恋をした』から『コントが始まる』のような、空白期間がほぼゼロの再共演は珍しいでしょう。

 うがった見方をすれば、後発となった『コントが始まる』側からすると、『花束みたいな恋をした』で恋人同士だった2人のイメージが邪魔になるかもしれません。そもそも視聴者が菅田×有村ペアが食傷気味となり、飽きられている可能性もあるわけです。

 しかし、実は菅田×有村ペア以外にも、これまでに短期間で再共演する男女俳優のペアは存在しています。ということは、“短期間で再共演ビジネス”は、デメリット以上にメリットが大きいということなのでしょうか?

 恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が、このビジネスのうま味を分析したいと思います。

菅田将暉はほかにもすぐに再共演経験あり

 まず、“短期間で再共演”の実例をいくつか見てみましょう。

 実は菅田さんは有村さんとだけでなく、小松菜奈さんとも“すぐに再共演”していました。2016年5月から公開された映画『ディストラクション・ベイビーズ』での共演から約半年後、2016年11月から公開の映画『溺れるナイフ』でダブル主演。また、菅田×小松ペアは2020年8月から公開された映画『糸』でもダブル主演しており、さらに熱愛報道も出ました。

 土屋太鳳さんと山﨑賢人さんも“すぐに再共演”の実績があります。2015年3月30日~9月に放送された土屋さん主演の朝ドラ『まれ』(NHK)で2人は夫婦役。そして2015年12月から公開された土屋さん主演の映画『orange -オレンジ-』では、そのお相手役がまた山﨑さんだったのです。この当時、土屋さんと山﨑さんにも熱愛報道が出ていましたね。2人の熱愛がどうなったかは定かではないですが、土屋×山﨑ペアは昨年12月に公開開始されたNetflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』でもダブル主演し、話題に。

 朝ドラからのすぐに再共演という流れは、広瀬すずさんと吉沢亮さんでもありました。広瀬さん主演で2019年4月~9月に放送された朝ドラ『なつぞら』(NHK)には、広瀬さん演じる主人公に想いを寄せる友人役として吉沢さんが出演。そして、『なつぞら』最終回から約半年後の2020年3月から公開された映画『一度死んでみた』では、広瀬さんが主演、吉沢さんが2番手キャストとして再共演しているのです。

 ここまでご紹介したのは約半年以内に再共演したケースでしたが、もう少し再共演までのスパンを伸ばすと、20代の若手俳優同士ばかりではなく、大人の俳優同士でもすぐに再共演のケースがあります。

 西島秀俊さんと石田ゆり子さんは映画『サヨナライツカ』(2010年)にて婚約者役で共演し、ドラマ『MOZU』(2014年/TBS系)では夫婦役。2019年3月に放送されたスペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』(テレビ朝日系)でも夫婦役で共演。婚約中という設定も含めると3度も夫婦役を演じたお2人ですが、『名探偵・明智小五郎』放送の翌年に公開された映画『サイレント・トーキョー』(2020年12月公開)では、メインキャストとしてまたまた再共演を果たしています。

宣伝の最重要かつ最難関なミッションとは?

 このように菅田×有村ペア以外にも再共演までのスパンが短い俳優同士は一定数存在します。

 こういった“短期間で再共演”が起こるのは、自然体な演技ができる俳優同士であったり、アクションシーンがこなせる俳優同士であったりと、ペアとしての相性やバランスが良いという、シンプルかつ純粋なキャスティング理由もあるでしょう。

 そして、やはり話題性という部分が大きなメリットとしてあると感じます。

 例えば『サイレント・トーキョー』公開1年前の2019年12月に行われた制作発表会見に西島さんと石田さんが登壇した際、2人はこんな会話を交わしています。

 2人は夫婦役を演じることが多かったのですが『サイレント・トーキョー』では夫婦役ではないため、「(これまでの共演作では)常にかわいそうな奥さん役でしたが(笑)、今回は夫婦ではないので、また全然違って」と石田さん。西島さんも「(石田さんが)今回は奥さんじゃないんだと不思議な気持ちでした」と語り、笑い合っていました。

 自然なやりとりだったため、お2人にはリップサービスのつもりもないのかもしれません。しかし、エンタメニュースの記事を書く記者側からすると、和気あいあいとしたコメントのやりとりは、“撮れ高”としてありがたいポイントです。そしてこういった仲の良い雰囲気は、頻繁に共演してこそ醸し出せるものでしょう。

“まだ知らない人に知ってもらう”というミッション

 また、菅田将暉さんと小松菜奈さん、土屋太鳳さんと山﨑賢人さんのように短期間に共演を重ねると、真偽はともかく熱愛報道が沸き上がることも少なくありません。

 筆者は朝ドラ『まれ』を観ていませんでしたし、当時は新進気鋭の若手俳優に詳しくありませんでした。ですから、映画『orange -オレンジ-』ですぐに再共演を果たしたこと、さらに熱愛報道が出ていたことで、土屋さんと山﨑さんという役者を初めて認知しました。

“短期間で再共演”ということが話題になり、初めて主要キャストを目にしたり、その作品について知る人が多ければ、宣伝効果としては抜群。エンタメ作品をビジネスとして大ヒットさせるには、俳優や作品の既存のファンだけでなく、いかに認知していない人に知ってもらい、観てもらうかが重要だからです。

 作品を宣伝するうえで、“まだ知らない人に知ってもらう”というミッションは最重要かつ最難関です。このコラムしかり、“短期間で再共演”は話題になりやすいため、そのミッションを達成しやすくなるのでしょう。

(堺屋 大地)

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