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三宅弘城「俺はこれからサウナに行くけど、どう?、って僕のクルマに乗せて…」 原田泰造、磯村勇斗と語る、サウナに憧れていた“あの頃”

文春オンライン / 2021年8月27日 17時0分

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左から、磯村勇斗さん、三宅弘城さん、原田泰造さん、長島翔監督、五箇公貴プロデューサー

「磯村勇斗君に教えてもらった若手俳優がどんどん出てきて。サウナ王だもの」 ドラマ「サ道」出演者が語る“裸のコミュニケーション” から続く

 昨今のサウナブームを巻き起こすキッカケとなったドラマ『サ道』。現在、新シリーズの『 サ道2021 』が放送中。撮影現場である上野の「 サウナ北欧 」を訪れ、 ナカタアツロウ を演じる原田泰造さん、 偶然さん を演じる三宅弘城さん、 イケメン蒸し男 を演じる磯村勇斗さん3人のメインキャストと、長島翔監督、プロデューサーで文春オンラインで「 サウナ人生、波瀾万蒸。 」を連載中の五箇公貴さんを交え、ドラマの撮影秘話からそれぞれのサウナへのこだわりなど、サウナトークをしてみました。(全3回の2回目。 前編 / 後編 を読む)

◆◆◆ 

サウナは大人の世界への憧れから

五箇 泰造さんもハタチぐらいからでしたよね、サウナを覚えたのは。

原田 そう。だから、僕も歴は三宅さんと一緒ぐらい。子供の頃から大人がサウナに入っているのを見ていいなと。単純に大人の世界への憧れですね、最初は。たばこ吸って、お酒飲んで、サウナに入るっていう、そういうのがカッコよく見えてたんです、あの頃は。

五箇 ザ・昭和の男たち。

原田 楽しそうに見えたんです、サウナに入る大人たちが。それで、実家が東村山なんで、久米川にあったサウナ「菊水」とか、埼玉・所沢のスーパー銭湯とか。あと、「グリーンプラザ新宿」とか。菊水もグリーンプラザももう閉館しましたけど。

五箇 水商売の人や会社の社長、裏稼業の人が多いことで有名でしたよね、グリーンプラザ。

原田 それが楽しいの。いろんな人がいるんだなあって。お金があるときは、アカスリもやるんだけど、それもまた気持ちよくて。

五箇 サウナ王こと太田広さんが言ってたんですけど、あの方も若い頃にグリーンプラザでサウナを覚えたそうで、やっぱりお金がたまるとアカスリをやってたそうです。「自分へのご褒美」で。

原田 そういえば昔ってさ、サウナから出てきたらそのままドボーンッて水風呂に入ってたじゃない、みんな。汗も流さず。いまはマナー違反だからそんなことは絶対にしないんだけど、それはそれですっげー気持ち良くて。だって、大の大人がどんどん水風呂に倒れ込んでいくんだもの。

磯村 みんな白目になって(笑)。

原田 そう。それでなかなか浮かんでこない。それを見て、僕も水風呂に入ってみた、最初は。これをやったら絶対気持ちいいんだろうなって。

『サ道』を読んでからサウナのルールがわかった

五箇 やっぱり、サウナの入り方って、カツキさんの本が出てから認識しましたよね。

原田 ルールがわかった。「10分サウナで汗を出したら、水風呂に入って、10分休憩、それを3セット繰り返す」みたいなことは、カツキさんの『サ道』を読んでからですもん。それまでは、ただ蒸し焼きしてただけ(笑)。水風呂もあんまり入らず、ましてや、外気浴なんてしてなかったし。

五箇 「休憩」という概念は『サ道』以前は浸透してなかったですもんね。僕も全然わかってなかった。

原田 だって、カツキさん、三宅さんの誘いを断るぐらいだったのに、そこから「ルール」を導き出したって、すごいことですよ。

五箇 カツキさん、本にも書いてますけど、40歳になるまでサウナなんて入るもんじゃないと思ってたと。水風呂なんてもってのほかだと。

原田 監督はどうなんですか? 昔から好きでした?

長島 僕もカツキさんと一緒で苦手でした。温泉とか銭湯とかは大好きで、ほぼ毎週行ってたんです。でもサウナとか水風呂とかって意味がわからなかった。

磯村 わかります。僕もそうでした。

長島 それでも、なんとなくサウナには入るようにはなってたんです。単純に、汗をかくのは気持ちいいものだなって。ただ、水風呂は体質に合わない。そんなことをしたら心臓が止っちゃうだろうと。で、7年ぐらい前だったかな。サウナ付きの銭湯へ行ったとき、サウナに入ったら、おじいさんが「水風呂に入るのかお前は」と。「いや入らないです」と言ったら、「足だけでもいいから、ちょっとずつ入ってみな」と。そこから水風呂というものを意識するようになって。でも、足から上はなかなか入れなくて。で、あるとき、意を決して全身浸かってみたら、なるほど、こういうことかと。そこからはもう一気にハマりました。

原田 水風呂体験はどこで?

長島 どこだったかなあ。「 オリエンタル 」だったかなあ。めちゃめちゃ冷たい! と思ったんですよね。

磯村 めちゃめちゃ冷たいです、あそこの水風呂は。

五箇 じゃあ、水風呂を覚えたのはカツキさんの『サ道』と出会う前ですか?

長島 前です。とにかく、サウナは水風呂が主役なんだなって、そのときに思いました。いまは外気浴が主役だと思ってますけど(笑)。

共演相手を車に乗せて木更津のサウナへ

五箇 今回、 第3話 に出演してくれた藤原季節君という役者さんは三宅チルドレンなんですよね。

三宅 チルドレンって(笑)。

磯村 そうなんです。季節君は僕が演じる蒸し男の幼なじみ・リョウ役で、一緒に河原でテントサウナをやったんですが、そのとき、「三宅さんからサウナを教えてもらった」って。

三宅 いやね、彼とドラマで共演したとき、空き時間があったんですよ。移動を含めて2、3時間余裕があった。そうなると僕はもうサウナじゃないですか。

全員 あはははは(笑)。

三宅 それで季節君も同じスケジュールだったので、「一緒に乗ってく?」って僕のクルマに乗せて。「俺はこれからサウナに行くけど、どう?」って言ったら、「一緒にいいですか」って。

原田 優しいなあ!

三宅 で、木更津のサウナに。

原田 でも、この人何? って思ったんじゃないですか(笑)? その日初めて会ったんでしょ?

三宅 そう、その日「はじめまして」。

磯村 すごいなあ。季節君、よく行ったなあ。

五箇 そしたらめっちゃハマったらしいです。

三宅 それで今回、磯村君の回に彼が出るって聞いて、なんかすごく嬉しかった。ホント、弟子がデビューするみたいな気持ちで(笑)。

磯村 弟子デビュー(笑)。それは、三宅さんからの推薦があって、ということですか?

長島 たまたまなんです。脚本の根本ノンジさんが、以前一緒にお仕事されて、「サウナが好きって言ってたよ」って。ああ、じゃあ声をかけてみようか、と。よくよく聞いたら、三宅さんに連れていってもらってハマったと。

大河では敵対してるふたりが『サ道』では親友同士

原田 しかし、蒸し男くんの回、良かったなあ~。だって、「将軍と天狗党」だもんね。

磯村 そうです、そうです。大河ドラマ『青天を衝け』で共演してたんで。

原田 大河では、磯村君は将軍で、季節君はそれに反発する天狗党。敵対してるふたりが『サ道』では親友同士で、テントサウナに入ってるんだもの。なんかもうニヤニヤしちゃった(笑)。

磯村 サウナは敵も味方もないんです。争いごとはありません(笑)。だから、季節君、めっちゃ喜んでました。「ホントにうれしい!」って、ずっと興奮してました。

長島 ちなみに、泰造さんはそういうサウナ初心者を誘ったりとかは?

原田 ないです(笑)。

長島 きっぱりと(笑)。

原田 ホント、ひとりで行く。だから、誰か誘ってっていうのはないんだよなあ。するんと行って、するんと帰ってくる。

三宅 それぞれのペースでやりたいっていうのはあるし。だからもし一緒に行ったとしても、「じゃあ、1時間半後ぐらいにここで」とか、ルーズにしておいたほうがいいもんね。

「同世代の共演者の人がいたら、サウナ行ってるかまず聞きます」

五箇 磯村君は、どんなふうに俳優仲間を引き入れてるの? 伝道師として。

磯村 伝道師ではないですよ(笑)。でも、まあ、同世代の共演者の人がいたら、サウナ行ってるかどうかはまず聞きますよね。

五箇 まず聞くんだ(笑)。

磯村 それで、サウナが好きだったらとことんサウナの話ができるので、すごく仲良くなるし、知らなかったらサウナの魅力を押し付けがましくない程度に伝えて、興味を持ってもらえれば一緒に行く、ということですかね、やってるとしたら。

五箇 それを伝道師という。

全員 あはははは(笑)。

原田 それでどういう人たちをサウナに引き入れたの?

磯村 鈴木伸之、杉野遥亮とか。サウナ好きになってくれましたね。

五箇 北村匠海君もそうなんでしょ?

磯村 匠海は元から大好きで。サウナ歴は僕より先輩です。仲野太賀なんですよ、匠海の師匠は。

全員 へえ~!

磯村 太賀はサウナがめっちゃ好き。超大好き。

原田 そうなんだあ!

五箇 お父さん(中野英雄)も好きそう。2月の特番の「 サウナ錦糸町 」にいそうなイメージ(笑)。

原田 しかし、若手俳優のサウナネットワーク、蒸し男くんがその一翼を担ってるんだ。すごいなあ。

磯村 最近は先輩にも聞くようにしていて。柳楽優弥さんにもおすすめしたんですけど、全然ハマってくれなかったです。

全員 あはははは(笑)。

「思考の世界から感覚の世界へ」

原田 何て言って誘うの?

磯村 「とにかく気持ちいいよ」って。「感じたことない世界に行けるよ」って。そういうギリギリワードを言うと「それは面白そう」って乗ってきてくれるんです。

原田 蒸し男くんの台詞で、「思考の世界から感覚の世界へ」っていうのあったじゃない。

磯村 ありましたね。

原田 そういうことなんだよね。

三宅 でもまあ、手っ取り早いのは「聖書」を読ませることですよ。カツキさんの『 マンガ サ道 』を。

五箇 三宅さんは自分で買って配ってますよね。

三宅 配ってます。

原田 それ効くんだよね。実は僕もそれを真似て、福ちゃん(チュートリアル・福田充徳)にあげたの、全巻。そしたら福ちゃんは、「ありがとうございます」って言って、その後、読んだか読んでないか聞いてなかったのね。そしたらある日、サウナに行ったときだったかな、髪の毛乾かしてたら隣のお客さんが、「この前福田さんが、ミナミのサウナでととのってましたよ」って教えてくれて。それで聞いたの、福ちゃんに。「サウナ入ってるみたいだね」って。それで「ああ」って。 

全員 あはははは(笑)。

(撮影:釜谷洋史/文藝春秋)

原田泰造「昔、奥さんと一緒にサウナ旅に行きまして…」 ドラマ「サ道」主演・制作陣がおすすめする“こだわり”サウナ へ続く

(辛島 いづみ)

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