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人気絶頂21歳で結婚・出産した益若つばさ35歳 離婚後「子どもがかわいそう」の声、再婚は“してもしなくてもいい”理由

文春オンライン / 2021年9月7日 11時0分

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益若つばささん

大戸屋に呼び出され「1年後あんたなんか消えてる」 益若つばさ35歳がPopteenカリスマ読モ時代に受けた“ギャルの洗礼” から続く

 紹介したアイテムが片っ端から売れていくことから、「つばさ売れ」というキャッチコピーを生みだした益若つばささん。人気絶頂期に結婚・出産し、その後、商品プロデュースに乗り出した。手がけたつけまつげは現在、世界中で販売され、累計販売数は約1500万個を誇る。益若さんの類まれなるビジネス感覚と、その裏で奮闘し続けた家族総出の子育てについて、また「結婚観」についても聞いた。(全3回の2回目/ #3 へ続く)

◆ ◆ ◆

プロデュース業は、子育てと仕事を両立させるために

――モデル、タレント、歌手、女優、プロデューサーなど、益若さんの仕事は多岐にわたります。一番得意なものはご自身で何だと思いますか?

益若つばささん(以下、益若) プロデュースが一番好きです。裏方気質というか、家でパーティーする時も飾り付けをしたり、台所にこもって料理をしている方が好きなんです。コスメから洋服、靴下、下着、生理用品……何でも屋だと思っているので、手がけた商品はかなり多いと思います。10年以上続いているブランドも多いんですよ。

――ちなみに、プロデュースした商品でもっともヒットしたアイテムは?

益若 「DOLLYWINK」というつけまつげです。これも10年以上続いているんですが、世界中で売られていて、累計販売数は約1500万個です。アメリカやヨーロッパ、アジアのドラッグストアでも「DOLLYWINK」コーナーに私の顔が使われているので、知らない間に自分の顔だけ独り歩きしている感じで。中国に行った時、「益若つばさは知らないけど、コスメコーナーにいる人なら知ってる」と言われました(笑)。タイでは女装家の方にも人気みたいです。

――自己プロデュース力を買われてプロデュース業に乗り出したのでしょうか。当時、読者モデルが商品を発売することも珍しかったですよね。

益若 あの頃は、神田うのさんがタイツとウエディングドレスをプロデュースしていたくらいで、芸能人でも商品を作っている方はそこまで多くなかったと思います。プロデュース業をやるようになったのは、子育てと仕事を両立させるためでした。事務所の人が、「子育てしながらお家にいてもできて、自分で子どもを食べさせていけるだけのスキルを養える仕事をしてもらいたい」と言ってくれたんです。それで立ち上げたのが、「CandyDoll」というコスメブランドでした。

離婚は絶対に「悪」で、「子どもがかわいそう」と言われたことも

――バックアップ体制が素晴らしい事務所ですね。実際、子育てと仕事はどうやって両立していたのでしょうか。

益若 前の夫と別居する前は、彼と私の家族でなんとか回しつつ、テレビの現場にりおん(益若さんの子ども)も連れて行ってました。お姉ちゃんがマネージャーのように付いて来てくれて、生放送中はりおんを姉に預けて……みたいな感じです。

 別居後は、引っ越した先の目の前に幼稚園があったのでそこに入園させて、実家の家族にも住み込んでもらってフォローをお願いしていました。私一人で子育てと仕事を両立させることは不可能でしたね。特にりおんが小さい頃は本当に家族が連携して、総出で乗り切ったという感じです。

――当時は「離婚」や「シングルマザー」に対して今より風当たりが強かったのではないですか。

益若 離婚は絶対に「悪」で、「子どもがかわいそう」と言われたこともあります。それに「どっちかが悪い」みたいに、みんな白黒つけたがるんです。でも離婚は2人の関係性が変わったことで起きることなので、どっちにも原因はあるのかなって。私自身一緒に生活する中で相手の悪いところだけでなく、自分の足りない部分もたくさん浮かび上がってきました。今だったら回避できたこともあると思いますが、21歳で結婚して、うまくできなかったことがいっぱいあって。

再婚は「してもいいし、しなくてもいいな」

――どんなところにすれ違いを感じていたのでしょうか。

益若 うーん、そうですね。老後に私が動けなくなったとして、果たして私の介護やサポートをしてくれるのかなと思ったことがありました。その時、老人ホームのほうがいいかもとか考え出した途端、今のうちにしっかりお金を貯めなくちゃとか、わりと真剣にライフプランを考えだしたんです。あとは私がテレビに出るようになって色々な方のお話を聞く中で視野が広がったぶん、自分の未熟さや相手との価値観の違いも浮き彫りになったかもしれません。それでも前まではいつかは再婚できたらと考えていましたが、今はしてもいいし、しなくてもいいなって思ってます。

――「再婚したい」から「してもしなくてもいい」へ、心境の変化があったんですね。

益若 法律婚をしたら子どもの名字が変わりますよね。それも悩みますし、そもそもこの後一生、ひとりの人を愛し続けるって、人生100年時代にかなり無理なんじゃないかと周りと話します。芸能人はよく離婚すると思うかもしれないですけど、周りの人たちを見ていると、そもそも失敗しやすいと思うんですよ。

 交際をオープンにできないから旅行もデートもほとんどできません。相手が店員さんにどんな対応をするか、知らない土地に来たらどんな振る舞いをするか、何にも知らないまま密室デートを繰り返して、一回も一緒に外へ出ずに結婚しちゃうことだってあるようなもの。それは、うまくいかないことがあっても仕方ないですよね。「結婚は最低でも3回するのが当たり前」みたいな時代が来るかもしれません(笑)。

自分を出すのが当たり前、恋愛は犯罪じゃないですよね

――益若さんはプライベートをオープンにされていますが、海外だと授賞式にパートナーと出席したりして、交際がタブーという感覚はなさそうですよね。

益若 私は読者モデル出身で芸能人という意識もないから、自分を出すのが当たり前だと思ってたんですよ。それに恋愛は犯罪じゃないですよね。好きな人を好きと言うことの何が悪いのかわからないんです。あと、私が誰と付き合っていようと、「益若つばさ」という商品としての価値は変わらないとも思ってて。たとえばある俳優に恋人がいても、その人の演技の素晴らしさは変わらないと思う。それと同じようなことじゃないですか?

「指輪をどの指につけているか」だけで報道されることもあります。でも人によっては、その指輪がその時しっくりくる指につけているだけで。そういう他人の一つひとつの行動に一喜一憂する人がいること自体、すごく不思議です。プライベートが充実していたら仕事もいいパフォーマンスが発揮できるでしょうし、人から見ればあきれるような恋愛をして失敗したとしても、私はその人の仕事ぶりとは直結させないですね。

 海外では好きな芸能人が結婚しようが離婚しようが子どもがいようが、「あなたの作品が好き」とか「あなた自身が好き」みたいな感じだと思っています。日本もそうなってくれたらもっとみんなハッピーになれるのに、と思います。だから私はどこでも、彼がいたら一緒に出かけてますよ。撮られるのは嫌ですけどね(笑)。

写真=深野未季/文藝春秋

益若つばさ 避妊リング「ミレーナ」“炎上覚悟”で公表のワケ「“はいマウント、承認欲求強め”で片付けられないように」 へ続く

(小泉 なつみ/文藝春秋)

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