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愛子さまは「私もやがて一人で公務に行きます」 “パンプスデビュー”逸話とナチュラルストッキングの“こだわり”

文春オンライン / 2021年8月30日 12時0分

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愛子さま ©JMPA

「また来てね、うちに!」

 天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(19)が学習院女子高等科の卒業式に臨まれた日、式を終えて記念撮影をされていた時に、ご友人にこう声をかけられていた。愛子さまの楽しそうなご様子から、新御所のことも念頭に置いて話されていたのだろうかと思った。現在、愛子さまは学習院大学の2年生で、大学は夏季休業中だ。

引っ越しの間、ご一家は異例の“宮殿ご滞在”

 ついに天皇ご一家は9月15日から皇居内の新御所で生活を始められる。しかし、10日間にわたって予定されている赤坂御所から皇居への引っ越し作業の間、ご一家が皇居・宮殿に居住すると報じられた。お引っ越しにあたってご一家は地方の御用邸に滞在されるのでは、といわれていただけに、非常に驚いた。

「天皇陛下が、コロナ禍での地方への移動などを固辞する考えを示され、宮内庁が天皇陛下の意向も踏まえて改めて検討した結果、10日間、天皇ご一家が皇居・宮殿内で生活される見通しになった」(NHK、8月26日)という。

 本来宮殿といえば、重要な儀式や皇室行事に使われる建物で、天皇陛下や皇族方が一般参賀で姿を見せられる東庭や、信任状捧呈式、新年行事「歌会始の儀」の会場となる松の間などで知られる。天皇陛下や皇族方が、短期間でもお住まいになることを想定されている場所ではないだろう。

 天皇の宮殿へのご宿泊は、1971年、海外ご訪問を前にした昭和天皇が宿泊のリハーサルのため香淳皇后と1泊されて以来、ちょうど50年ぶりの異例なことで、「御座所は鳳凰の間、御食事は芳菊の間、御召替所は萩の間、御寝室は花の間を使用される。御夕餐前には、通御廊下において内廷関係の随行員内定者七名に皇后と共に御会釈を賜う」(「昭和天皇実録」)と記録されている。

ご多忙の愛子さま 側近も「あまりお姿を拝見していなかった」

 夏休み前の愛子さまは、大学の試験やレポート提出などの課題でとても忙しくされていたようだ。お引っ越しにあたっての準備もおありだったことだろう。側近も「あまりお姿を拝見していなかった」という。ただ、昨年詳細が明らかになった愛子さまの「蚕(カイコ)飼育」については、今年も“成長の記録”が公開され、宮内庁担当記者たちを驚かせた。学習院初等科に通われていた頃から、10年以上にわたって大切にカイコを飼育されてきたようだ。今年は愛子さまや侍従が撮影した写真4枚が公開され、中でもカイコの顔がはっきりとうつった写真のインパクトは大きい。

「愛子さまはお小さい頃から虫や小動物がお好きで、専門家の方から指導を受けながらいろいろなものを飼っておられ、赤坂御所でも犬の『由莉』(ゆり)、猫の『みー』と『セブン』のお世話をされてきました。愛子さまが成年を迎えられて単独の公務に取り組まれるとしたら、動物愛護にまつわるご活動に関心を持たれるのではないでしょうか。 

 それから、今回の東京オリンピックに際してはご一家で観戦され、国境を越えた選手同士の交流に感銘を受けられたそうですが、愛子さまが初めて両陛下と車椅子バスケットボール選手権大会の試合会場を訪れられた時、食い入るように熱心に観戦されていたこともありました。初等科ではバスケットボール部に所属されていて、東宮御所のお庭にバスケットゴールを作って練習されていたようです」(宮内庁関係者)

 2017年5月、ご一家は「第45回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会」の試合を観戦され、懇談の場では、愛子さまが選手たちに「どういうきっかけで始められたのですか?」「練習は厳しいですか?」という風に積極的に話しかけられたという。

 当時、女子高等科1年の愛子さまはショート丈のノーカラージャケットにスカート部分がボリューミーなワンピースをお召しになり、ホワイトのパンプスとミニバッグを合わせられていた。フォルムのバランスや、ホワイトとミントグリーンの配色から、清楚で上品な雰囲気の中にも“おしゃれさ”を意識されていることが伝わってきた。

愛子さまが「パンプスデビュー」された夏休み

 愛子さまは、TPOに配慮されてのことか、私服でご両親の公務に同席されるような時は、ほとんどの場合、ナチュラルストッキングをお召しになっている。今でも忘れられないのは、愛子さまのパンプス姿を初めて拝見した時のことだ。

 2015年7月、女子中等科2年の夏休み中だった愛子さまは、戦後70年の節目に「昭和館」(千代田区)を訪れられた。この日、愛子さまは子供用のストラップ付きの革靴にレースのソックスといった組み合わせではなく、アイボリーのパンプスにナチュラルストッキングをお召しだった。パンプスは安定感のある低めのウッドヒールだ。愛子さまがお召しのほんのりとした桜色のボレロとワンピースのアンサンブルは、全身ホワイトで統一された雅子さまのお召し物とのコラボレーションも考えて選ばれたのではないだろうか。

 この頃、愛子さまは学校でも“お姉さまがたのように、私もやがて一人で公務に行きます”というお話をされるようになったという。今年12月に愛子さまが20歳の誕生日を迎え、成年皇族となられるまであと約3カ月だ。愛子さまの「パンプスデビュー」は、長年取材を続けている記者として、しみじみとご成長ぶりを実感する出来事だった。

(佐藤 あさ子/文藝春秋)

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