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「私としては、やってないことはやってない!」“懲役4年”秋元司衆院議員が語っていた今後のこと

文春オンライン / 2021年9月17日 6時0分

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取材に対し、「二階さんとは電話で話す」とも語ったが…… ©文藝春秋

――実刑が下されたらどうする?

「そりゃ、最高裁まで戦いますよ」

 7月28日朝、駅頭に立つその男は「週刊文春」の取材にそう答えていた。

 カジノ事業を巡る汚職事件。東京地裁は9月7日、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた衆院議員の秋元司被告(49)に懲役4年の実刑判決を下した。

 社会部記者の解説。

「秋元被告はグレーのスーツに、イメージカラーの緑に近いエメラルドグリーンのネクタイを身に着け、左胸に議員バッジを着けて出廷しました。しかし、裁判長は『秋元議員の供述は全く信用できない』と一刀両断。収賄の罪だけなら執行猶予を選択する余地が残されていたとした上で、証人買収の罪を重ねたことが実刑になった理由と説明しました。会見した弘中惇一郎弁護士によれば、秋元被告は『考えた中で最悪のシナリオ。ムカつく』などと語っていたといいます」

 判決後、秋元被告は東京拘置所に勾留されたが、東京地裁に保釈保証金1億円を納付し、保釈された。

「秋元被告は収賄罪で起訴された後の昨年2月、保証金3000万円を納付し、保釈されたものの、9月に証人買収罪で起訴され、3000万円は没収された。再び勾留されましたが、今年6月に保証金8000万円を納付し、保釈。今回、更に2000万円保証金を積み増した。計1億3000万円の保証金を納付しています」(同前)

 三たび保釈された秋元被告。自民党は離党したが、今も東京15区からの出馬を諦めていないという。「週刊文春」は冒頭のように、判決の1カ月半前、街頭演説を行う秋元被告に話を聞いていた。

「着せられた濡れ衣を晴らすべく動いていく」

――支援者回りも?

「(質問に被せるように)毎日やってますよ。町内会だったり、支援者のお宅を回ったり。朝から晩まで。そりゃ『あなた、なんでこんなことになっちゃったの』って声はありましたけど」

――議員辞職した河井克行氏や菅原一秀氏らについて。

「それはそれで、彼らなりの言い分があるんだろうし。私としては、やってないことはやってない!」

――秋元氏は責任の取り方をどう考えている?

「要するに何が問題かっていうとさ、勝手にさ、検察は一方的に権力を振りかざし、私の政治活動の邪魔をしている。私は私で、お出しできる証拠やデータは示して、着せられた濡れ衣を晴らすべく動いていく」

 そして「最高裁まで戦う」と語った秋元被告。「最高裁でもダメなら?」と尋ねると、こう答えた。

「それは絶対にない。ああいうのって、ね。俺のメモ、ちゃんと読んでる?(全部で)171頁、公判記録。どんどん読んでよ」

 だが、公判記録が浮き彫りにするのは、秋元被告の罪深さだった。

※当初「計2億1000万円の保証金を納付」と記述していましたが、正確には「計1億3000万円の保証金を納付」でした。事実確認が不十分でした。お詫びして訂正いたします。(2021/9/19 18:20)

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月23日号)

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