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「不安はなかったです。ギャルだったから(笑)」16歳で妊娠したギャルママ・聖菜が離婚し、シングルマザーになったワケ

文春オンライン / 2021年9月27日 17時0分

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©今井知佑/文藝春秋

《16歳で妊娠》「軽い気持ちで検査したらまさかの陽性で…」「ママに殺される」厳格な両親に妊娠を伝えた日 から続く

 現在19歳の『egg』モデル・聖菜さんは2歳の娘を育てるギャルママとして世間から人気を得ている。

 彼女の魅力は一体どこにあるのだろうか。妊娠、結婚、離婚、子育てについて詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/ 前編 を読む)

◆◆◆

子供を産んでいなかったら絶対にモデルにはなっていなかった

——モデルを始めたのはいつ頃だったのでしょうか?

聖菜 高校3年の時ですね。娘を産んで育てている中で、少し精神的に落ち込んでいる期間があって、そんな時にお母さんが私のことを動画に撮って、TikTokにあげたんです、そしたらその動画がめちゃくちゃバズって。いろんな事務所から連絡がきました。その時に声をかけてくれたのが今の事務所です。そこから「egg」の専属モデルになることになって、今に至ります。

 子供を産んでいなかったら絶対にモデルにはなっていなかったと思います。現状から抜け出したいというか、もっといろんなことに挑戦してみたいって思えて、それがすごく良かったです。

——モデル、ママ、高校生だった時期があったんですよね。

聖菜 そうですね。娘を産む前に「子供が生まれたらお風呂に入る時間もなくなるよ」って言われたんですけど、そんな時間もないってどういうことって思っていたんです。でもその言葉通りで、すべて娘中心に考えて、そわそわしていて、自分の時間なんてほとんどなくて、そんな中で、学校のレポートをこなして、撮影に行くっていうのは本当に大変でしたね。実家で家族のサポートがあったからできたことです。その環境に感謝しています。

——自分の想像していた生活とギャップはありましたか?

聖菜 周りの友達が高校生で、しかもJK最後の歳だから、すごく楽しんでいたんです。その時は「母になるってことはこういう感じなんだ」って現実を感じました。後悔したわけでもないし、すごく幸せなんですけど、今まで通りには行かない環境に慣れるまでは大変でしたね。自分の時間を取れないので、娘を抱っこしながらメイクして、寝ている間の少しの時間にパパッとお風呂に入って、娘中心の生活でした。

 学校帰りにスーパーで買い物していると知らない人に「爪やばくない」と言われたり、娘を抱っこして歩いてるとジロジロ嫌な目で見られたり…。ギャルでJKでママって本当に偏見があるんだなと思いました。

 でもモデルを始めてからはすごく充実しています。モデル仲間はみんな自分らしく生きていて私もこうなりたいってすごく思ったり。自分のやりたいことをやるっていうのはすごく重要なんだなって感じました。

「親なのにネイルしてんのかよ。危ないだろ」

——子育てをする上で大切にしていることはなんでしょうか?

聖菜 すべて100%でいようっていうのは一番大切にしていることです。もちろん娘が一番だし、すごく大切にしているんですけど、自分自身のことも大切にしようと思っています。例えば、私がSNSで発信していても心無いメッセージが来ることもあったんです。「親なのにネイルしてんのかよ。危ないだろ」とか「髪の色がお母さんらしくない」とか。でもお母さんっていろんな形があっていいし、やりたいことをやっていいって思っているので、全く気にせずやっています。それはある意味ギャルの自由で、自分のスタイルを貫くという魂のおかげかもしれないですね。

 ママ=こんな人っていうのはすごくいやでした。ママになってからモデルを始めて、アパレルブランド「La-La」をプロデュースしたり、カラコンのプロデュースを始めたり、本当にいろんなことをやらせていただけましたね。あとはなんとかなるっしょっていう気持ちですかね。もちろんいろんなことは考えて決断するけど、考え過ぎても未来のことはわからないので、そこまで悲観的に考えずになんとかなる、大丈夫ってポジティブに考えるようにしています。

——子育てをする上でお母様の存在は大きかったのでしょうか?

聖菜 本当に大きかったです。私が学校や撮影でいないときは娘のことを見ててくれました。でも、私が家にいるときは一切手を貸さないという感じでしたね。自分で調べて自分でやりなさいって言われていました。今はYouTubeでなんでも見ることができるので、その都度検索して覚えていきましたね。それまで料理も洗濯もほとんどしたことがなかったし、なんでもお母さんがやってくれていたので、そのありがたみをすごく感じました。そういう風にビシバシ接してくれていたので、今ではなんでもできるようになりました。人間としてすごく成長したように思います。

彼は“家庭的な奥さん”を求めていた

——彼との結婚生活はどうでしたか?

聖菜 私の実家で一緒に暮らしていたんですけど、最初は大変でした。娘のミルク、夫のご飯、お弁当作りに…。でもいろんな新しい経験ができて新鮮でしたね。でも喧嘩もたくさんしましたね(笑)。お互い新しい環境に慣れるのが本当に大変で言い合いもしたり。

——彼とは2020年8月に離婚したんですよね。結婚生活は1年ちょっとだと思うんですけど、どうして離れるという決断に至ったんでしょうか?

聖菜 彼は私のことをすごく愛してくれていたんですけど、それが私にとってはプレッシャーというか心の負担になってしまって。彼が大事にしているものって家族だったんです。彼は聖菜に対して“家庭的な奥さん”を求めていたのに対して、聖菜はもっともっと自分の世界を広げていきたかったんです。

 だから彼といると仕事に行くのもなんか罪悪感を感じてしまったり、頑張ろうと思っても頑張りきれなかったり。そういう中で、価値観の違いというか、ズレが生じていました。その時に一緒にいるべきではないなと思って彼に別れたいと伝えて。彼はすんなり受け入れてくれたわけではないですけど、話し合って離婚することを決めました。

自分のペースで周りと比べずにやるのが一番なのかなと思います

——離婚して1人で育てていくことに不安はなかったですか?

聖菜 なかったんですよね。それもギャルだったから(笑)。普通将来について考えるんでしょうけど、なんとかなるっしょっていう気持ちでいました。娘も大きくなるにつれて、意思疎通が少しずつできてきたり、手も前ほどかからなくなったので子育てはだんだん自信がついてきました。あとはモデルを始めてある程度自分でお金を稼ぐことができてきたのも大きかったですね。

 もちろん別れを決めた直後はさみしかったし、この決断は正しかったのか、わからなかったです。けど今は胸を張ってあの時決断してよかったって思っています。

——離婚することに対してご両親の反応はいかがでしたか?

聖菜 そばで見ていたお母さんもそうした方がいいと思うと言ってくれましたね。

——現在は実家にいらっしゃるのですか?

聖菜 そうです。神奈川にある実家で家族みんなで娘を育てています。離婚した時に彼が娘には会いたいと言っていたので週に1回は会っています。なので大人みーんなで娘を育てている感じですね。

——今娘さんはおいくつですか?

聖菜 2歳半になりました! 最近は歩いたり話したり、とっても幸せです! 今がとってもハッピーで世間から大変な道選んで、不幸そうとか言われたりするんですけど、むしろすべての選択が本当によかったって胸を張って言えます。あとは異常なくらいポジティブな自分の性格に感謝していますね(笑)。なんでもプラスに考えています!

——最後に10代で子育てしている人にメッセージはありますか?

聖菜 私の場合は家族のサポートがある上での生活なので、この生活ができていますが、親に頼れなかったり、子育てに悩んでいたり、いろんな形の若ママさんがいると思います。自分のペースで周りと比べずにやるのが一番なのかなと思います。

 相談したいことは誰かに聞いたり、友達に頼ったり、そうやって周りにどんどん頼ってほしいです。子育てについてYouTubeで発信しているので見に来てください!

(「文春オンライン」編集部)

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