スカートのなか盗撮の朝日記者を、“同業者”日テレ系カメラマンが通報

文春オンライン / 2017年11月18日 7時0分

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朝日本社も頭が痛い ©文藝春秋

「一言でいえば温厚。妻子もいるのにこんな事件を起こすなど想像もつきませんでした」(増田容疑者の知人)

 7日午後4時半頃。JR山手線車内で、小型カメラが入った紙袋を女性のスカート内に差し入れたとして、朝日新聞東京本社・報道局スポーツ部記者の増田啓佑容疑者(35)が都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された。逮捕のきっかけは皮肉にも、同じマスコミ業界で働く報道カメラマンの通報だった。

「増田容疑者は事件当日は休日で、マスコミ対抗の野球大会に参加。打ち上げののち、電車に乗ったようです。その際、品川駅のホームに偶然居合わせたのが日本テレビ系列会社のカメラマンだったのです」(社会部記者)

 日本テレビは事件の様子を番組で再現。それによると、カメラマンは品川駅でホームが空いている中、女性の背後に立つ増田容疑者を発見。不審に思い、別の車両に乗り監視していると、右手で携帯をいじりながら左手の紙袋を女性のスカートに突っ込む行動を確認。浜松町駅で降車し、再び田町駅に向かった増田容疑者を追跡し、田町駅で降車した同容疑者を追い抜きざまに紙袋の中を覗くと光るものが見えたので「カメラだ」と確信、110番通報したという。

 増田容疑者は06年に記者職として朝日新聞社に入社。「12年から本人の希望で大阪のスポーツ部に配属され、主にサッカーを担当していた」と朝日関係者は証言する。

「安定感を見込まれて今年9月、東京に異動。事件数日前にラグビー日本代表の記事を書いていましたし、犯行を起こす気配はまったくなかったようです」(別の朝日関係者)

 一方、お手柄カメラマンは「最近では大麻取締法違反容疑で逮捕された元アイドルグループのメンバーが保釈された際、実家の玄関先で頭を下げるシーンを中継時間内に撮影し、社内で表彰を受けています。事件当日は仕事明けだったようですが、持ち前の正義感から取った行動だと思います」(日テレ関係者)。

 取り調べに対し、増田容疑者は「数カ月前から同様のやり方で盗撮していた。やめられなかった」と供述しているという。また朝日新聞社は「事実関係を確認したうえで、厳正に対処します」とコメント。

 盗人を捕らえてみれば同業者なり。

(「週刊文春」編集部)

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