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〈厳選〉これほどコスパに優れたアイテムはない…100円ショップ「セリア」で発掘した便利すぎる“釣りグッズ”7選

文春オンライン / 2024年7月5日 17時0分

〈厳選〉これほどコスパに優れたアイテムはない…100円ショップ「セリア」で発掘した便利すぎる“釣りグッズ”7選

釣り専用のハサミ

 100円ショップ(均一価格ショップ)の釣り業界進出が猛スピードで進んでいる。業界1位のダイソーはもちろん、2位に位置するセリアも毎年のように釣りに関する新アイテムを量産し、そのどれもがしっかり釣り人目線で作り込まれたものなのだ。

 ダイソーが1000円まで価格に幅を持たせる一方で、セリアは徹底的に100円にこだわり続けている。今回は初志貫徹に“100円釣具”で勝負するセリアのコスパ最強アイテム7選を紹介する。

◆◆◆

切れ味抜群のフィッシングシザース

 釣りに欠かせないギアといえばハサミ。ラインを切ったりエサの大きさを整えたり、ときには魚のエラを切って血抜きをしたり…釣りはとにかく切りたいものが多い。

 釣具の中で最も使用頻度が高く、複数所持しておきたいハサミが100円で手に入るのならば、放っておく手はない。セリアで販売されているフィッシングシザースは、その名の通り釣りに特化した仕様になっている。釣り人目線で注目したポイントは以下のとおり。

・PEラインがスパっと切れる

 刃が鋭利かつ、かみ合わせが良いので、普通のハサミでは切りづらい繊維系のPEラインでもスパっと切ることができる。また、刃がギザギザ形状になっており、ラインが滑らないことも切りやすさに一役買っている。

 とても100円のクオリティとは思えない。多少の劣化はあれど、使用後に海水や付着物を洗い落せば長く使うことができる。

・持ち手が広く握りやすい

 刃先は釣りに必要最小限の長さだが、グリップ部は広く、扱いやすくなっている。冬場の釣りでは手がかじかむため、握りやすい設計は重宝される。100円にこだわり続けるセリアの本気が垣間見えるアイテムだ。

釣りをストレスフリーに! 仕掛け用ファイル[S]

 私はフックを種類別に分けて収納している。

 ポケットが8つあり各両面に収納できるため16種類のフックをまとめることが可能だ。

 フカセ釣りに必要な針をサイズごとに分け、さらに別のファイルには大物釣りに必要な針を整理しておくと釣り場で取り出しやすい。耐久性もあるため高コスパ間違いなし!

 補足としてファイルの縦幅が少し短いため、カバーをあらかじめカットして使うとスムーズに取り出せる。釣りにハマると針の種類も増えるので100円で釣りをストレスフリーにしよう!

煩わしい小物を全てひとまとめ! 3段パーツケース

 続いては多数の小物をコンパクトにまとめられる3段パーツケース。

 3種類の異なるポケットがあり、それぞれ特徴にあった釣具を収納できる。

 オススメの収納物はウキ釣り関連のアイテムだ。ウキ釣りは外で落としたら見つからないほど小さなパーツも多く、管理が慎重になる釣りである。そこで8つポケットが備わったパーツケースは重宝する。

 蓋を開けた一番目にはシモリ玉、ウキスイベル、スナップサルカン、絡まん棒など基本的な仕掛けが収納でき、一番広い中央のスペースには、電気ウキのパーツなどが収まる。下段は細長いポケットのため、電気ウキの電池「未使用・使用済み・空」を分けて管理することができる。

 あくまで一例に過ぎないが、自分の釣りに合わせてちょうどいい小物を収納してみよう。

サビキ釣りをコンパクトに! マルチハンガー[S/M]

 痒いところに手が届くサビキ釣りサポートアイテム。

 サビキ釣りと一括りに言っても現場で使用する小物は多く、ひとたび時合に突入するとコマセスプーンやフィッシュグリップをどこへ置いたか分からなくなるなんて経験はないだろうか(筆者だけの悩みか……?)。そんなうっかりさんでもマルチハンガーがあれば安心して釣りができる!

 私のカスタム方法はこうだ。

 まず、コマセ用のバケツにマルチハンガーSを取り付け、そこにセリアの釣りコーナーで販売している外付けケースを装着する。そこに、コマセスプーンとフィッシュグリップを入れれば……サビキ釣りが一気にコンパクトに!

 収納場所を決めておくことで魚が入れ食いになっても手返し良く釣り続けられる。汎用性が高くバッカンや水汲みバケツにも取り付けられるのでタックルボックスに常備しておきたいアイテムだ。

常識外れの価格! リールを外傷から守るリールカバー

 これまでリールカバーは釣具店で1000円前後する商品だったが、セリアがその市場を変えてしまった。たった100円でリールを外傷から守ることができるのだ。

 サイズ展開はスピニングリール用が2タイプ(1500番~2500番、3000番~4000番)、またベイトリール用も2タイプ(200~400番、500~750番)。素材はポリウレタンが使用されており、安心できる厚みがある。

 ただしリールを無理やりタックルボックスにすし詰めにするとベール(ラインを巻き取る機構)やハンドルが歪んでしまうため重ねて入れるのは厳禁。

 3000~4000番の大型専用リールカバーなら、ロッドに装着したまま収納できるため余裕のあるサイズを購入することをおすすめする。

たった100円でルアー釣りを快適に! スリム小物収納ケース×ウレタンパッド

 続いてはメバルやアジなどの回遊魚を狙うルアー釣り「ライトゲーム」で使用するワームケースを紹介。ルアー釣りに求められる性能がたった100円にぎっしりと詰まっている。

 まずは、なんといっても極薄(縦10.8cm/横17.2cm/高2.2cm)な仕様がありがたい。

 ルアー釣りは移動ありきのため、軽量かつコンパクト性が求められる。2.2cmの高さは必要最小限のワーム(針やオモリもOK)入れとして最適である。

 ただ薄いだけでなく素材が肉厚なのも触れておかなければならないポイントだ。バックルもかっちり閉まる安定感がある。

 一昔前は100円の小物入れと言えば薄いプラ製でチープさを感じてしまうものがほとんどだったが、100円で限界までコスパを追求するセリアの情熱が伝わる。

 使い勝手もよい。収納物のサイズによって仕切りを調整できるので小~中サイズのワームから、あらかじめジグヘッドを装着した状態でも収納できるのだ。

ウレタンパッドと組み合わせるとジグヘッドケースにも

 スリム小物収納ケースの内寸に合わせてウレタンパッドをカットし、適度な間隔で縦に切れ込みを入れる(1~2cm程度)。

 そして、収納ケースの底面に張り合わせ、ジグヘッドのサイズに合わせて切れ込みを入れれば、ジグヘッドケースに様変わり。

 セリアはワームそのもののバリエーションも豊富なので、300円で揃う格安ワーム&ジグヘッドケースで、ぜひライトゲームにチャレンジしてみてください!

これほどコスパに優れたアイテムはない…リペアに必要不可欠なルアー補修液 

 最後に紹介するのは釣具リペアに必要不可欠なルアー補修液。

 ひび割れたルアーに塗り、紫外線ライト(ブラックライト)をあてると、合成樹脂が硬化し、ひび割れが補修できる。

 塗った液体の色が半透明に変わるまでライトを照射させると、ものの1分ほどで硬化する。

 たとえ100円のルアーでも補修して再利用できれば、ルアー補修液代の元を取ったも同然。これほどコスパに優れたアイテムはない。

 ちなみに、私は遠投用発泡ウキの羽根のひび割れに重宝している。

 ウキ自体が高価で、破損の大部分は羽根に集中するためルアー用補修液でリペアできるとお財布にも優しい。

 100円で値段以上の価値を提供し続けるセリアの今後の新作にも目が離せない!

 今回紹介した釣りはYouTubeの「ぬこまた釣査団チャンネル」でも詳しく紹介しているので、ご視聴&チャンネル登録をよろしくお願いします。

(ぬこまた釣査団(大西))

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