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全裸で胸をまさぐる大胆な自慰、森の中での生々しい絡み、高橋一生との同棲…尾野真千子(42)の“売れ続ける”女優人生の秘密《「虎に翼」でも話題》

文春オンライン / 2024年6月24日 7時0分

全裸で胸をまさぐる大胆な自慰、森の中での生々しい絡み、高橋一生との同棲…尾野真千子(42)の“売れ続ける”女優人生の秘密《「虎に翼」でも話題》

尾野真千子 ©時事通信社

 人気沸騰中の朝ドラ『虎に翼』で、女優・尾野真千子(42)のナレーションが密かな話題になっている。

 ドラマの状況に加えて伊藤沙莉演じる主人公の心情を伝えることも多く、最初は「どうして本人がやらないの?」という声もあったが、次第に「寅子とのシンクロ感がすごい」や「語りは語りで楽しみ」と好評の声がSNSにあふれ、今ではすっかり『虎に翼』名物のひとつになった。

 一部では「ひょっとしたら『おしん』のように壮年になったら尾野さんにキャスト交代するのでは?」という憶測も飛ぶほどだった。

 尾野は1981年11月4日、奈良県吉野郡の西吉野村(現・五條市)で生まれた。14歳の春に映画監督の河瀬直美にスカウトされるまでは、女優や芸能人を志していたわけではなかったという。

「殯の森」で演じた森の中での生々しい濡れ場が話題に

 翌年、15歳で河瀬監督の映画『萌の朱雀』で主演デビューし、シンガポール国際映画祭の主演女優賞や高崎映画祭の最優秀新人女優賞を受賞した。17歳で『NHKドラマ館 余命半年 生前給付3000万円の夢』でドラマデビューはしたが、焦って上京するわけでもなく、地元の高校を卒業してから18歳で本格的に女優・芸能活動を開始した。

 以降はコンスタントに映画・ドラマに出演。大ブレイクは22歳の時だった。映画『世界の中心で、愛をさけぶ』への出演や、NHK大河ドラマ『義経』での滝沢秀明演じる源義経の正室役で全国区になり、24歳の時には朝ドラ『芋たこなんきん』にも出演。じつにスマートにキャリアをアップグレードしていった。

 清純派のイメージが強かった尾野の転機となったのは、デビューのきっかけを作った河瀬監督の映画『殯の森』(07年)。約10年ぶりの河瀬監督とのタッグで、地元の奈良県で撮影、しかも演じる役名が「真千子」という、尾野の人生において記念すべき作品となった。中でも尾野が演じた森の中での濡れ場は大きな話題になった。

 介護士役の尾野が、妻を亡くして失意の日々を送る初老の男性の介護を担当するところから物語は始まる。彼の妻が眠る森へ2人墓参りに出かけるが、突然のゲリラ豪雨に襲われる。雨がやみ2人は焚き火で暖をとるが、次第に弱っていく男性を前に尾野は着ていた黒い下着を脱ぐと、男性の服もはぎ取って全裸で背中に抱きつき、全身をさすり始める。

 そして2人は、森の中で互いを激しく求め合う。焚き火の揺らめく灯りに照らされ、尾野のあらわになったバストが揺れ動く映像は幻想的ですらある。喘ぎ声は寒さゆえのものか、快楽かわからない。互いに大切なものを失った者同士の情愛や絆を感じさせる名ラブシーンとなっていた。

 監督の河瀬はこの映画で、日本人監督としてはじつに17年ぶりに2007年度のカンヌ国際映画祭の審査員特別大賞を受賞した。

全裸で切ない吐息をもらしながら胸をまさぐり…

 28歳での映画『真幸くあらば』では、およそ10分にもわたる過激な自慰行為シーンを披露。全裸で切ない吐息をもらしながら胸をまさぐり、股間にも手を伸ばす。役に入り込むあまり、観客からは「リアルに感じているようにしか見えない」と反響が上がった。

 それでもクリアなイメージは変わらず。29歳で朝ドラ『カーネーション』で初主演。ファッションデザイナーのコシノジュンコらコシノ3姉妹の母、小篠綾子がモデルの役を演じ、尾野は東京ドラマアウォードの主演女優賞や、朝ドラ初のギャラクシー賞テレビ部門・大賞受賞という快挙を成し遂げた。

 筆者は、尾野が20代前半の頃に何度か取材や記者会見に出席しているが、常に飄々として、何事にもあっけらかんとしている印象を受けた。

「今後一緒に仕事をしてみたい監督や作品は?」という質問に「特にありません」と即答し、仕事の選び方についても「役者としての信念みたいなものはないので、その時々の気持ち次第で選ばせていただいています」と極めて正直に答える。

 だが今振り返れば、彼女の「時々の気持ち」が常に時代の流れを正確にキャッチしていたことは間違いない。

高橋一生との同棲、ほっしゃん。との不倫疑惑も

 私生活では28歳の頃に高橋一生との恋愛・同棲が報じられ、ほぼ同時期にお笑い芸人のほっしゃん。こと星田英利との不倫疑惑も浮上したことがある“恋多き女優”でもある。

 33歳で芸能事務所LDHの取締役(当時)と結婚したが、2年で離婚。尾野の主演ドラマ『最高の離婚』にかこつけた揶揄がSNS上ではささやかれたものの、39歳の時に沖縄在住の映画関係者の男性と再婚している。

 それでも尾野のクリアなイメージが持続したのは、彼女自身の“愛されキャラ”によるものだろう。

 取材に訪れた記者に対しても「みなさん、喉が渇きません? どうぞ飲みながらで」と気遣いを忘れず、質問に対しても変に構えず率直な言葉を口にする。彼女に接した記者から悪口を聞いた記憶はない。

 近年も、健気に生きるシングルマザーを演じた映画『茜色に焼かれる』(2021年)で第95回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝くなど、国内の主要な賞を総なめにしている。浮き沈みの激しい芸能界で、デビュー以来ずっと第一線にいるのは、彼女が“本物の女優”である証だろう。

(岩佐 陽一)

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