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「HYBEとの内紛騒動を自虐ネタに…」“NewJeans東京ドーム公演”鬼のプロデューサーミン・ヒジン(44)が涙したワケ《秘蔵写真多数》

文春オンライン / 2024年7月3日 19時0分

「HYBEとの内紛騒動を自虐ネタに…」“NewJeans東京ドーム公演”鬼のプロデューサーミン・ヒジン(44)が涙したワケ《秘蔵写真多数》

NewJeansの“母”と呼ばれるミン・ヒジン氏(44) ©上田康太郎/文藝春秋

〈 《秘蔵写真多数》「オーラを感じた」NewJeans東京ドーム公演直前の超過密スケジュールに密着した「キー局を次々に電波ジャック」 〉から続く

 6月26、27日に海外アーティストとしてはデビューから史上最速となる東京ドームでのライブを行った、韓国発のガールズグループ「NewJeans」。初の単独来日公演となった本公演は、両日とも全席完売。2日間で9万1200人を動員し、あらためて日本での人気の高さを証明した。

 ライブの中でメンバーがファンたちに向けて涙を流しながらこれまでの思いを語るシーンがあった。5人の涙に打たれ、ステージの袖ではそっと涙を拭うもうひとりの女性の姿があった。プロデューサーであり、NewJeansの“母”と呼ばれるミン・ヒジン氏(44)だ。

 ミュージシャンなら誰もが夢見る東京ドーム。きらびやかなステージに立った娘たちとそれを見守る母が涙した理由とは――。

ファッション面でも全世界をリード

 世界のトップスターBTSなどを抱える韓国の大手事務所「HYBE」が設立した子会社「ADOR」に所属するNewJeansは、ミンジ(20)、ハニ(19)、ダニエル(19)、へリン(18)、へイン(16)から成る5人組。

「NewJeansは“音楽通”も唸る楽曲を連発しています。平成初期に流行したJポップとR&Bを融合させた音楽が特徴的で、ビジュアルからではなく曲を入り口にファンになった人も多い。デビュー後に発売した4枚のCDは全てミリオンセラーを記録しており、持ち歌の累計ストリーミング回数は44億回超えと世界の音楽シーンを席巻しています」(芸能記者)

 むろんトップアイドルだけに、ファッション面でも流行をリードしている。

「若者を中心に“Y2K”と呼ばれる2000年前後のファッションが流行していますが、このリバイバルブームを引き起こしたのはNewJeansだと言われています。これもまた幅広い層に支持されていて、グッズを出すたびに即完売。入手困難が続いています」(同前)

 その熱量たるやすさまじいもので、公演当日の東京ドームの前には、開演12時間前だというのにグッズを目当てにしたファンによる長蛇の列ができていた。

 刻々と迫る開演時間。焦らしに焦らされたファンたちの熱気は、開演と同時に最高潮に達する。

昭和歌謡をサプライズ熱唱

「楽曲プロデュースを手掛ける250(イオゴン)氏の20分以上にわたる異例のDJタイムでスタートしました。会場が最も熱を帯びたのは、メンバーのソロステージ。先発を務めたミンジがVaundyの『踊り子』を歌唱したときは割れんばかりの歓声が鳴り響いた」(ライブ関係者)

 そのほか、ハニが松田聖子の『青い珊瑚礁』、へインが竹内まりやの『プラスティック・ラヴ』を熱唱し、X(旧Twitter)でトレンド入り、韓国の音楽チャートでも日本の“昭和歌謡”が急上昇するといった異例の反響が起きた。

「終演まで歓声は止むことなく、それを見ながらメンバーたちは感動のあまり泣いていました。ステージの袖で一部始終を見ていたミンさんも一緒になって涙を流していました。プロデューサーですから裏方に徹していましたが、会場の観客に向けて深々と頭を下げていた」(同前)

「最後の仕事になるかもしれない」

 ミン氏までもが万感胸に迫るかのように涙したのには理由がある。

「ミンさんは4月、HYBEからNewJeansを連れて独立を企てたとして業務上背任容疑で刑事告発されていました。この対立で今回の日本活動や東京ドーム公演の中止が心配されていましたが、今回、無事成功を収めて関係者全員が胸をなでおろしていた」(同前)

 喜びと安堵だけが涙を誘ったわけではない可能性も。

「ミンさんは今後もNewJeansのプロデュースを手がけると思われていますが、実は『東京ドームまではやらせてもらえるけど、その後は分からない』と関係者らに打ち明けている。NewJeansにとっては晴れの舞台となった東京ドーム公演ですが、ミンさんにとっては彼女たちとの最後の仕事になるかもしれないという悲しみもあったのでは」(テレビ局関係者)

 ミン氏の肝っ玉母さんぶりは音楽関係者の間ではつとに名高い。NewJeansに関する営業や打ち合わせがある際は必ず顔を出すという熱の入れようだという。その際、ミン氏が十八番にしているのが、HYBEとの内紛騒動を自虐ネタにした会話の“掴み”。

「複数の番組出演や、イベント、衣装の考案など、すべてミンさん自身が動き回っていて、メンバーと同じくらい忙しい。でも彼女、大変ですねと話しかけられると『HYBEとの事件に比べたら、あの子たちに比べたら大変じゃない』とユーモアのある返しをするんです。本当に母親みたいだなと」(同前)

港区の高級鍋料理店で“プチ打ち上げ”

 来日以降、息つく暇もないほど働きづめだった「母娘」に束の間の休息が訪れたのは27日。東京ドーム公演2DAYSを成功裏に終えた後だった。

 ドームにまだファンの熱気の余韻残る午後10時半。水道橋を後にしたNewJeans一行が向かったのは、港区にある高級鍋料理店だった。居合わせた客が話す。

「ふぐやすっぽんを堪能できる故・千代の富士(元横綱)が監修していたお店です。現役アスリートが通うほど、体づくりに特化した食事を提供していて、中でもちゃんこ鍋は絶品です。ミンさんやスタッフが韓国語でメンバーに『いっぱい食べな』とか、『お疲れ様』と言っていましたね。ライブに参戦できず残念に思っていましたが、こんなところで会えて興奮しました」

 この“プチ打ち上げ”に参加していたのは、公演でオープニングアクトを務めたDJ・250と、ハニ、へイン、ミン氏、そしてスタッフ含めた計9名。他のメンバーは滞在先のホテルへ直行したようだった。

 打ち上げがはねたのは日付も変わった午前0時50分。ホテルに戻ったハニ、へイン、ミン氏は関係者ひとりひとりに「カムサハムニダ~」と感謝を述べて回り、3人一緒に笑顔で部屋へと戻った。

ラフォーレ原宿でショッピング

 6月28日、ミンジとへリンの姿はラフォーレ原宿にあった。お目当てはセレクトショップ「GR8」。この日は朝から2人で買い物に興じていたようだった。

「『GR8』でミニバッグ、スニーカー、シャツなどを吟味して購入したようです。近隣の『Supreme』もお目当てだったみたいです。気づいたファンからサインを求められるとにこやかに応じていました。へインさんも原宿にいたみたいで、ネイルが終わったら合流すると言ってました」(店舗関係者)

 だがこの日も丸1日オフにはならないのが人気者のつらいところ。午後7時羽田発の最終便で、大阪へと向かったのだ。

「29日は抽選で当選したファンとのオフラインイベントが梅田でありました。午後3時半には終了して、午後4時半には伊丹空港へ。羽田に到着したその足で、今度は生放送の『Venue101』収録のためNHKに直行しています」(イベント関係者)

 強行軍で出演した生放送を終えたのは午後11時半。翌30日には江東区有明でオフラインイベントが開催された。

「午後4時半にイベントを終えて、翌日放送の『CDTV ライブ!ライブ!』収録のためTBSへと向かいました。足を怪我しているへインさんだけホテルに帰ったみたいですね」(同前)

“極秘打ち上げ”を撮った!

 午後9時20分ごろ、突然降り出した豪雨の様子を確かめるかのように、ミン氏がホテルから顔を出すと、にわかに雨は上がった。満足そうな表情で送迎車に乗り込んだミン氏が向かった先は新宿区の料亭をフルリノベーションしたホテル。

 時を同じくして、TBSの収録を終えたメンバーらは滞在先のホテルへとんぼ返り。へインがロビーで自撮りしながらそわそわしていた。そして再びメンバー全員がホテルを出て、向かった先はミン氏の待つ料亭ホテルだった。

「築70年の老舗料亭をリノベーションした一棟貸しのホテルです。全館貸切でプライベートバトラーや、シェフも常駐、ディスコなんかも完備していて宴席にも利用できます。宿泊は1泊60万越えと富裕層向け。かねてからミンさんが懇意にしている音楽プロデューサーの藤原ヒロシさん御用達ですから、紹介してもらったんでしょう」(同前)

 さながら母娘水入らずの時間。楽しい時間があっというまに過ぎ。午前1時57分、6人はそれぞれ料亭ホテルを後にした。

 パーティーは約4時間の長丁場だったが、話し足りなかったのか、静まり返った街中には東京ドームでは決して聞けないNewJeansの生の声が響いていた。

(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)

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