超絶美脚、胸元を腕で隠した大胆ショット…“ポスト米倉”菜々緒(35)がもくろむ“悪女からの脱却”「初めての“へなちょこ役”が決定」
文春オンライン / 2024年7月5日 19時15分
![超絶美脚、胸元を腕で隠した大胆ショット…“ポスト米倉”菜々緒(35)がもくろむ“悪女からの脱却”「初めての“へなちょこ役”が決定」](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/bunshun/bunshun_71900_0-small.jpg)
菜々緒 ©文藝春秋
「今回彼女が演じるのは “有能”そうに見えて、漢字は読めないし、エクセルもまともに使えない“無能”な新入社員。これまでの“悪女”、“できる女”とは一味違う菜々緒さんが見られそうです」
菜々緒(35)についてそう語るのは、10月クールのテレビ朝日系ドラマ『無能の鷹』の関係者だ。同名の漫画を原作に、有能に見える女と無能に見える男、二人の新入社員が仕事に奮闘する姿を描く本作。
「脚本を務めるのは次の朝ドラ『おむすび』の根本ノンジ氏で、来月にも撮影が始まる予定。
菜々緒の相棒役となるヘタレサラリーマンに大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇を演じて話題の塩野瑛久が抜擢されたほか、井浦新や工藤阿須加などが出演予定です」(同前)
学生時代は体型へのコンプレックスを抱えていた
9頭身の抜群なプロポーションと美貌を武器に、数々の話題作に出演する菜々緒だが、意外にも芸能活動を始める前は、体型へのコンプレックスを抱えていたのだという。
「学生時代は身長が高く、痩せていることがコンプレックスで、それを武器にできる仕事を探す中で、芸能に興味を抱いたそうです。高校卒業後は大学に通いながらレースクイーンやラウンドガールをして、2009年頃からファッションモデルとして本格的な活動を開始。女性誌の専属モデルを経て、12年に女優デビューを果たした」(芸能記者)
“18歳&11センチ差カップル”で話題に
そんな菜々緒の名前が広く知られるきっかけとなったのが、2011年に報じられたT.M Revolution西川貴教との熱愛だった。
「二人はラジオ番組で共演したことをきっかけに知り合い、交際に発展。手をつないでデートする姿を『FRIDAY』にキャッチされた。当時、西川は40歳で菜々緒は22歳。18歳の年の差もさることながら、身長161cmの西川と172cmの菜々緒という11cmの身長差にも注目が集まり、“18歳&11センチ差カップル”と騒がれた」(同前)
12年のドラマ『主に泣いています』(フジテレビ系)で主演を勝ち取り、美尻と股下85cmの美脚を強調した「菜々緒ポーズ」が表紙の写真集『1028―24』で一躍ブレイク。以降は女優業に力を入れ、着実にキャリアを積みあげていった。
『ファースト・クラス』で“悪女役”の才能が開花
「ターニングポイントとなったのが、ファッション雑誌を舞台に女同士の激しいマウント合戦を描いた14年のドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)。毒舌の腹黒社員を演じたのをきっかけに、“悪女役”の才能が開花。オファーが続々と舞い込んだ。その集大成となったのが、18年の主演ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)でしょう。悪徳社員に対し、自慢の美脚でハイキックを食らわすダークヒロインを好演し、話題を呼んだ」(同前)
菜々緒自身が「悪女は私の名刺」と語るほどハマリ役だったが、その一方で正統派ヒロインを演じても“悪女っぽく見えちゃう”と悩んだこともあった。近年はそんなイメージから脱却すべく、医師やボディガード役にも挑戦し、“できる女”キャラにシフト。昨年は『忍者に結婚は難しい』で初めてフジテレビのゴールデン帯の主演を務め、さらに映画に2本出演した。
10年ぶりの写真集が初日に重版決定。人気の理由は?
さらに10年ぶりの写真集『DIVINE』では、大自然の中で胸元を腕で隠した大胆ショットを披露。発売初日に再重版が決定するほどの話題となった。その人気の理由をテレビ誌ライターはこう分析する。
「『女性が選ぶ“理想のボディ”ランキング』で5年連続1位を獲得し、殿堂入りを果たすなど、男性ファンだけでなく、女性ファンから圧倒的な支持を得ているのが、菜々緒さんの特徴です。菜々緒さんの美貌とスタイルを維持するためにストイックに努力する姿や、嫌われ役を演じることも厭わない、媚びない姿に憧れを抱く女性は多く、“女性が憧れる強い女性”を体現してきた米倉涼子さんのポジションを担う女優として熱い視線が送られている」
「へなちょこな役もやってみたいです(笑)」
“ポスト米倉”を期待される菜々緒だが、実は今年3月、デビュー以来所属した芸能事務所プラチナムプロダクションを離れている。
「菜々緒さんはプラチナムの元代表取締役が立ち上げた新会社『UNiQUE』に女優の中村アンとともに移籍。新事務所とはプラチナム時代から信頼関係が築けていることもあり、これまでと変わらず活動できている。菜々緒さんは多忙だった20代の頃に、卵巣にチョコレート嚢胞という血の塊ができたことがあり、休養の大切さを学んだと語っていた。今後も出演作を絞り、マイペースに活動していきたいと考えているようです」(同前)
菜々緒は2021年に「第109回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で助演女優賞を受賞した際、こう語っていた。
「私、“できる役”が多いんですよね。自分自身は全然何もできないんですけど、優秀な役が多いので、へなちょこな役もやってみたいです(笑)」
今回、まさに望み通りの役で主演の座を射止めた菜々緒。初めての“へなちょこ役”に注目だ。
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
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