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志村けんに「おまえ、おもしれえな」、ツーショットも撮られたが…いしのようこ(56)が結婚しなくても“だいじょうぶ”な理由

文春オンライン / 2024年7月13日 11時10分

志村けんに「おまえ、おもしれえな」、ツーショットも撮られたが…いしのようこ(56)が結婚しなくても“だいじょうぶ”な理由

志村とは愛犬家という共通点もあった

 女優のいしのようこ(56)が5日放送の「酒のツマミになる話」に出演。4年前に急逝した不世出のコメディアンとの思い出を語った。

「かつて志村けんから『コントの間を知っている』と言われたことがあるそう。当時は意味が分からなかったが、後になって褒められていたことに気づいたと語るなど、特別な関係性をうかがわせるエピソードを披露した」(放送記者)

 兵庫県芦屋市で三姉妹の次女として育ったいしの。姉で歌手の石野真子の撮影現場を見学した際にスカウトされ、1985年、17歳で歌手デビューした。

「人前で歌うことが苦手だったため、4年で歌手を辞め、徐々に俳優、タレント活動に軸足を移した」(芸能関係者)

志村けんに「おまえ、おもしれえな」と気に入られ、ツーショットも撮られたが…

 いしのにとって最大の転機は、やはり志村との出会い。初対面で見込まれた。

「志村は『おまえ、おもしれえな』と、当時準備中だった新番組に誘った。いしのは丁重に断るが『3カ月でいいから』と食い下がられた」(テレビ関係者)

 そして生まれたのが「志村けんのだいじょうぶだぁ」。約5年を共にした。志村は40代、いしのは20代前半の頃だった。息の合ったかけあいを見せる2人は、私生活でも親密なのではと噂が立つ。

「当時志村は東京郊外の豪邸で独り暮らし。『フォーカス』がツーショットを撮ったが、志村は『結婚する気はさらさらございません』と否定した」(女性誌記者)

「好きな人が夫である必要はない」「恋愛さえできればいい」

 テレビドラマのワキやVシネ「ミナミの帝王」シリーズでキャリアを積みつつ、志村とは舞台などで共演し続けた。

「朝ドラ出演4作目になった『おちょやん』では芝居茶屋の女将を演じ、主人公を責め立てるキツイ演技が評判になった。役作りは現場で、と公言してはばからない姿勢は、共演者との間を大事にする志村のコントメソッドにほかならない」(同前)

 一方でスキャンダルは少ない。坂上忍との交際、柴田恭兵との不倫疑惑もあったが、「結婚に興味がない」と自由を謳歌してきた。19年、「事実婚のパートナーがいる」ことを明かし、今年3月に出演したトーク番組では、甘い同棲生活の一端をのぞかせていた。

「お相手は30代後半にゴルフを通じて知り合った1歳下の男性。好きな人が夫である必要はないという、いしのの考えに共感してくれる相手のようです。恋愛さえできればいいという考え方は、やはり生涯独身を通した志村けんの生き方を継承するかのようです」(芸能デスク)

 師の教えを守る弟子のような歩み。もちろんこれでだいじょうぶだぁ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年7月18日号)

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