女子高生を歌舞伎町のラブホテルに連れ込み…逮捕された“メン地下アイドル”劉天昊容疑者（31）の“驚きの問題発言”

逮捕された劉容疑者（本人SNSより）

　女子高校生にわいせつな行為をしようとしたとして、警視庁少年育成課は7月10日、不同意性交未遂の疑いで、中国籍で東京都新宿区百人町に住む劉(りゅう)天昊(てんこう)容疑者（31）を逮捕した。

　劉天昊は「LOVE↩SHOT」というグループに所属、「てんこー」という名前で地下アイドル活動をしており、被害にあった女子高生はその客だったという。全国紙社会部記者が解説する。

「女子高生は当時15歳。今年3月、池袋でてんこーこと劉容疑者からビラを受け取った。そこに載っていたSNSを通じてダイレクトメッセージで連絡を取り合い、5月3日に歌舞伎町のTOHOシネマズ前で待ち合わせたようです」

女子高生を歌舞伎町のラブホテルに連れ込み、押し倒して…

　ただ、待ち合わせただけなら何も起きないはずだが、

「男がアイドルの衣装を着てビラ配りをしていたため、『衣装を着替えたいので手伝って』と女子高生に申し出て、歌舞伎町のラブホテルに連れ込みました。女子高生を押し倒して襲おうとしたところ、女子高生は『やられたことを晒す』などと抵抗し、ホテルを出たところを新宿署員に職務質問され、事件が発覚しました」（同前）

　劉はアイドルグループの一員として、渋谷や池袋などでライブ活動を行っていた。劉のXによると、早稲田大学理工学部を卒業し、自身のことを「整形総額1000万overの高学歴整形アイドルです」と名乗っていた。

地下アイドルでも底辺の“地底”グループの中でさえ一番人気がなかった

　地下アイドル事務所関係者はこう語る。

「劉容疑者の所属するグループはメンズ地下アイドル界隈でも名前が知られていない、いわゆる“地底”と呼ばれるグループ。正直、全く人気はなかったです」

　劉らがライブを行っていた店に通っていた女性客はこう明かす。

「メンバーの中で一番人気がありませんでした。固定のファンもいませんでしたし、SNS上で応援するような専用アカウントも見たことがありません」

　その一方で劉はたびたびSNS上で問題発言を繰り返していたという。女性客が続ける。

「『女を沈めに来た』と、女性蔑視に当たる発言もしていた。事件の翌日の5月4日には、Xで『どんなに世間や社会に批判されようとも俺は自分の気持ちに嘘はつかない　Liveに来て欲しい　俺の言葉が嘘じゃなかった事を証明するから』と綴っていました」

　グループは7月12日、Xで以下の声明を発表。

〈グループの活動規定違反が発覚したため2024年6月4日付けで契約解除をさせて頂いておりました。関係者の皆様、そしてこれまで応援いただいたファンの皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけし心よりお詫び申し上げます〉

　最後に沈んだのは劉自身だった。

（「週刊文春」編集部／週刊文春 2024年7月25日号）