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「とにかく球団が怒っている」大谷翔平の“激怒”でフジテレビ局内は「自粛ムード」に

文春オンライン / 2024年7月21日 7時0分

「とにかく球団が怒っている」大谷翔平の“激怒”でフジテレビ局内は「自粛ムード」に

 ドジャースの大谷翔平(30)が3試合連続となる本塁打を放った、6月22日(現地時間)の試合後。デーゲームが開催されたLAから2時間かけてシカゴに移動した大谷は、夜遅い時間だったにもかかわらず、通訳だけを伴って“ある場所”に直行した。

◆◆◆

焼肉効果で1位の大谷

「スープやお肉、ユッケなどを召し上がって『美味しかった』と帰っていかれましたよ。ピッチャーはマウンドに立つ前に肉を食べないそうですが、大谷選手は今年は打つのを頑張ってらっしゃいますからね。元気で怪我なくやってくれればと思います」

 そう語るのは、シカゴの有名焼肉店の店主だ。じつはこの店、今年4月にも大谷がチームメイトの山本由伸とともに訪問している。

「このときの大谷選手は、ユッケをお代わりしていました」(同前)

 焼肉効果もあってか、大谷の好調ぶりは7月になっても健在だ。6日には28号HRを放ち、大リーグ通算200本塁打まであと1本に迫った。さらに7日には、自己最速で20盗塁に到達。オールスターゲームのファン投票ではDH部門で1位に輝いた。

 だが、そんな大谷をめぐっていま、“場外乱闘”が起きている。

フジと日テレが名指しで“出禁”状態

「6月に『現代ビジネス』が、大谷をめぐってフジテレビと日本テレビが“出禁”状態であることを報道。両社の番組が新居の空撮映像を流したり、近隣住民にインタビューしたことなどが、大谷の逆鱗に触れたと報じられた。これについて、フジの港浩一社長が7月5日の定例会見で、大谷に謝意を示したうえで『取材ができなくなった事実はない』と報道の一部を否定したのです」(スポーツ紙記者)

 一体、何が起きていたのか。フジと並んで名指しされた日テレ関係者が打ち明ける。

「ウチには確かにMLBから『取材パスを凍結する』と連絡があったそうです。在米メディアは新居の詳細な住所まで報じているところもあったので『なぜウチだけ?』と尋ねたそうですが、『とにかく球団が怒っている。球団と話し合ってくれ』の一点張り。一時は記者とカメラマン、双方の取材パスが凍結されましたが、後にカメラマンの凍結は解除されました」

野球選手は空き巣から狙われやすい

 MLB関係者が続ける。

「遠征日程が把握しやすい野球選手は、ただでさえ空き巣から狙われやすいのです。実際、昨年1年間だけでドジャース選手の自宅の空き巣被害は3件に及ぶ。1人で留守番する真美子夫人の身の安全も考えれば、家族をも危険にさらす行為ですから、大谷だけでなくチーム一丸となって激怒されても仕方がない。球団側は事態を重く見ており、大谷報道の件はMLBのセキュリティ部門が対応に乗り出しています」

大谷報道は“自粛”ムード

 真美子夫人を脅威にさらしたとみなされた日テレとフジ。社長が謝罪したフジ局内では今、こんな嘆きの声が上がっている。

「大谷報道については、あくまで試合の映像を中心に扱おうという雰囲気。真美子夫人との2ショットや、過去に取材した卒業アルバムなどの私生活に関する映像についても、番組で使うのは“自粛”ムードです。国民的スターである大谷は確実に視聴率が見込める一方で、敵に回せばお茶の間からもそっぽを向かれてしまう。今は、ほとぼりが冷めるのを待つしかありません……」(フジ局員)

言い訳しつつ、出禁ではないことをアピール

 日テレに取材パス凍結などの事実関係を尋ねたが、「取材の過程についてはお答えしておりません」と回答するのみ。一方のフジは「取材パスを凍結されたという事実は一切ない」と、社長会見での説明を繰り返すのだった。

「フジの現地記者は今、『日テレもやっていたから』と言い訳しつつ、出禁ではないことを周囲にアピールしています」(前出・MLB関係者)

 大谷“狂騒曲”は終わりそうにない。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年7月18日号)

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