見た目は“激変”、鈴木杏樹(54)が「イチからの出直し」をするまで《不倫騒動から4年》
文春オンライン / 2024年7月24日 11時0分
![見た目は“激変”、鈴木杏樹(54)が「イチからの出直し」をするまで《不倫騒動から4年》](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/bunshun/bunshun_72213_0-small.jpg)
鈴木杏樹(公式HPより)
「鈴木杏樹さんが、インスタで、眼鏡をかけ、おでこを出した姿を公開しています。最近、テレビでは以前ほど見なくなったこともあり、見た目の激変ぶりが話題になりました」(芸能記者)
2020年に小誌がスクープした不倫騒動で、評価が一転した鈴木杏樹(54)の現在地は……。
◆ ◆ ◆
不倫報道で清純なイメージが一転
鈴木が激変したのは、“あの件”以来だ。
「鈴木さんは、2020年2月に『週刊文春』に元歌舞伎役者で俳優の喜多村緑郎(55)との不倫を報じられました。『軽率な行動を真摯に反省』とコメントを発表した鈴木さんは、直後に髪の毛を25センチ切り、ショートヘアにしました」(前出・芸能記者)
清純なイメージが一転した鈴木は、テレビドラマの仕事が激減。現在のレギュラーは、『オールナイトニッポンMUSIC10』(ニッポン放送)のみ。まさに鈴木は、イチからの出直しとなったのだ。
「活動の中心はラジオと舞台。22年ごろ、女優になってから封印していた歌手活動も再開しました。彼女は女優になる前、イギリスでKAKKOという名前で活躍する歌手だった。昔から歌声にほれ込んでいたタレントの藤井隆さんの声掛けで、彼の音楽アルバムに参加したことが再開のきっかけです」(同前)
同時期に朗読劇『青空』で、共演した俳優のモロ師岡(65)も、その声に惹かれたという。
「歌手出身らしい上手さで羨ましい限りです。共演した朗読劇の上演時間は1時間半でしたが、稽古はたった1回。それにもかかわらず、鈴木さんは、一度も噛まずに演じ切っていました。感情を込めすぎず、観客に想像の余地を与える落ち着いた語り口なんです。水やお菓子などみんなが、喜びそうなものを差し入れてくれて、気配りもできる方だと思いました」
率先して舞台の雑巾がけ
舞台関係者が明かす。
「23年秋に別の朗読劇に出演した鈴木さんは、率先して舞台の雑巾がけを行ったり、若手にも積極的に話しかけて賛辞を送っていました。キャリアのある人でも、ここまでやっているんだと刺激された役者も多かったようです」
今年5月、鈴木と舞台で共演した俳優で声優の宝(ほう)亀(き)克寿(77)も、雑巾がけで培った“気配り力”を目撃している。
「自分が動いて、芝居全体のレベルを上げなきゃいけないという責任感を感じました。共演する新人にも、懇切丁寧に演技のアドバイスをしてくれたり、着物の着付けを教えてくれたりもしました。杏樹さんからいろいろ学んだ新人が『教えていただいて、ありがとうございます!』と興奮気味にお礼を言っていたのを覚えています」
声を伝える仕事へ並々ならぬ情熱を注いでいる。
「ときおり薬局で喉の薬をチェックしている姿を目撃されています。その時は、話題になった眼鏡姿だったとか。インスタの動画や写真は、イメチェンを狙ったというより、素の姿なのかも」(前出・芸能記者)
稽古が終わったらパッと帰るし、無駄話は一切しない
一方で、鈴木は何か割り切った部分があるように感じた、と振り返るのは前出の宝亀だ。
「稽古が終わったら、飲みに行くでもなく、パッと帰るし、無駄話は一切しないんです。この間、杏樹さんに『女優生活を生き切ってください』と激励のメールをしました。いろいろ大変なこともあるだろうけど、何事にも負けずに、女優として最後まで頑張って欲しいので。どんな返信が来たか?……それは秘密です」
見た目の激変は、“雑巾がけ”から出直し、到達した新境地だった?
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年7月18日号)
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