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美女の気を引くため車いすが必要なフリを…49歳のプレイボーイが出会った“本当の恋” 「幸せのイタリアーノ」を採点!

文春オンライン / 2024年7月29日 17時10分

美女の気を引くため車いすが必要なフリを…49歳のプレイボーイが出会った“本当の恋” 「幸せのイタリアーノ」を採点!

©2020 WILDSIDE-VISION DISTRIBUTION

〈あらすじ〉

 スポーツシューズメーカーを経営する49歳のジャンニ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)は、独身でハンサムな女たらしだ。

 ある日、亡き母のアパートで母の車いすに座っていると、隣に越してきた美女が挨拶にやってきた。ジャンニを車いすが必要な人だと勘違いした彼女は、事故で下半身不随となった姉キアラ(ミリアム・レオーネ)に引き合わせる。

 キアラの気を引くため、車いす生活を続けるうち、ジャンニは経験したことのない感情に揺さぶられていく。

〈解説〉

 50歳を目前にしたプレイボーイが、本当の恋に出会うロマンティックコメディ。2018年の仏映画『パリ、嘘つきな恋』のリメイク版。監督は『これが私の人生設計』のリッカルド・ミラーニ。113分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆女たらしの男が車イスの美貌のヴァイオリニストに恋をして……。型通りの展開だがスンナリと笑えた。祖母役女優に注目。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆作り話感が満載で、ご都合主義の展開が続出するが、濃い顔の役者に愛嬌がある。テヴェーレ河沿いの風景に、ついおまけ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆格好良さの維持に懸命な女たらしの主人公。美しく精悍なキアラに一目惚れして身動き取れなくなる展開が小気味いい。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆仏のオリジナルから繊細さを削いでアッパーな伊仕様に。大らかとも言えるが、笑いも美談の生成も雑味が増した印象。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆ロマンティックなフランス版と比較せずイタリア人気質のラブコメとして愉しむにしても、あのカップルには無理を感じる。

INFORMATIONアイコン

幸せのイタリアーノ(伊)
7月26日(金)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
http://cdt.onlyhearts.co.jp/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年8月1日号)

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