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“侍戦士”中村悠平捕手(34)も…ヤクルト選手が参加した野球教室で“闇営業”が発覚!「球団に入金が確認できていない」「契約書もない」

文春オンライン / 2024年7月31日 16時0分

“侍戦士”中村悠平捕手(34)も…ヤクルト選手が参加した野球教室で“闇営業”が発覚!「球団に入金が確認できていない」「契約書もない」

ヤクルト本社 ©時事通信社

 東京ヤクルトスワローズの現役選手やOBらが複数参加する野球教室が“闇営業”だったことが、「 週刊文春 」の取材で分かった。

 球団関係者が語る。

 

「球団内では2023年1月8日に富山県で行われた野球教室を巡って調査が進められています。講師として参加したのは奥川恭伸投手、スワローズベースボールアカデミーの村中恭兵コーチ、球団OBのギャオス内藤こと内藤尚行氏の3名です」

球団には1円も入金されていなかった

 事態が発覚したのは、参加した講師からの訴えだった。

「野球教室のあと村中コーチから球団側に『(球団営業部で次長の)Aさんに何度も講師代が振り込まれていないと催促したが対応してくれない』と申告があった。球団は、その教室があったことも知らず、契約書もなければ稟議書もなかったことで、“闇営業”だったことが発覚したのです」(同前)

 主催したスポンサー企業は仲介した代理店に開催費を支払ったものの、球団には1円も入金されていなかった。さらに球団が調査を進めるとA氏がかかわっている別の闇野球教室の存在も発覚した。

「先の企業とは別の企業がスポンサーとなった野球教室にも問題が発覚。23年に行われた2回について球団に入金が確認できていないのです」(同前)

“侍戦士”中村悠平捕手の姿も…

 23年5月の野球教室は埼玉県深谷市で行われ、講師は村中コーチ、内藤氏、OBの宇佐美康広氏。11月には福井県坂井市で開催され、内藤氏、宇佐美氏に加え、あの侍戦士の姿もあった。

「中村悠平捕手です。福井県出身ということで参加に至ったそうです」(代理店関係者)

 A氏がかかわったとされる野球教室の“闇営業”に、ヤクルトはどのように対応したのか。

 7月31日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」及び8月1日(木)発売の「週刊文春」では、“闇野球”教室のスキームや疑惑の渦中にいるA氏への直撃、さらに内藤氏やヤクルトの衣笠剛会長、林田哲哉社長の言い分などを詳報する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年8月8日号)

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