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「子ども産んだことないでしょ?」妊娠・中絶した難役に挑む有村架純(31)大胆な下着姿、激しい絡み、リアルすぎる濡れ場も…

文春オンライン / 2024年8月5日 20時30分

「子ども産んだことないでしょ?」妊娠・中絶した難役に挑む有村架純(31)大胆な下着姿、激しい絡み、リアルすぎる濡れ場も…

有村架純

 有村架純、31歳。今まさに、清純派から実力派へ飛躍する過渡期の真っただ中にいるように感じます。

 毎話放送されるたびにSNSを大きく賑わせている放送中のドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)。

 突然娘がいることを知らされた主人公・夏(「Snow Man」目黒蓮さん)が、幼い我が子と向き合っていくという親子愛がテーマの月9作品。2022年に大ヒットした『silent』(フジテレビ系)の脚本家・生方美久氏の最新作として、放送前から注目を集めていました。

 有村さんは夏の恋人・弥生役として出演中なのですが、実は過去の彼氏との交際中に妊娠、そして人工妊娠中絶をした経験があるというキャラクターを演じているのです。

衝撃の「子ども産んだことないでしょ?」

 有村さん演じる弥生の出演シーンで、特にネットが騒然としたのは第3話。夏の幼い娘の祖母(大竹しのぶさん)と対峙したシーンでした。

 夏と弥生、そして娘の3人でお出かけし、祖母の家に送り届けた際、祖母が「大丈夫でした?」と尋ねると、弥生は笑顔で「はい、楽しかったです」と即答。これが逆鱗に触れてしまいます。

 祖母は弥生に対して、唐突に真顔で「子ども産んだことないでしょ?」と問い詰めます。弥生は驚きのあまり、「ありません」と答えるのが精いっぱい。それから祖母は、懇々と子を産む大変さや育てる大変さを語りますが、弥生もひるみっぱなしではなく、「でも……本当に楽しかったです。ありがとうございました」と最後は微笑んでみせたのです。

 この場面、祖母と弥生のヒリヒリする衝突シーンとしてネットをザワつかせたのですが、メタ的に見ると、大竹しのぶという大女優と有村架純という中堅女優の演技合戦という側面も。そんなシーンにおいて、大竹さんに負けじと堂々と演じ切った有村さんには、役者としての貫禄が漂い始めていると感じました。

『海のはじまり』の有村さんの演技を見る限り、もはや清純派から脱皮して実力派の役者になる寸前というレベルではないでしょうか。

 しかし、もしかすると地上波ドラマでの有村さんしか知らない層からすると、いまだに清純派女優の印象が強く、いつのまにこんな“大人”な演技をするようになったのかと驚く人もいるかもしれません。

 1993年生まれの有村さんの出世作は、2013年度前期の朝ドラ『あまちゃん』(NHK)。主人公の母の若き日の姿を演じたのですが、昭和にアイドルを夢見て上京する可憐な少女役に彼女がハマり、ブレイクを果たしました。

 そして、彼女の代表作もまた朝ドラ。2017年度前期の『ひよっこ』(NHK)で、高度成長期の真っただ中に茨城県の農村で生まれ育ち、集団就職で上京する純朴でひたむきなヒロインを好演。

 このように朝ドラの印象が強いため、“有村架純=清純派”のパブリックイメージが形成されたのではないでしょうか。

 けれど、有村さんは映画ではもう何年も前から、清純派から脱皮しようとする意思が汲み取れる作品選びをしているように見えるのです。

本命じゃない男、既婚者の教師と…

『ひよっこ』が終了した翌月となる2017年10月に公開され、嵐・松本潤さんが主演、有村さんがヒロインを演じた映画『ナラタージュ』。松本さんが既婚者の高校教師・葉山、有村さんが元生徒の女子大生・泉を演じ、2人の禁断の愛を描いた問題作でした。

 高校の演劇部顧問と部員生徒という関係性ながら密かに惹かれ合っていた2人は、泉が大学2年の春に再会。再び気持ちが急接近していくものの、独身と思われていた葉山には、実は離婚が成立していない妻がいることが明らかになっていくというストーリー。

 妻の存在を告げられた泉は、まだ葉山のことが忘れられていない状態ながら、自分に想いを寄せてくれている大学生(坂口健太郎さん)と交際するという展開になっていきます。

『ナラタージュ』は、有村さんの清純派イメージを決定づけた『ひよっこ』から転換しようとするスタンスを感じられる作品となっているのですが、その理由は劇中に2回もリアルな濡れ場が用意されていたから。

 まずは坂口さん演じる大学生彼氏とのシーン。

 キャミソールにショーツの泉が、彼氏からキスされながら、キャミソールを捲し上げられてブラが見えるなど、大胆に下着姿を披露。その後、下半身はシーツで隠していますが、彼氏が体を上下させるなど、生々しい動きが描かれるのです。

 しかも、恋人同士ではあるものの泉は葉山のほうに未練があるのは明らかで、本命ではない男性に抱かれるという複雑なシチュエーション。そんなヒロインの心境を、有村さんは繊細な切ない表情で表現していました。

「私、最後にもう一度だけ、先生の部屋に行きたい」

 そしてラスト、松本さん演じる教師・葉山とのシーン。

 妻とよりを戻すことを決め、高校も去ることになった葉山に対し、泉が「私、最後にもう一度だけ、先生の部屋に行きたい」と自ら誘います。

 葉山の自宅にて裸で抱き合う2人。濃厚なキスを交わしながら激しく絡み合います。横たわる泉に葉山が覆いかぶさって腰を動かすシーンや、泉が葉山の上に乗り吐息を漏らしながら身体を上下させるシーンなど、かなり艶めかしい濡れ場となっているのです。

 なにより、教師と元生徒という関係だけでなく、葉山は妻と復縁する選択をしているため、言い訳の余地のない完全なる不倫の関係が描かれたわけです。

『ひよっこ』で純朴なヒロインを演じ終えた直後に公開された映画で、高校教師との不倫愛の濃密なシーン。ギャップの大きさがとんでもないことになっていたのは、言うまでもないでしょう。

元風俗嬢にも挑戦、有村架純は誰もが認める実力派に

『ナラタージュ』のような濡れ場はないものの、有村さんは昨年主演したNetflix映画『ちひろさん』にて、元風俗嬢というキャラクターも演じています。

 風俗嬢を辞め、今は海辺の小さな街にある弁当屋で働く主人公・ちひろの物語。こちらでは赤いキャミソール姿のちひろが、風俗店個室で客を膝枕しているといった過去のシーンなどが描かれ、ちひろ役を軽やかに演じていました。

 出演中の『海のはじまり』では、中絶経験のあるヒロインという難役に挑戦していますが、決していきなり清純派から路線変更しようとしていたわけではないということ。役者・有村架純は以前からハードルの高い役をしっかり演じ、着実にキャリアを積み上げてきているのです。

(堺屋 大地)

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