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眞子さんと“断絶”状態の紀子さまはご公務先でぽろっと涙をこぼされ…“雅子さま&愛子さまインスタ”への焦りとは

文春オンライン / 2024年8月20日 6時0分

眞子さんと“断絶”状態の紀子さまはご公務先でぽろっと涙をこぼされ…“雅子さま&愛子さまインスタ”への焦りとは

アワビの養殖をご見学

 昨年末、映画鑑賞後に突如涙ぐまれた紀子さま。体調不良で被災地入りのご希望も叶わず、米国で暮らす眞子さんの新居すらご存じないという。そんな中、初めて悠仁さまの大学見学のご様子が公開された。一方、4月から始まった宮内庁インスタに“次代の天皇”の姿はなく……。

◆◆◆

悠仁さまが玉川大学のキャンパスをご訪問

「カトリヤンマが来るんですか」

 秋篠宮家の長男、悠仁さま(17)は瞳を輝かせた。4月6日、秋篠宮とともに玉川大学のキャンパスを訪問された際のことだ。

「土手がしっかりしているから、そういうトンボが来るのでしょう」と、秋篠宮にご解説。許可を得て植物の葉を触り、

「これは葉の断面が四角いから……」

 と、草の種類も当てられた。

 町田・横浜・川崎の3市にまたがる丘陵地帯に広がる、自然にあふれた広大なキャンパス。お2人は、アワビの陸上養殖施設やLEDで育てる野菜工場の実験場、昆虫のゲノムの研究室など、同大の最先端の研究現場を訪問された。悠仁さまは研究室に保存された直径30センチほどのミツバチの巣を手に取ると、笑顔で質問を重ねられた。

異例ともいえる“情報解禁”

 この日のご訪問には、従来とは異なる点があった。

「悠仁さまは幼いころから、秋篠宮さまと全国各地へ視察旅行に出かけてこられた。ただし大半がお忍びで、一切伏せられるか、お誕生日会見など、日が経ってからの事後報告が通例。それが、今回は数日前に宮内庁から通知を出し、公式な取材の場を設定しました」(宮内庁関係者)

 異例ともいえる“情報解禁”に踏み切った秋篠宮家。その背景には、大学には姿を見せなかった紀子さま(57)の、ある決心が――。

「あんなに表情豊かな悠仁さまを初めて見た」

 大学訪問の舞台裏を、玉川学園の小原芳明理事長が明かす。

「秋篠宮殿下とは、殿下が会員の『生き物文化誌学会』の例会を玉川大で開いたことが最初のご縁。その後、教員が何度か殿下にハチの研究についてご進講に伺いました。悠仁さまも昆虫がお好きなので、9年ほど前から、いつか大学見学へ行きたいと仰っていた」

 見学後は、炊き込みご飯やバター醤油焼きなど、同大の養殖アワビを使った昼食が振る舞われ、悠仁さまはぺろりと完食された。

 悠仁さまをめぐっては、公の場でのお姿が「無表情」と取り沙汰されたこともあった。だが小原氏は等身大の悠仁さまに、全く異なる印象を抱いたという。

「ネットで言われているような印象とは違うというか……。ずっと和やかな雰囲気で、悠仁さまもご自分で色々と熱心に質問されていました。『あんなに表情豊かな悠仁さまを初めて見た』と、番記者さんも驚かれていたとか」

秋篠宮家の説明不足や“秘密主義”

 小室圭さん(32)・眞子さん(32)の結婚問題に端を発し、宮邸の改修問題など、かねてから説明不足や“秘密主義”が指摘されてきた秋篠宮家。悠仁さまについても記者たちの間で「普段の様子が分からない」との声が上がっていた。秋篠宮家で、悠仁さまに関するこうした方針を深慮してこられたのが紀子さまだ。

「紀子さまはこれまで、情報を随時公開していくことに積極的ではありませんでした。天皇家と違い、宮家のお子さまのご成長過程を積極的に発信するような前例もなかった。しかし悠仁さまは“次代の天皇”であり、今年は成年を迎えられます。国民に親しみを持ってもらえるように、そのお姿を可能な限り随時公開していこうと、紀子さまが大きく方針を転換されたのです」(秋篠宮家関係者)

 次代の天皇として、国民に受け入れられるために――。ここ数カ月を振り返ると、思い悩まれ、焦りのなかで試行錯誤を続ける紀子さまの姿が見えてくる。

ぽろっと涙をこぼされた紀子さま

 紀子さまが「年末から体調が優れず、通常の食事がとれない状態」だと宮内庁が公表したのは、今年1月6日のこと。ストレス性のものと囁かれる「胃腸の症状」が強まる直前の昨年12月1日、紀子さまは、災害や事故などで家族を亡くした人々への寄り添いがテーマの映画「グリーフケアの時代に」の公開初日に訪れていた。

 上映後、紀子さまは出演者やスタッフとご歓談。池田小の殺傷事件で長女を失ったことを契機に、自身もグリーフケアの活動を始めた女性に、紀子さまはこうお尋ねになった。

「あれほどのつらいことのあと、悩み悲しむ方の相談を受けるときに、どのようなお気持ちでいらっしゃるのですか」

 女性はこう答えた。

「皇室の皆様が国民にむける温かい眼差しや佇まい、その姿がグリーフケアそのもの。僭越ながら参考にさせていただいています」

 それを聞いた紀子さまは突如、ぽろっと涙をこぼされたという。案内役の益田祐美子さんが振り返る。

「形は違えど、同じ思いや悲しさを共有していらっしゃるのかも、と感じさせられました」

 国民の思いに寄り添う。そんな理想像のもと、紀子さまは人知れず活動を続けてこられた。3月1日には千葉県市川市の筑波大学附属聴覚特別支援学校を訪れ、幼稚部でひな祭りの催しをご見学。案内役を務めた、西垣昌欣校長(当時)が振り返る。

「ひな人形に扮した子供たちが楽器を演奏し、歌に合わせて踊る小さな発表会です。宮内庁から『小さな子供への“聞こえ”の支援を見学できるような機会があれば』と打診があったためご提案したもので、取材設定は無し。騒ぎにならないよう、学校にもお気遣いいただいたのだと思います」

 だが、思うように改善しないご体調が、深く影を落としたご活動もあった。

 2月14日には、秋篠宮が金沢市の済生会金沢病院をご訪問。能登半島地震の支援活動などを視察され、被災者を見舞われた。

「体調不良がなければ、ご夫妻でご訪問されたはずです。実際、このころ紀子さまは周囲に『被災地へ行きたい』と相談されていた。国民の悲しみに寄り添うことを理想とする紀子さまは、是が非でも一緒に訪問されたかったでしょう」(前出・秋篠宮家関係者)

公式インスタグラムの開設に一層焦り

 そんな中、紀子さまを一層焦らせる出来事があった。宮内庁が運営する、公式インスタグラムの開設である。

 4月1日に天皇や雅子さま(60)、愛子さま(22)の家族写真など公開されたのを皮切りに、4月9日時点での投稿は25件。フォロワーはわずか1週間余で首相官邸の28.9万人を大きく上回る81万人を達成した。BBCやニューヨーク・タイムズなど海外メディアでも取り上げられ、話題を呼んだ。

新しい広報活動は好調に見えるが…

「新しい外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧げる『信任状捧呈式』についてインスタで告知したところ、当日は若い世代が続々と東京駅に集まり、馬車列を見学したのです。『若者が、しかも平日の催しに来るなんて』と庁内は沸きあがっています」(前出・宮内庁関係者)

 海外賓客をもてなす雅子さまの正装姿や、公務に加わる初々しい愛子さまのご様子が目を引く“雅子さま&愛子さまインスタ”。新しい広報活動は好調に見えるが、そこに欠けているものがある。

「25件の投稿に、秋篠宮家が殆ど登場しないのです。宮内庁は当面の方針として『両陛下のご活動を中心に投稿する』としている。宮内庁としては天皇ご一家を優先したのかもしれませんが、ご一家の長女である愛子さまが写っているのに、皇位継承順位が1位、2位の秋篠宮さま、悠仁さまが紹介されないのには、違和感を拭えません」(同前)

 宮内庁に秋篠宮家のご活動の投稿予定を尋ねると、

「秋篠宮皇嗣同妃両殿下を含む他の皇族殿下方のご活動等に関する発信については、今後改めて検討をすることとしています」

 最新の広報活動から取り残される形になった秋篠宮家。紀子さまの焦りは最近、ある「独自路線」へと結実している。

「お出ましの際に、取材に来た雑誌や新聞社などの番記者にお声をかけられるようになった。従来はあまり無かったことです」(皇嗣職関係者)

 例えば2月16日の「現代女流書100人展」のご鑑賞では、最後に記者たちが並ぶ方へ向き直られ、

「皆さん書道はされていましたか」

 とお尋ねに。

高校進学は「特別扱い」

「同じ2月、自らが総裁を務める結核予防会の講習会に出席された際も、『皆さんも一緒に学んでいきましょう』と一言お声をかけられていました」(前出・皇嗣職関係者)

 別の秋篠宮家関係者が明かす。

「年1回の結核予防講習会は、紀子さまが毎回出席している思い入れの強い行事です。結核の予防啓発にはメディアの力が必要ですから、協力を仰ぎたいというお気持ちで、お声をかけられたと聞きました。最近の紀子さまは、メディアと良好な関係を築きたいという思いを強められている」

 情報解禁とメディアへのお声かけ。紀子さまは“菊のカーテン”を少しずつ開こうとなさっているように映る。ただ、

「情報公開の姿勢だけで今の秋篠宮家への逆風がやむとは思えません。情報を公開するにしても、一番大事なのはその中身です。真価は今後、問われることになる」(皇室ジャーナリスト)

 そんな紀子さまが今、最も頭を悩ませておられるのが、大学受験について。高校3年生になられた悠仁さまは、大学進学にあたり「自然誌」を学べる進路を検討していると公表されたが、

「悠仁さまは高校進学時に『提携校進学制度』を利用されたことから、『特別扱い』と批判を集めた。紀子さまは、大学進学ではその轍を踏まないように“どんな試験を受け、どう発信すれば国民の納得が得られるか”ということを思案しておられるのです」(前出・秋篠宮家関係者)

眞子さん・小室圭さんの「雲隠れ状態」

 別の悩みの種もある。秋篠宮家の長女、眞子さんが昨年11月、米ニューヨーク・マンハッタンのマンションから夫の小室圭さんとともに転居。その後の様子が分からず「雲隠れ状態」と報じられてきたが、

「紀子さまや秋篠宮は、相変わらず眞子さんとは“断絶”状態で、佳子さまを通じて近況を知る状況が続いています。最近『女性セブン』(4月18日号)が転居先での2人の様子を詳報しましたが、紀子さまは転居先の住所もご存知なかったそうです」(同前)

 眞子さんの渡米以降、紀子さまはお誕生日にあたって眞子さんのお印であったモッコウバラでアーチを作っていると言及されるなど、眞子さんを気にかけてこられた。

「近況がうかがい知れない状況には、気を揉んでおられるでしょう。さらに、秋篠宮の知人で、圭さんの後見人を買って出ていた『イセ食品』の伊勢彦信元会長も、今年1月に破産手続きが開始され、圭さんの面倒を見るどころではなくなった。紀子さまにとっては、眞子さんの近況を伝えてくれるパイプ役を1人失ったことになります」(同前)

 紀子さま“転機”の春。焦りと苦悩のトンネルから抜け出せるのか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年4月18日号)

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