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「あれってSuicaで改札を通る瞬間の写真だったんですよ」週刊誌の記事で人間不信に…“オシリーナ”秋山莉奈が語る、過去のスキャンダルの“裏側”――2024年上半期 読まれた記事

文春オンライン / 2024年8月17日 6時0分

「あれってSuicaで改札を通る瞬間の写真だったんですよ」週刊誌の記事で人間不信に…“オシリーナ”秋山莉奈が語る、過去のスキャンダルの“裏側”――2024年上半期 読まれた記事

秋山莉奈さん ©釜谷洋史/文藝春秋

2024年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。インタビュー部門の第4位は、こちら!(初公開日 2024/04/29)。

*  *  *

 “オシリーナ”の愛称で人気グラビアアイドルとして活躍した秋山莉奈さん(38)。2015年にボートレーサーの後藤翔之選手と結婚し、現在は3児の母でもある。人間不信に陥ったという週刊誌の“捏造”、初めて明かすという結婚のエピソード、そして子供のエピソードまで明かしてくれた。(全3回の3回目/ 最初から読む )

◆◆◆

突然のスキャンダルと捏造記事

ーーグラビアで活躍される中、2007年には2度目の仮面ライダーとなる「仮面ライダー電王」に出演されます。出演はどういうきっかけだったのでしょう。

秋山 「轟轟戦隊ボウケンジャー」にゲスト出演した際に、楽屋に電王のプロデューサーの武部直美さんが来てくださって「来年の仮面ライダーに出る?」と聞かれて「出ます!」って。事前に事務所と話はまとまっていたんですけど。

ーー仮面ライダーに違う役で2回出演されたわけですが「仮面ライダーアギト」の時とは感じは違いましたか。

秋山 違いましたね。スタッフの皆さんが温かく迎えてくれて。知っている方ばかりで、親戚のおじちゃんみたいな感じでした。アギトの時には一番下の助監督をしていた方が電王では監督になっていたりしました。

ーー電王は平成仮面ライダーの中でも非常に人気の高い作品です。反響はいかがでしたか。

秋山 ブログはやっていたんですが、コメント欄はつけてなかったので直接の反響はわからないんです。でも街で声をかけてもらうことが増えたので、外ではちゃんとメイクをしたり秋山莉奈でいようって思いました。事務所には清楚な格好を求められたり、ちゃんとしてねって厳しく言われてましたね。

ーーでもちゃんとしてねって言われている中、スキャンダルがあります。

秋山 そうなんですよね。

ーー女性週刊誌には当時交際していた方と港区のレストランで大喧嘩って書かれていました。

秋山 私の誕生日会で大喧嘩という記事ですよね。でも私の誕生会に彼と書かれた方は来てないんですよ。だから喧嘩もしていないし、泣いてもいないんです。

 その週刊誌に「彼氏の家に入ってくる秋山莉奈」って書かれた建物にモザイクがかかった写真が使われてたんですけど、あれってSuicaで改札を通る瞬間の写真だったんですよ。これをそんな風に書くんだって、本当に人間不信になりました。

 その後の秋葉原のDVDのイベントに、普段は来ない記者さんとかも来るわけじゃないですか。普段からグラビアを取材している記者さんたちが守ってくれるんですよ。変な質問が飛んできたら「今はDVDの取材だから」って。そこは胸熱でした。

 それでも、普段は来ない記者さんに当時開いていたカフェについて「今年の冬は寒いですね。カフェでどんなメニューを出したいですか」と質問されて「野菜たくさんの温かいスープとかを提供したいです」と言ったんです。そうしたら記事では「先週熱愛が発覚した秋山莉奈が手料理の温かい野菜スープを作りたいと言った」と書かれていて、そこでまた人間不信に陥っちゃって。

ーー捏造はきついですね。

秋山 今の主人(ボートレーサーの後藤翔之選手)との交際も結婚前に報じられているんですが、記事で交際中の彼が出るボートレースを見に行った時の写真として使われてる写真、実は交際前に撮られた写真なんですよ。友達とレースを見に行っていた時の写真だと思います。

「今まで話したことなかった」結婚のこと、家族のこと

ーーあの写真、交際前のものだったんですね。後藤さんと知り合ったのは友達の紹介ですね。

秋山 そうです、紹介です。

ーー最初から結婚を前提とした交際だったんですか。

秋山 年齢も年齢だったので、そういう話もありました。付き合ってから1年ちょっとくらいで結婚しました。でもこうして結婚のことを聞かれるのはちょっと恥ずかしいですね。今まで話したことなかったので。

ーーボートレーサーは各地を回るので、そんなに会えないですよね。

秋山 そうですね。ボートレーサーはレース場に入ったら連絡ができないので、行く前に「これからレース場に入るね」とか連絡をもらってました。ただ付き合い始めの頃はちょうどフライングをして1か月休みだったので、一緒に遊んでましたね。

ーー秋山さんは後藤選手のどの辺りに惹かれたんですか。

秋山 彼の家族はとても仲が良いんですよ。兄弟とも、おじいちゃん、おばあちゃんとも仲が良くて、家族で集まって旅行に行ったり食事会をしていて。結婚相手として家族を大切にできる人っていいなって思いました。

ーー今も後藤選手のレースはよく見られますか。

秋山 子供と一緒に見ます。でも、いまだに怖いですね。冷や冷やします。

 転覆して脳しんとうになったり、骨折したこともあります。ここ最近は救急車で運ばれるような事故はないですけど、それでも転覆は年に数回はあるので。レースを見ながら悲鳴を上げるときがあります。慣れないですね。だからあんまりリアルタイムで見たくないですね。

 でも夫は体が強いんですよ。この間も2艇がぶつかって転覆して。80キロくらい出ているものがぶつかるから交通事故レベルじゃないですか。相手の方は首が痛くて救急車で運ばれたんですけど、うちの夫はピンピンしていて、周りの選手からも「あいつはおかしい」と言われたらしくて。超人ですね。

長男と一緒に「仮面ライダー」の撮影へ

ーーお子さんは3人いらっしゃいますが、ボートレーサーになりたいとは言いますか。

秋山 長男は一時期は言ってました。でも最近は「水に落ちたらおぼれそうで怖いし、寒かったり痛いのは嫌だ」って言ってます(笑)。

ーー逆に秋山さんも出演されていた仮面ライダーシリーズは見てるんでしょうか。

秋山 長男は今は見てないですけど、次男は見ています。4年前くらいに「東映まんがまつり」の中の「仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!」という作品にナオミ役で出させていただいたんです。次男がちょうどお腹の中にいたんですけど、あの衣装を着てやりました。その撮影現場には長男と一緒に行きました。長男はすごく喜んでましたね。

ーーそれはうれしいですね。

秋山 私も小さいときに「仮面ライダーアギト」の現場にいて、土日にスタッフさんがお子さんを連れてきて子どもたちと一緒に写真を撮ったりしているのを見てました。だから自分がその親の立場になったってことがすごい嬉しかったです。スーツアクターさんなんて私のことを20年以上前から知っているから、私が子供を連れてきたことをすごい喜んでくれて。

 でも撮影現場に子どもを連れて行くことに申し訳ない気持ちもあって。タイミングを見て、子どもと一緒に仮面ライダーの写真を撮ってもらおうと思っていたんですが、私が仕事をしている間にスーツアクターさんが面付けて抱っこして、うちの息子と写真撮ってて、すごいみんな優しかったです。

 この仕事を長く続けてて良かったなって思いましたし、夢が一つ叶った瞬間でした。

ーーまた仮面ライダーに出てみたいという思いはありますか。

秋山 機会があればまた仮面ライダーの現場に入りたいなって思います。悪役もやりたいなと思いますし、お母さん役でも。子どもと仮面ライダーに出演するのも夢です。

ーーもしグラビアのオファーがあったらやりますか。

秋山 グラビアをやっている頃に、40歳くらいになったらもう一度グラビアをやりたいって言ってたんですよ。結婚後にもグラビアの話をいただいたことはあったんですけど、ちょうど妊娠中だったので、難しいよねとなって。

 今もちょっと考えてます。子供になんて言われるかなとか。でも、もしやるのだったら今だったら1年くらいほしいですね。身体を作り直したいので。

(徳重 龍徳)

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