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『さんまの東大方程式』で大炎上、歯学部を退学…現役学生の入澤優(31)が語る、博士課程とグラビアを始めたきっかけ

文春オンライン / 2024年9月7日 11時0分

『さんまの東大方程式』で大炎上、歯学部を退学…現役学生の入澤優(31)が語る、博士課程とグラビアを始めたきっかけ

入澤優

〈 “ミスコンおじさん”相手にSNSで大暴れ…元炎上タレント・入澤優(31)が明かす、殺害予告の裏側「『気持ち悪いからだろ』って…」 〉から続く

 2017年、「MISS CIRCLE CONTEST 2017」にてモデルプレス賞と審査員特別賞を受賞し、同ミスコン史上初のW受賞という快挙を成し遂げた入澤優。その後はモデルやタレントとして活躍するも度々SNS上で炎上していた。

 現在は慶應義塾大学大学院で博士課程に進んでいるという彼女に、過去の炎上の裏側や大学再受験の真相、グラビアを始めたきっかけなどについて話を聞いた。(全2回の2回目/ 最初 から読む)

◆◆◆

SNSの発言でいろいろな人を傷つけてしまった…

——『さんまの東大方程式』の出演で知名度は上がった一方で、炎上も経験されましたよね。

入澤 そうですね。積極的に絡みに行った男性に放送中に告白したりして。番組的にはすごく盛り上がったんです。でも、それからしばらくして、InstagramのDMに「彼のことまだ好きなの?」って来たから、「番組の中でやっただけで好きじゃない」って書いたら、過去の番組でちょっとリップサービスで言っちゃった発言と混ざって大炎上して。

 私的には番組を盛り上げるために、自分の中で作ったシナリオだったんですけど、視聴者からしたらそんなの知らないから「あの女は最悪だ」とか「あんな性格の悪い女、芸能界で売れるわけない」とか言われて。

——「あんなの有名になるための踏み台でしょ」という発言がかなり物議を醸していました。

入澤 たしかにあの発言はいろんな人を傷つけてしまったと反省しています。今考えるとよくなかったなって。だから何度もSNSで謝りました。

 でも、あれから4年経った今でも来るんですよ。「頭おかしい女」とか「キモい」とか。入澤優って検索しても、検索クエリに「入澤優 やらかした」って出て。SNSって怖いなって思いますね。

 まとめサイトとかでも拡散されていて、あることないこと書かれていて。単純に私のことを見て欲しかっただけなのになって。

歯学部を退学して慶應の大学院へ進んだいきさつ

——ミスコンからほどなくして通っていた日本歯科大学を退学されたんですよね。

入澤 そうです。そのことについてもここで弁明させてもらいたいんですけど、退学理由についてもネット上でいろんなことを書かれているんです。「彼氏に替え玉テストさせたのがバレたから退学させられた」って言われていて。

 これに関しても全く違います。テレビなどに出て、発言力が大きくなる中で、私が「医学部に落ちたから歯学部に来た」とか「歯科医は思っている以上に儲からない」って言っていたら、大学名を明かしていることもあって、大学の先生が怒っちゃったんですよ。「私たちはプライド持ってやってるのに」みたいな。

——歯学部にマイナスのイメージがついてしまうと。

入澤 影響力を持ってる私が歯学部はどうだとか、歯学部はここが良くないとか、そういう発言をするんだったらちょっと面倒見切れないみたいなのもあって、やめてほしいって言われて。それで退学しました。たしかに歯学部のイメージを落とすような発言もしていたから私が悪いんですけど。 

——その後、現在通われている慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に進学されたと。 

入澤 医学部への夢が諦められなくて、2度受験したんです。だけど、面接で落とされてしまって。どうしようか迷っていたら、慶應の修士の先生が、「メディアで培った経験も生かせる修士課程なら」って声をかけてくださって。それで進学しました。

 炎上したことでSNSの怖さも身をもって知ったので、SNSとコミュニケーションの関係性などを研究しています。

炎上の理由? なんでもそのままストレートに言っちゃうことかな

——何度も炎上してきた入澤さんですが、その理由をどのようにお考えですか。

入澤 欲深いんですよ。そのままストレートに言っちゃうんで、そこじゃないですかね。

「お金欲しい」「テレビにもっと出たい」「医学部に行きたい」とか全部思ったことを言っちゃうので、それが見ている人にとっては癪に障るんだと思います。

 顔のこととかも言われても、「私ってめちゃくちゃ可愛くない? 一番可愛いでしょ」って言ってたし。本当に思ったことを言っていましたね。

——よくも悪くも素直だと。

入澤 そうですね。「結局医学部行けてねーじゃん」って言われるんですけど、頑張って博士課程まで進んで、勉強していますからね。アラサーなのにまだ未来が描けるって素敵じゃないですか。

 まあでも、もうちょっとちゃんと気をつけていればよかったなと思うこともあります。あの発言はいらなかったなとか。でも、それじゃエンタメにならないじゃないですか。誰かが言わないと。必要悪だったとも思うんですよね。

 数年前に整形をしていることをテレビで明かしたことがあって。その時に、「別に可愛くなるためだったら悪いことではないです」って言ったら、周りから「そんなこと言ったら仕事来なくなるよ」って言われて。

——整形は公表しない方がいいと。

入澤 そうです。でも、私はなんでも言っちゃうんで、その時もなんでダメなのとか思っていたんですけど、たぶん5年早かったですよね。今は整形はタブー視されていないし、むしろ公表する人も多いけど、当時はまだそういう雰囲気じゃなかったんでしょうね。

グラビアに力を入れ始めたワケ

——最近はグラビアにも力を入れているそうですが、いつから始めたのでしょうか。

入澤 一番最初は歯学部に通っていた時です。週刊誌のグラビアをやらせてもらって。でも、その時に「グラビアは駄目」って言われたんですよ。

——誰から言われたんですか。

入澤 事務所の人です。たぶん私に色気がないからなのかなって(笑)。でも、私はもともとファッションが好きで、結構スタイルには自信があったので。エロい感じではなく、ヘルシーな肌見せが好きだったので、ずっとグラビアやりたかったんですよ。

 で、修士の時に、このきれいな姿を残したいって思って、DVDを出したのがきっかけで、がっつりグラビアをやることになりました。

——今は撮影会にも力を入れていますよね。

入澤 グラビアをやるといろんな界隈の方が見てくださってファンの幅も広がるのでやっています。前は女の子のファンが多かったんですが、今は男の人に結構推してもらえるようになりました。

 ミスコンおじさんの件もあって、男の人を敵に回してたので、男性にはあんまり伸びなかったんですよ。でも、グラビアを始めて交流会などでコミュニケーションを取るようになってから「昔の印象とだいぶ違うね」と言ってもらうことも増えて。

「あの子はすごいいい子だし、たぶんそういう素直な子だから、別に悪気はないと思うよ」って擁護してくれる人がたくさんいて。

——直接会うと印象が違うんですね。

入澤 そうですね。SNSでの会話よりも直接会ってコミュニケーションを取る方がすごく大事なんだなって。「この子いい子だし、せっかく博士も行って勉強もしてるんだから、応援してあげようよ」っていうファンがついてくれました。

 前まではどれだけ知名度を伸ばせるかってことを考えて、多少の炎上も厭わないって感じだったんですが、やっぱり今はフォロワー数じゃなくて、中身だなって。

失敗もしたけど、どこからでも再起できる

——今後も撮影会を続けたいと。

入澤 撮影会は月1でやりたいし、やっぱりファンの人と会いたいし、それにメジャーになりたいです。メジャーになって、今度はファンの人に恩返ししたいですね。

——2026年に大学院を卒業される予定とのことですが、その後の目標は何かありますか。

入澤 アイドル文化人タレントになるのが目標です。これは私だからできる職業だなって。炎上も経験して、モデルやグラビアもやって、テレビにも出て。大学院でSNSの研究もして論文も発表したし。

「30歳にもなって大学通ってんのかよ」って言われることもあるんですけど、何かに努力しているのって純粋にかっこいいじゃないですか。たしかに私はまだ何者にもなれていないけど、いろんなことに挑戦して、結果的に今やりたい研究ができているんですよ。

 やっぱり行動することは大切なので、駄目でもいいから、一歩踏み出してみることが大切だなって思って。失敗もしたけど、どこからでも再起できるので。そういう姿勢をみなさんに見せて勇気づけられたら嬉しいです。

写真= 石川啓次/文藝春秋

(「文春オンライン」編集部)

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