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《兵庫県知事パワハラ疑惑に新展開》自殺職員が詰問される“証拠音声”を入手!「なんでそれを知っとるんやって聞きよんやろが!」知事側近が高圧取り調べ…《斎藤元彦知事は公開拒否》

文春オンライン / 2024年8月23日 15時30分

《兵庫県知事パワハラ疑惑に新展開》自殺職員が詰問される“証拠音声”を入手!「なんでそれを知っとるんやって聞きよんやろが!」知事側近が高圧取り調べ…《斎藤元彦知事は公開拒否》

辞める気配のない斎藤知事

 斎藤元彦・兵庫県知事(46)のパワハラなどを告発する文書を作成した県職員X氏(故人)。そのX氏が受けていた県側の“事情聴取”の音声を「 週刊文春 」が入手した。

 X氏が告発文書を作成し、7月7日に「死をもって抗議する」というメッセージを遺し自殺したことに端を発する県知事のパワハラ疑惑。県職員を対象に行われたアンケートでは、およそ4割が知事のパワハラを見聞きしたなどと回答したことが報じられ、大きな話題となった。

自殺職員への“詰問音声”を入手

 これまで「週刊文春」では 兵庫県知事と県知事から重用されている幹部4人の「牛タン倶楽部」の面々が自殺した職員などに行ってきた個人攻撃 や 兵庫県知事に固執する斎藤氏の人柄、斎藤氏の不透明な事務所費などの政治資金の問題 などを報じてきた。

 そして、今回「週刊文春」が入手したのが、斎藤知事の指示を受けた片山安孝副知事(当時)がX氏に詰め寄る録音データだ。

 音声データには斎藤知事の指示を受けた片山副知事によるX氏への取り調べが録音されており、中には「なんでそれを知っとるんやって聞きよんやろが!」などとX氏を強い口調で詰問する生々しい様子も残されていた。さまざまな言い方で詰め寄られたX氏はこの聴取を受けた約3か月後の7月7日、「死をもって抗議する」とのメッセージを遺して自殺した。

 X氏への聴取の内容については8月20日の知事定例記者会見でも報道陣が追及したが……。

「知事は『噂話を集めて作成した』との文言以外は公表しないと強調し、音声データなどの公開を拒みました。知事にとって都合の良い文言だけを抜粋して公表する姿勢は『卑怯だ』と批判されています」(県庁担当記者)

 では、公開を拒んだ「音声データ」には何が残されていたのか。

 現在配信中の「 週刊文春電子版 」では、音声データに残されたやりとりを詳しく報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

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