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「マニラで物乞いを見て戸惑い…」“超売れっ子”広瀬アリス(29)が国連WFP協会親善大使になったワケ

文春オンライン / 2024年8月29日 11時0分

「マニラで物乞いを見て戸惑い…」“超売れっ子”広瀬アリス(29)が国連WFP協会親善大使になったワケ

広瀬アリス

「先にブレイクした妹の広瀬すずと比較され、『姉妹格差』と言われた時期もありましたが、今やドラマオファーが絶えない超売れっ子。コミュニケーション能力が高く、スタッフや共演者に分け隔てなく接し、現場を明るくしてくれる」

 広瀬アリス(29)についてそう語るのは、あるテレビ局員。

◆◆◆

月9女優となった広瀬

 今年4月、『366日』(フジテレビ系)のヒロインに抜擢され、月9女優となった広瀬。

「小6の時に地元の祭りでスカウトされて芸能界入りした広瀬ですが、10代の頃は“反抗期”でオーディションをサボったり、オフの日に行方不明になったことも。転機は、17年の朝ドラ『わろてんか』。主人公のライバルの漫才師役を演じ、コメディエンヌの才能が開花した」(芸能記者)

 22年には春ドラマで異例の2本主役をこなす人気絶頂を迎え、「すず超え」とも言われた。しかし……。

多忙が原因で…

「忙しさが仇となり、体調不良で秋に出演予定だった舞台を降板。『ちょこっとお休みが必要のようです』と休養宣言。一時は仕事をセーブしたが、人気は衰えず、翌年には大河ドラマ『どうする家康』や『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)に出演し、忙しい日々に逆戻りした」(同前)

『知ってるワイフ』で共演し、交際に発展した「SUPER EIGHT」の大倉忠義(39)との破局も、突き詰めれば多忙が原因だったようだ。

「年内にも結婚するのではと噂されていた2人ですが、広瀬が多忙で支えてほしかった時期に大倉は不在がちで、心が離れてしまった。昨年末、広瀬は2人で過ごした部屋から引っ越しています」(女性誌記者)

広瀬の国際社会への貢献活動

 そんな広瀬が忙しい芸能活動の傍らで取り組んできたことがある。国際社会への貢献活動だ。

「広瀬さんは、15年に国際協力機構(JICA)などの『なんとかしなきゃ!プロジェクト』のメンバーとして初めてフィリピンを訪問。そこでロケバスの中で昼食をとる際に、『お腹をすかせた子どもたちが寄ってくるので、絶対に窓を開けないでください』と言われたことに衝撃を受けたと語っていた」(新聞記者)

現地の方々の暮らしを一生懸命、理解しようとしていた

 当時、広瀬の案内役を務めた認定NPO法人アイキャンの現地駐在員が語る。

「マニラ市内のブルメントリットという電車の線路沿いに多くの路上生活者が暮らす地域や、ゴミ山のあるパヤタスの生々しい現状を見ていただきました。物乞いをして暮らし、三食食べることなんてできないという路上生活者の状況を説明すると、大きな目を見開き、どう言葉にしたらよいか戸惑っている様子でした。それでも手芸品を作って生計を立てているお母さんたちのグループを訪問した時には、『これはどなたが作られたんですか?』など声を掛け、現地の方々の暮らしを一生懸命、理解しようとしていた」

 帰国後も、フェアトレード商品を扱う企業とコラボしてチャリティーグッズを販売したり、「セーブ・ザ・チルドレン」による子ども支援のチャリティープロジェクトに参加したりと、熱心に活動。こうした実績が評価され、今年7月10日には国連WFP協会親善大使に任命された。

「心や体のバランスをしっかり取りたい」

 気になるのは体調面だが、親善大使の就任式で下半期の目標について問われた広瀬は、「休日をしっかり取るとか、心や体のバランスをしっかり取りたい」と一言。

「売れない時期が長かっただけに、どんな仕事でも引き受けてきた広瀬ですが、休養を経て、プライベートの重要性を再確認した。大河と月9を経験しキャリア的にも一段落。これでようやく、ゆったりとしたペースで作品に向き合えると周囲に話しているそうです」(前出・芸能記者)

 今年で30歳。“セカンド・アオハル”を謳歌するか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年8月15日・22日号)

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