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高校時代はメイク、SNS、恋愛禁止。“卓球天使”が観たパリ五輪

文春オンライン / 2024年9月6日 6時0分

高校時代はメイク、SNS、恋愛禁止。“卓球天使”が観たパリ五輪

“卓球天使”の呼び名で、現在話題をさらっている菊池日菜。中学生で卓球を始め、高校は全国大会常連校である青森県の五所川原商業高校に特待生として入学したという。

「寮生活だったので、メイクに私服、SNSや恋愛は禁止でした。最初は本当に辛くて記憶がないくらいですが、あの3年があってこそ、今の自分がいると思います」

 現在は東京女子体育大学3年生。昨年11月の全日本卓球選手権予選の青森大会で混合ダブルス優勝、そして、Tリーグでボールガールを務めた際の写真がSNSで評判を呼び、芸能事務所から声がかかった。

「高校生の時なら絶対に考えられませんが、以前から卓球を広める活動がしたくて。普段はジャージにノーメイクだから、撮影の時は可愛くメイクしてもらえて嬉しいです」

 パリ五輪では卓球女子団体と女子シングルスがメダル獲得。現役卓球選手である彼女に感想を聞いた。

「女子団体戦ダブルスの張本美和選手は初五輪、チーム最年少ながら、中国に匹敵するプレーでした。1回戦で敗退した混合ダブルスの北朝鮮の対戦相手は国際試合への出場機会が最近なく、データがない中で彼らが使うラケットの特殊なラバーに対応しきれなかったのかも。強い者同士で組んでも相性に左右されることがあるのでダブルスは面白いんですよ」

[きくちひな 2004年2月11日生まれ。埼玉県出身]

撮影 平松市聖

ヘアメイク 南野景子

スタイリング KAN

撮影協力 T4 KITCHEN

(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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