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小林鷹之氏「気概は持っている」、小泉進次郎氏「内閣を作ればそれなりの形ができる」2人の評価を武田良太元総務相が初めて語った

文春オンライン / 2024年8月27日 17時0分

小林鷹之氏「気概は持っている」、小泉進次郎氏「内閣を作ればそれなりの形ができる」2人の評価を武田良太元総務相が初めて語った

「文藝春秋 電子版」のオンライン番組に出演した武田良太氏 ©文藝春秋

 自民党総裁選が1カ月後に迫り、出馬表明が相次ぐ中、自民党の武田良太元総務大臣が8月26日、「 文藝春秋 電子版 」の オンライン番組 に出演した。

 過去最多の人数が出馬する見通しとなった総裁選。元二階派事務総長だった武田氏は、二階俊博元幹事長と次のような会話があったことを明かした。

「ちょうど今日(26日)、総裁選について二階さんが、ポロッとこう仰っていましたよ。『出るんだったらちゃんと準備して出なくては駄目だ。簡単な戦いじゃないんだ、これは。支えられたからとか、人数が揃ったから出ます、それから準備しますというのが一番ダメだ』と。それだけ重い戦いなんですよ」

小林鷹之氏は「男気が働いたのだろう」

 今回の総裁選には既に、小林鷹之前経済安全保障担当大臣、石破茂元自民党幹事長、河野太郎デジタル大臣が出馬表明している。同じ二階派の弟分の小林氏については、次のように初めてコメントした。

「(総理になるという)気概は持っている。気概は絶対に必要。そして、『党を何とかしないといけない』という若い当選回数の方々の気持ちが集まった。期待に応えなければならないという男気が働いたのだろう。優秀ですよ」 

 石破氏と河野氏については次のように語った。

「石破さんは本当に損をしている。もったいない人。率直な気持ちを伝えることがものすごく苦手だ。嬉しいときに笑って、泣きたいときに泣いて、普通に接すればいい。胸襟を開いていないから、構えているように見られがちじゃないかと思う。河野さんは発信力がある。ただ、エッジが効きすぎているところもあるから、アレルギーを持つ人がいるのも事実」

進次郎氏は「経験を積みながらやればいい」

 菅義偉前首相が支援すると報じられる小泉進次郎氏。小泉氏については、経験不足や党内の基盤の弱さを指摘する声もあるが、武田氏は次のように指摘した。

「なかなか勉強家だし、研究熱心だし、やる気もあるし、経験を積みながらやっていけばいいと思う。内閣を作るとなれば、(チームは)それなりの形ができる」

 さらに、 萩生田光一・前自民党政調会長とともに定期的に会合を開き、頭文字を取ってHKTと呼ばれる盟友関係の加藤勝信氏については、次のように語った。

「同期当選で、友人ですから。非常に能力がある。医療系や社会保障系の第一人者。性格も良い人だからできる限り応援したい。加藤さん自身が決めることだが、政治家としての人生を考えたときに、僕は出馬した方がいいと思う」

裏金問題「ずっとこの問題をやる事は国益にならない」

 派閥の裏金問題について、河野氏は26日、関係した議員は返納を条件に衆院選で公認すべきだと発言。石破氏も、24日の会見では「公認にふさわしいか、議論は選対委員会で徹底的に行われるべきだ」と発言している。この問題で党役職停止1年の処分を受けている武田氏は、次のように批判した。

「一事不再理という言葉があるように、党規委員会に諮って、処分が決定された。もう一回、新しい組織(の審議)にかけるなんていうことはやるべきでない。党規委員会が決したことに対して疑いを持つかたちになりますから」

 さらに、この議論を続けることに疑問を呈した。

「みなさん社会的制裁も受けてきたし、有権者にお詫びをして、その教訓を胸に抱きつつ、次の時代の国家をどう考えていくのかということにシフトしなければいけない。ずっと、この問題をやることは国益になるとは思えない」

「 文藝春秋 電子版 」では、90分におよぶ番組「 総裁選のキーマンが本音で語る『新総理の条件』 青山和弘の永田町未来café 」のフル動画を配信している。フル動画では、武田氏が、高市早苗氏、青山繁晴氏らについても語っている。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 電子版オリジナル)

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