『ちゅらさん』で社会現象、向井理との結婚…国仲涼子「45歳とは思えない」美の秘訣とは《『南くんが恋人!?』出演で話題に》

『ちゅらさん』放送当時は22歳だった

「脚本家が『ちゅらさん』の岡田惠和さんということで、国仲さんも出演を楽しみにしていたようです。『私のお芝居を知っているからこそ書いてくれたんだと思えるセリフばかりだった』と嬉しそうに語っていた」（ドラマ関係者）

『南くんが恋人⁉』（テレ朝系）の第4話と5話に出演し、話題をかっさらったのは、女優の国仲涼子（45）。

「ちゅらさん」で一躍国民的女優に

「『南くんが恋人⁉』は、これまでに何度も映像化されてきた内田春菊さん原作の『南くんの恋人』の初めての男女逆転版として制作されたドラマ。ヒロインを飯沼愛が、南くんをFANTASTICSのメンバー・八木勇征が演じている。国仲さんが演じたのは、南くんと同じように手のひらサイズになってしまった女性。15cm姿でのサプライズ登場に、視聴者からは驚きの声があがった」（スポーツ紙記者）

　国仲と言えば、2001年の朝ドラ『ちゅらさん』のヒロイン・恵里役でブレイク。

「国仲は沖縄県の那覇市出身。高校生の時に那覇市内の泊にあるぜんざい屋でアルバイトをしているところをスカウトされ、上京した。2年ほど演技や歌のレッスンを受けたのち、朝ドラのオーディションで見事にヒロイン役を射止めた」（芸能記者）

　初めて沖縄を舞台にした朝ドラで国仲が演じた、天真爛漫なヒロインに日本中が熱狂。その人気は社会現象となり、『ちゅらさん』はシリーズ4作まで続く異例の事態となった。当時はまだ演技経験も浅く、毎日がセリフとの格闘だったという国仲も、このドラマで第39回ゴールデン・アロー賞「放送新人賞」や第26回エランドール賞「新人賞」を受賞。一気に国民的女優への道を駆け上がった。

　その後、順調にキャリアを重ねる中で、プライベートではたびたび“熱愛”が報じられた。

ジャニー喜多川氏に反対され…

「2009年に上地雄輔とのデートが、その翌年には関ジャニ∞（現SUPER EIGHT）の安田章大とのゴルフ場デートがキャッチされた。国仲は結婚願望が強く、安田とも真剣に結婚を考えていたようだが、当時ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川氏の反対もあり、破局した」（同前）

　その後に出会ったのが、3歳年下の俳優・向井理だった。

「2人は2012年のドラマ『ハングリー！』（フジテレビ系）で共演したことを機に交際を開始。向井の女性ファンを刺激しないためか、双方の事務所は熱愛を否定し続けたが、2年の交際期間を経て、14年にゴールイン。当時、SNS上には『今日会社休みます……』といった女性ファンの悲痛な声が溢れた」（同前）

　周囲に「子どもは3人ほしい」と語っていた国仲は、結婚後まもなく第1子を出産。18年には第2子を出産した。

「お子さんが小さい頃は離乳食にもこだわり、パソコンや本で調べたレシピで手作りをしていたそうです。そんなお子さんたちも成長し、今年から次男も小学生に。4月には都内の名門私立小学校の入学式で、向井と国仲の姿が目撃されていました。この学校はこれまでも多くの芸能人や歌舞伎役者の子どもが通い、志願倍率は毎年4倍から6倍、学費は年間100万円超えという名門小です」（女性誌ライター）

45歳“美の秘訣”は

　出産後も連続ドラマにゲスト出演するなど、セーブしながらも女優業を継続してきた国仲だが、今年はNHK大河ドラマ『光る君へ』と、1月クールのドラマ『厨房のありす』（日テレ系）で、主人公の母親役を演じるなど、話題作にも出演。朝ドラ『ちゅらさん』も現在、NHKで再放送中だ。

「夫の向井さんも子育てには協力的。オムツ替えや料理もお手の物で、お子さんが小さい頃は撮影や舞台が終わるとほぼ毎日直帰し、飲み会にもあまり参加しなかったとか。幼稚園の頃は子どもの送り迎えも分担し、休日は家族そろって公園で遊ぶ、仲睦まじい姿も目撃されていた。お子さん2人を名門小に送り出したことですし、国仲さんの女優本格復帰もあるかもしれません」（同前）

　ドラマに出演すると「45歳には見えない」とその変わらぬ容姿が絶賛される国仲。美の秘訣はと言うと……

「太りやすい体質らしく、1週間で増えた分の体重は1週間で戻すため、食事を控えることもあるとか。こうや豆腐がいいと聞いてからはそぼろ豆腐をつくって、家ではもちろんのこと、ドラマの現場にも持参してロケ弁にかけたりしているそうです。故郷沖縄の食材、もずく酢やゴーヤー茶も健康のために取り入れているとも話していました」（美容ライター）

　いつまでも“ちゅらさん”な秘密は沖縄にあるようだ。

（「週刊文春」編集部／週刊文春Webオリジナル 週刊文春Webオリジナル）