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殺し屋を演じていた大学教授が、夫殺しを依頼してきた女性と恋に落ちて…着想は実在の人物から 「ヒットマン」を採点!

文春オンライン / 2024年9月10日 17時0分

殺し屋を演じていた大学教授が、夫殺しを依頼してきた女性と恋に落ちて…着想は実在の人物から 「ヒットマン」を採点!

©2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED 配給:KADOKAWA

〈あらすじ〉

 ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)は、大学で教鞭をとる傍ら、地元警察の捜査を助ける技術スタッフとしても働いていた。ところが、おとり捜査での“殺し屋役”の代行をきっかけに、意外な才能が開花。さまざまなタイプの殺し屋を演じ分けられるようになる。

 そんな中、夫殺しを依頼してきたマディソン(アドリア・アルホナ)に、ゲイリーは、“セクシーでミステリアスな殺し屋ロン”として接触。やがて惹かれ合い、ロンとして彼女と付き合うようになったゲイリーだったが、彼女の夫が遺体で発見され――。

〈解説〉

『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督作。実在の人物に着想を得たクライム・コメディ。115分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆「記憶に残らない顔」で警察のおとり捜査に選ばれた男という設定は面白いのに意外にも笑いは不発ぎみ。ちょっと残念。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★★一見、普通の娯楽作だが、仕込みや見せ方に工夫が凝らされている。つい「リンクレイター・タッチ」と呼びたくなる玄人芸。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆暗殺の依頼者を魅了する変装がおとり捜査に肝心とは。魅了し過ぎて事件勃発。その後の展開が幸せ過ぎて実話に思えず。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆知的で愉快なジャンル脱構築系。絶好調のグレン・パウエルが「演じる」ことのいかがわしさを生の歓びへと接続させる。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆パウエルのテキサス風ノワール仕立てとはさすがリンクレイター。ジャズを聴くような心地よさ。ヒロインとの相性も◎。

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ヒットマン(米)
9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
https://hit-man-movie.jp/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年9月12日号)

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