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「妻には事後報告。影響は出ますが、気持ちを抑えられなかった」小泉進次郎が打ち明けた総裁選出馬の“最後の決め手”

文春オンライン / 2024年9月7日 11時0分

「妻には事後報告。影響は出ますが、気持ちを抑えられなかった」小泉進次郎が打ち明けた総裁選出馬の“最後の決め手”

「文藝春秋 電子版」のオンライン番組に出演した小泉進次郎氏 ©文藝春秋

 自民党総裁選への出馬を表明した小泉進次郎・元環境相が9月6日、 「文藝春秋 電子版」のオンライン番組 に緊急生出演。総裁選出馬に至る舞台裏から、実現を目指す政策まで、80分にわたって語った。聞き手は、政治ジャーナリストの青山和弘氏。

「私自身が父親になったことが大きい」

 この日の午前、出馬会見をしたばかりの小泉氏。出馬に至る経緯について、次のように語った。

「昨年末に『政治と金』の問題が起きてからずっと決着をつけず、国民の不信感が募っている。痛感したのが、今までだったら自民党を支えてくれた人が離れていること。組織の熱量が間違いなく冷めてきた。このままだと自民党の組織が死んでいく。これが続くことに耐えられなくなった」

 さらに、総裁選に自らが出馬する「最後の決め手」となったのが、子供の存在だと明かした。

「私自身が父親になったことが大きい。子供と毎日接する中で、こんなにも自分が変わるとは思わなかった。『この子たちの未来はどうなるんだろうか』と、今まで以上に自分事としての将来への想いが湧いた。自民党の中で会議を繰り返しているが、階段を一歩ずつ登るようなペース。圧倒的に加速させないと、この子たちに間に合わない。これが最後の決め手だった」

「反対はしませんけども、事後報告です」

 では、家族は総裁選出馬についてどう考えているのか。「奥さん(滝川クリステルさん)は総裁選出馬に反対しなかったのか」と青山氏に問われると、小泉氏は「反対はしませんけども、事後報告です」と明かした上で、こう打ち明けた。

「うちの妻も自分の仕事をやっていて、一個人として大切にしていることがある。やはり夫婦といえども別人格。どうしたって私がこの決断をすることで(妻に)影響は出ます。本当に自分勝手だと思いますが、この気持ちを抑えられなかった」

 また、出馬会見で1年以内に実現すると表明した「3つの改革」の一つ、「選択的夫婦別姓の導入」について、次のように持論を語った。

「そもそも私は両親が離婚しているので、私と弟は名字が違う。こうした中でも家族の絆は強い。家族の形はさまざま。別姓という選択肢を用意することは、同姓であり続けたいとの願いを断ち切ることではない。国会で30年にわたって議論を続けてきたので、決着の時が来ている。一定の年齢になったら『どっちの名字がいい?』と聞いて、子供が選んでいいと思う。そういうのもあり得る」

 史上最多の10人超が出馬に意欲を見せる9月27日の自民党総裁選。前例のない決選に挑む候補者に、「文藝春秋」編集部では連続インタビューを行っている。

 小泉氏が出演した番組「 わが政権構想 青山和弘の永田町未来cafe 」のフル動画は、「 文藝春秋 電子版 」で配信されている。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 電子版オリジナル)

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