1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

パワハラ騒動で孤立した田中将大(35)のために“異例の人事”が発令? 楽天が突然用意した「話し相手」とは

文春オンライン / 2024年9月14日 11時0分

パワハラ騒動で孤立した田中将大(35)のために“異例の人事”が発令? 楽天が突然用意した「話し相手」とは

2013年、無傷の24連勝も今は昔 ©時事通信社

 今季、一軍マウンドに一度も立てずにいる楽天・田中将大投手(35)。9月4日の二軍戦で6回途中2失点と試合を作ったが、今江敏晃監督(41)は「(次の)登板を見てから、しっかりまた精査して判断したい」とコメント。未だに一軍昇格の合格点をもらえていない。

「昨季は思うように成績を残せず、秋に思い切って右肘のクリーニング手術に踏み切った。名球会入りの条件となる日米通算200勝まで、残すところ3勝。球団としては、田中は将来の監督候補でもあり、初の生え抜き名球会選手として何としてでも花を持たせたいのですが……」(球団OB)

安樂のパワハラ騒動が後を引き、肩身が狭く…

 そんな田中にとって尾を引いているのが、手術後の昨年11月に判明した安樂智大(現メキシコシティ・レッドデビルズ)のパワハラ騒動に関し、現場に田中もいたとする報道だ。

「球団にはファンから批判が殺到。田中も肩身が狭くなった。そこへ来て今季、開幕一軍メンバーに入れなかったことで、モチベーションは相当下がっていました。二軍では本拠地である仙台の泉練習場でトレーニングに励んでいるものの、遠征に帯同されることはほぼありませんでした」(同前)

「マー君の話し相手」と囁かれる異例の人事

 本人はイメージ回復に懸命だったといい、

「キャンプの時点から後輩に積極的に声をかけるなど、いい兄貴ぶりをアピール。シーズンが始まってからも、若手を引き連れて食事会を開いた様子をたびたび自身のSNSに投稿しています。それでも安樂騒動の余波もあり、田中に心から懐いている若手はいない。ある若手選手からは『田中さんがいてもいなくても、チームの大勢に影響はない』と言われていた」(球団関係者)

 “マー君”ももはやベテランの域で、対等に話ができる同年代の現役選手も激減。話し相手がいなくなり、「田中は孤立を深めている」(同前)という。そんな中でシーズン途中の先月、ある異例の人事が行われた。

「古株のスタッフである球団の広報部長が突然、二軍の管理責任者に異動したのです。確かに楽天は柔軟な人事異動がある球団として知られる。とはいえ、チームの不振で一、二軍の首脳陣が配置転換されることはあっても、戦力とは全く関係のないスタッフがシーズン途中で異動するのは異例です。そのため、周囲からは『マー君の話し相手としての役目を担うのではないか』と囁かれています」(同前)

 次回の二軍戦では、イニング制限なく先発登板する見通しの田中。異例の人事で話し相手を得たベテランは、一軍復帰をもぎ取ることができるか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年9月19日号)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください