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「俺の作品だ!」ドラマ撮影中の生田絵梨花(27)も凍り付いた怒声監督の“ブラ紐事件”《「素晴らしき哉、先生!」で初主演》

文春オンライン / 2024年9月17日 17時0分

「俺の作品だ!」ドラマ撮影中の生田絵梨花(27)も凍り付いた怒声監督の“ブラ紐事件”《「素晴らしき哉、先生!」で初主演》

ピアノ演奏には定評がある生田絵梨花

 放送中のドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。主演の元乃木坂46生(いく)田(た)絵梨花(27)の出演シーンで、とある“事件”が起こっていた――。

◆◆◆

実直に演技に向き合う生田

 2012年に乃木坂46のメンバーとしてデビューした生田。

「乃木坂在籍時からミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演するなど、演技志向が強かった」(芸能記者)

 今回のドラマで、生田が演じる若手高校教師は、長時間労働や保護者への対応など、教員が直面する問題に体当たりでぶつかっていく。生田は地上波連ドラ初主演作として並々ならぬ思いで臨んでいた。

「撮影に入る前の衣装合わせの段階で彼女の台本には付箋がいくつも貼ってあって、疑問点を監督に質問していました」(ドラマ関係者)

 実直に演技に向き合う姿を、度々スタッフらに見せていた。

「あるシーンで、なかなか泣けず撮影に時間がかかってしまった。それを気にした生田さんは『迷惑をかけました』とスタッフに声をかけて回っていた」(同前)

生田を凍り付かせる “ブラ紐事件”

 そんな彼女を凍り付かせる“事件”が起きたのは、6月下旬の撮影中のこと。

「お前の作品じゃないんだ。俺の作品だ!」

 現場に響き渡ったのは脚本・演出を手掛ける宅間孝行監督の怒声だった。

「動きの激しいシーンで、撮影中に生田さんのブラジャーの肩紐が出ていた。俳優でもある監督は、生っぽさにこだわりがあって、そのまま撮影をしようとした。ところが、女性の衣装担当が、生田さんを気遣ってそのブラ紐を直したのです」(ドラマのスタッフ)

 宅間監督は、「動き回っているんだからそれくらい出るだろ」と、キャストやスタッフの前で衣装担当を十分ほど叱責し続けた。

「担当は、下を向きながら反論。監督のあまりの剣幕に泣き出すスタッフもいた。現場は最悪な雰囲気になりました」(同前)

 見かねた生田は、

「あとから衣装担当の女性に声をかけ『頑張っていこう』と励ましていたそうです」(前出・ドラマ関係者)

監督は若いスタッフを、度々怒鳴っていた

 監督による叱責はこの時だけではなかった。

「複数いるプロデューサーの1人に『お前は何もわかってない!』と言ったり、カメラマンや照明の若いスタッフを度々怒鳴っていました。最近のドラマ収録の現場では、スタッフなどを怒鳴ることは少なくなり、役者が演技しやすい環境を作るのが常識なのに」(同前)

 殺伐とした現場には、主演の生田も困惑。

「生田さんは『月9』など多くのドラマに出演経験がありますが、『これまでの現場と違って……』と戸惑っていた」(同前)

「スタッフと言い合いになることはありました。」

 当事者はどう答えるのか。宅間監督を直撃した。

――ブラ紐を巡ってスタッフを叱責した?

「記者さんが言っていることが事実かどうか、今言うと、いろいろ言葉の齟齬があると思うんで。スタッフとそこについて言い合いになることはありました。事務所の方にご連絡いただければきちんと改めてご回答いたしますが」

 と語った。後刻、事務所に質問状を送付したが回答はなかった。

 幾多の困難を乗り越えて奮闘する生田であった。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年9月12日号)

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