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「石破って大丈夫なのか」自民党新総裁・石破茂(67)に「経済不安説」を直撃! 本人は「サザンのチケットと日本株、似てないか?」

文春オンライン / 2024年9月30日 6時0分

「石破って大丈夫なのか」自民党新総裁・石破茂(67)に「経済不安説」を直撃! 本人は「サザンのチケットと日本株、似てないか?」

©時事通信社

 自民党新総裁に選ばれた石破茂元幹事長(67)。総裁選「5度目の正直」で自民党トップの座を掴み取った男には「経済不安説」がささやかれており……。(記事初出は 「週刊文春」9月5日号 石破茂(67)の経済オンチが発覚! 「サザンのチケットと株価が…」 )

◆◆◆

「大学卒業後は三井銀行で、日本橋の本町支店に配属されまして……」

 今年5月13日の夕刻、東京・日比谷の帝国ホテル。自民党の石破茂氏(67)は、企業経営者らでつくる「日本取締役協会」の会合でこう切り出した。だが、話はおかしな方向へ――。

振り返れば…神社で出馬会見

 5度目となる出馬表明の場に石破氏が選んだのは、地元・鳥取だった。

「8月24日、選挙区内の八頭町(やずちょう)の和多理神社で出馬会見を開きました。周囲は“石破村”というぐらい石破姓の多い地区。1986年に初出馬した際に回り始めた政治家の原点とも言うべき場所。支持者から『背水の陣ですが、頑張ってください』と声援が上がっていました」(政治部記者)

 猛暑に加え、50人を超える記者が集結したため境内はサウナ状態。だが、石破氏は汗を流しながらも、「こんなに注目を浴びたのは大臣になったときもなかったよ」と終始ご機嫌な様子。会見後、近くの両親の墓前で手を合わせて出馬を報告した。

 これからマニフェスト作成など準備を本格化させる方針だが、“経済オンチ”が露呈する出来事があった。

 それが、冒頭の会合だ。石破氏は、居並ぶ経営者や投資家を前に、自らの銀行マン時代を振り返った後、こう話題を転じた。

「私はキャンディーズが好きなんですけど、最近はサザン(オールスターズ)が好きでね。サザンのチケットがセカンダリー(転売)で、どんどん値上がりしていくわけです」と歌手のライブチケット転売に言及。

 そして「今の日本株が上がったり下がったりするのに一喜一憂しているのもそれと同じでね……」などと、摩訶不思議な経済理論を開陳したのだった。

「石破って大丈夫なのか」出席者も心配した“摩訶不思議な経済理論”

 これには出席者も「石破って大丈夫なのか」と顔を見合わせたという。

 出席者が苦笑する。

「違法な転売で値上がりするチケット代と株価の乱高下は全くの無関係です。安全保障をはじめ政策通で知られる政治家なので、イシバノミクスのような経済政策を伺えるものかと期待していたら、肩透かしを食らいました」

 総裁選での課題は政策に限ったことではない。党内での不人気を克服できるかどうか。過去の総裁選でも物議を醸す出来事があったという。

「2018年総裁選で故・青木幹雄元官房長官が率いる参議院平成研の支援を受けました。そこで、会を代表する尾辻秀久さん(現・参議院議長)に推薦人代表と選対本部長に就任してもらった。総裁選が終われば普通はお礼の挨拶に行きますが、石破さんは会いにすら行かない。尾辻さんは、『アイツはお世話になりましたとか一言もない! ただの一度もだ。もう二度と応援しない』と激怒していた」(石破グループ関係者)

 こうした義理を欠く性格のため、次々と人が離れ、自身のグループは10人にも満たない状態に。今回の推薦人20人の確保も危ぶまれていた。

「さすがに反省したのか、今回、初めて自ら電話作戦を決行。『やっぱり辞ーめた! っていう人が出て来るんだよ』とボヤきながら、ようやく推薦人の目途がついたのです」(同前)

石破氏を直撃

 石破氏本人に話を聞いた。

――推薦人に辞退者も出ていると聞く。

「それはねぇ……40人も50人も集まればいいですけれど、20人半ばとかだとねぇ。次の日に『やっぱり辞める』という人が出てくるわけですよ」

――今回初めて電話作戦をした?

「(質問を遮るように)そんなことはない! 今までだってやってますよ!」

――18年の総裁選で選対本部長の尾辻氏に面と向かってお礼を伝えなかった?

「あー、それはすまないことですねぇ。もちろんお礼は言ったけれども、お部屋に伺って一対一で対面してってことはやってないね」

――こうした人付き合いの部分は改善する?

「しなければなりません。はい、それで今こんなに苦労してるんですから」

「キャンディーズでもサザンでもいいんだけど」

――サザンのチケット代に株価をなぞらえたと聞きました。

「株は99%が投機です。だからキャンディーズでもサザンでもいいんだけど、1万円のチケットがダフ屋さんの暗躍で10万円になっちゃいましたと。そういうときにコンサートのクオリティが10倍に上がるか? そういうものでもないですよね? だから似ていませんか?と申し上げて。『株が上がっても経済と直結しないですよね』とお話をしたんです」

 ……う〜ん、人付き合いだけでなく、経済オンチも克服の必要がありそうだ。

「週刊文春電子版」では、石破茂新総裁に関して、 石破茂「組閣名簿がヤバい!」 や、解散時の 「全選挙区当落予測リスト」 など記事を配信中だ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年9月5日号)

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