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羽賀研二(63)が3度目逮捕の裏に「17年前の4億円の損害賠償」が? 共犯で逮捕された“超名門ヤクザ”との関係は…

文春オンライン / 2024年10月4日 19時0分

羽賀研二(63)が3度目逮捕の裏に「17年前の4億円の損害賠償」が? 共犯で逮捕された“超名門ヤクザ”との関係は…

5年ぶり3度目の逮捕となった羽賀(本人インスタグラムより)

 芸能界の懲りない面々の筆頭はこの男をおいてほかにいない。愛知県警は9月25日、強制執行妨害目的財産損壊等などの疑いで、タレントの羽賀研二容疑者(63)とその元妻の當眞麻由容疑者(47)、指定暴力団六代目山口組三次団体「十代目稲葉地一家」総長の松山猛容疑者(69)ら、7人を逮捕した。

「羽賀は、元妻が沖縄県内に持っていた優良不動産を取得する際に、背負っていた数億円の賠償のカタに差し押さえされないよう、羽賀本人ではなく、羽賀が代表取締役のダミー会社に所有権が移転したという嘘の登記をして、強制執行を妨害した疑いがあるなどとして逮捕された」(全国紙記者)

2007年の事件での「4億円の賠償金」がいまだに払えていない

 羽賀は俳優・梅宮辰夫の娘でタレントの梅宮アンナと浮名を流したことで1990年代にワイドショーを賑わせた「芸能界一のお騒がせ男」。ここ20年弱は犯罪者の道に足を踏み入れ、今回が3回目の逮捕となったが、発端となったのは最初に逮捕された2007年の詐欺事件だったという。

「羽賀は未公開株を高値で売りつけた詐欺などの罪で懲役6年の実刑判決を受けましたが、その被害者への4億円の賠償金をいまだに払えていない。19年には離婚を装って別の不動産の所有権を元妻に移転した強制執行妨害容疑で逮捕されており、今回も同様の賠償逃れだったと県警はみています」(同前)

共犯の松山は“超名門暴力団”の最高幹部の1人だが…

 著名タレントの3度目の逮捕に世間はかまびすしいが、暴力団関係者の間では、むしろ共犯の松山の逮捕が話題を呼んでいる。六代目山口組の司忍組長の出身母体である二次団体「弘道会」の舎弟頭という、最高幹部の一人だったからだ。

 暴力団関係者は「十代目を名乗るだけに稲葉地一家は弘道会の中で伝統の深さは一、二を争う名門中の名門。傘下に入る前から名古屋を地盤としてきた。六代目山口組と神戸山口組との抗争でも所属組員が何人も銃撃事件を起こしている武闘派でもある」と明かす。

 ただ、今回の事件で名が上がることを意外と取る声もあるという。

「同じ弘道会関連組織でも、弘道会ナンバー2の若頭として裏仕事を一手に引き受けてきたとされる野内正博組長が率いる野内組や、芸能界などカタギとの幅広い付き合いで知られる森健司組長がトップで山口組の直系組織に昇格した司興業などと比べ、カジノやみかじめ料などの伝統的シノギが中心の稲葉地一家は目立つことを避ける古風な面があった」(同前)からだ。

 松山は羽賀が所有権を移転する際に数億円を貸し付けたほか、登記のプロである日本司法書士会連合会副会長の野﨑史生容疑者(57)の紹介も担った疑いがあり、事件のキーマンと目される。県警は名門ヤクザの実態解明を進められるか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年10月10日号)

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