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「深い溝」を噂されてきたイチロー(50)と松井秀喜(50)が雪解け? 抜群の集客力に巨人からのラブコールは加速するか

文春オンライン / 2024年10月4日 17時0分

「深い溝」を噂されてきたイチロー(50)と松井秀喜(50)が雪解け? 抜群の集客力に巨人からのラブコールは加速するか

イチロー氏も賛辞を送った ©時事通信社

 9月23日に東京ドームで開催された、元マリナーズのイチロー氏(50)率いる草野球チームと高校野球女子選抜とのエキシビションマッチ。イチロー氏のチームの選抜メンバーとして、ヤンキースでGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(50)が初参加した。

「この対戦は今年で4回目。一昨年からは元レッドソックスの松坂大輔氏(44)も参加しています。レジェンドがそろい踏みの中、ファンの視線を独占したのは松井氏。最終打席には現役時代さながらの豪快なホームランを放ち、スタンドは拍手喝采でした」(スポーツ紙記者)

ながらく「深い溝」を噂されてきたイチローと松井秀喜

 同じ時代に米メジャーで活躍したイチロー氏と松井氏。だが、かねて両者の間には深い溝があるとされてきた。

「その理由としては、『1996年の球宴でイチローが投手としてマウンドに上がったのを、野球に対して生真面目な松井が疑問視した』とか、『2006年開催のWBCに松井が不参加だったのが、中心メンバーだったイチローは不満だった』とか、さまざまな噂が囁かれています。真相は本人たちにしか分からないでしょうが、時を経て同じユニフォームに袖を通すこと自体、奇跡のような雪解けです」(同前)

2万8000人を動員して“ゴジラ”の集客力健在をアピール

 現役時代から“ゴジラ”の愛称で人気者だった松井氏。その健在ぶりはバットだけではない。

「この対戦は昨年までプロ野球のオフシーズンに開催されていた。それが今回は、ペナントレースも佳境の9月下旬、それも休日のデーゲームで実施したのです。同じ時間帯にはセ・リーグ3試合が行われていましたが、それでも約2万8000人の観客を動員した。松井の人気が色あせていないことを見せつけました」(同前)

 イベントの主催者には全日本女子野球連盟、イチロー氏のマネジメント会社に加え、松井氏の古巣・巨人の親会社である読売新聞社も名を連ねている。読売は松井氏を巨人監督として迎えるべく、長らくラブコールを送ってきた。

「対して、家族とのNY生活を重視する松井は、一貫して巨人と距離を置いてきました。それでも近年はキャンプでの臨時コーチやOB戦出場、球場内で放映するシーズンシートのCM出演を引き受けるなど、少しずつ歩み寄りを見せている。今回、観客動員力が改めて証明されたことで、読売にとって松井はますます戻ってきてほしい人材となりました。このイベントを契機に、巨人のラブコールは加速するでしょう」(球団関係者)

 ゴジラがお目覚めとなる日も近い?

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年10月10日号)

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