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自民党が選挙区でまさかの“同士討ち”!? 衆院選当落予測で見えた意外な落選危機「大物議員」の実名《衆院選区割り変更の影響を解説》

文春オンライン / 2024年10月10日 6時0分

自民党が選挙区でまさかの“同士討ち”!? 衆院選当落予測で見えた意外な落選危機「大物議員」の実名《衆院選区割り変更の影響を解説》

衆院選で最後に笑うのは… ©時事通信社

 石破茂新首相(67)が10月27日投開票の日程で行うと表明した衆院選。 「週刊文春」 は各社に先駆けて、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と、全289選挙区の当落を完全予測した。

 今回の衆院選で1つのトピックになるのが、2022年末に改正公職選挙法が施行されたことにより、小選挙区が「10増10減」となったことだ。

 区割り変更について「影響は大きいと思います」と、当落予測リストを担当した「週刊文春」のKデスクは解説する。

 特にKデスクが注目する選挙区の1つが、新潟4区である。新潟県は今回の区割り変更で、小選挙区が1つ減少。その煽りを受けて、自民党では複数の候補者が一つの選挙区から立候補する事態が起きようとしている。

「新潟4区は非常に特殊な選挙区で、鷲尾英一郎議員が自民党の支部長として、新潟4区から立候補するということが決まっています。そこに、同じ自民党の泉田裕彦議員も出ようとしている。そうすると自民党の支持層が割れてしまう」

 総裁選では石破首相の推薦人の一人になった泉田氏だが、苦境に陥っている。その裏で、この分裂が追い風になるのがあの“有名夫婦”である。

「漁夫の利として立憲民主党の米山隆一さんが上がってくる。また地元では米山さんご本人以上に、奥様であるコラムニストの室井佑月さんの評判がとてもいい。そういった2つの効果があって、米山さんが優勢評価になっています」

 一方、選挙区が増えた県ではどうなるのか。

「たとえば神奈川県は区が増えて、神奈川20区というのが新しくできたのですが、ここに甘利明元経済産業大臣が出る予定です。ただ、当選13回に上るようなベテランでも、区割りが変更になることによってまたゼロから地盤固めを進めなきゃいけない」

 甘利氏以外にも劣勢が予測される意外な議員、そして落選危機に瀕している“新閣僚”の名前とはーー。担当デスクが注目選挙区を解説した動画番組の全編は、 「週刊文春電子版」 で見ることができる。

 また 米山隆一・室井佑月夫妻が記者の取材に語ったことや、各国政政党の党勢について詳報した記事 や、全289選挙区の当落予測リストは 「週刊文春電子版」 で配信している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

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