石破茂はなぜ党内で嫌われた? 3つの理由と、首相就任後の“残念すぎる変化”
文春オンライン / 2024年10月17日 6時20分
石破首相 ©文藝春秋
Q 石破首相は本当に“嫌われ者”なのですか?
自民党総裁選への5回目となる挑戦で選ばれ、総理大臣となった石破茂氏。石破氏といえば「嫌われ者」「自民党内での評判が悪い」という評価をよく耳にしますが、本当なのでしょうか? なぜ嫌われているのでしょうか。(40代・男性・自営業)
A 党内で嫌われても国民に向き合えばいいのですが…
嫌われていましたね。理由は3つ。ひとつは過去に自民党を離党し、反自民の新生党に所属したことがあるからです。自民党議員にしてみれば、「裏切り者」のイメージがあります。
2つ目は、自民党内に戻ってからも「正論」を吐いて党の方針にたてついたことがしばしばあったこと。党内野党でいれば、党内で支持は広げられません。
3つ目は党内で仲間を増やそうとしなかったこと。自民党内では多くの議員が毎晩のように会食をして仲間意識を高めて「仲良しグループ」を形成していくのですが、彼は、さっさと帰宅して読書したりプラモデルを作ったりしていました。「人付き合い」が悪かったのです。
どうせ嫌われ者だったのですから、党内で嫌われても国民に向き合えばいいのですが、首相になった途端に前言を翻すことが増えました。これまでは「自民党内で嫌われている」ことが国民の支持の理由だったのに、これでは国民からも嫌われてしまいます。
(池上 彰)
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