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嵐の活動休止会見で大野智の「活動を終えたい」に驚かなかった唯一のメンバーは? デビュー記念日の復活ライブは絶望的だが“松潤の願い”とは?

文春オンライン / 2024年10月22日 11時0分

嵐の活動休止会見で大野智の「活動を終えたい」に驚かなかった唯一のメンバーは? デビュー記念日の復活ライブは絶望的だが“松潤の願い”とは?

嵐 ©文藝春秋

 大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤。本当に再び5人全員揃った「嵐」の姿を見られるのか?

 信じたいけれど不安を募らせているというファンは多くいることでしょう。

 嵐が2020年末でグループ活動を休止してから4年弱。デビュー25周年を迎える今年の11月3日に復活ライブの開催が期待されていましたが、その可能性はほぼ消滅してしまっています。

 4月10日、「株式会社嵐」設立発表時のコメントでは、今年が25周年であることや、これまで以上に主体的に行動したいということ、ファンに嵐をより近くに感じてもらいたいといったことが述べられていたため、いやが上にもファンの期待値は高まっていたはず。

 そんななか、9月15日に6つもの25周年記念企画を一挙に発表。しかし、特設サイト「MY BEST ARASHI」の開設、全MVをYouTube公開、過去のLIVE DVDのBlu-ray化、10周年記念ライブの劇場上映など、過去の映像がメインで、5人全員がリアルに揃うイベントの発表はなかったため、ファンを落胆させたのです。

大野「自分の嵐としての活動をいったん終えたい」

 ここで2019年1月27日に行われた、2021年から活動休止すると発表したあの会見の様子を振り返ってみましょう。

 東京都港区のジャニーズ事務所(当時)で5人揃って行われた記者会見。

 メンバーは笑顔を見せながら登場。その笑みから殺伐とした様子はなく、和やかな雰囲気も少々漂います……が、うがった見方をすると“絶対に和やかな雰囲気にさせなくてはいけない”という、彼らの思惑が透けて見えた気もしました。

 リーダーの大野さんの挨拶から会見が始まり、2017年6月にメンバーを集めて「自分の嵐としての活動をいったん終えたい」という気持ちを伝えたことを明かします。この時点での大野さんは、嵐のグループ活動休止ではなく、自身が脱退や引退をする覚悟を持っていたようです。

 大野さんが話しているこのときの他4人は笑顔を見せることなく、できるだけ平静を保とうとしているように見受けられました。ただ、松本さんと櫻井さんは比較的穏やかな表情だったのに対し、相葉さんは少し顔をこわばらせ不安そうな表情を見せ、二宮さんはときおり悩まし気に視線を下に落としていたのです。

 けれど、記者からどれぐらいの期間休むつもりかと尋ねられた際、大野さんが困りながらも笑みをこぼし、櫻井さんが冗談っぽい口調で「全然決まってないんでしょ?」と助け船を出したことで、5人の和気あいあいとしたわちゃわちゃの掛け合いも見られました。

活動休止会見で終始平静だったメンバーは…

 そして、「活動を終えたい」という大野さんの意思を聞いたときの気持ちをそれぞれが語っていくのですが、四者四様の受け取り方をしていたことが印象的。

 二宮さんは「いや、衝撃でした! 僕そんなこと考えてなかったので」と、自分自身は嵐の活動をやめるなど微塵も思っていなかったことを吐露。飾らないフランクな口調ながらも、いつも飄々としている彼としては珍しく真剣味が伝わってきます。

 相葉さんも、「僕は初めてリーダーから聞いたときは、ひっくり返りましたね。まさか! と」とかなり驚いたそう。その後、「リーダーと2人でお話しするなかで、どうにか嵐を続けていける方法ってないのかなって、リーダーに相談したりもしました」と、大野さんを引き止めていたことを明かします。

 櫻井さんは「僕も驚きましたね」と語りつつ、5人全員が納得した結論を出すための調整役やまとめ役は、「これは僕の役割だろうなと、その瞬間に思いました」と明言。ですが、とても早口で、途中で大きく深呼吸もしていたため、非常に緊張しているようにも見えたのです。

 さて、ここまでの3人は、大野さんの言葉に驚いたという第一印象は同じでしたが、松本さんだけは「僕は驚きはしませんでしたね」と想定内だったと発言。

 しかも、なんと松本さんは大野さんからの申し出とは関係なく、「自分たちがいい形であるうちにグループを閉めるっていうことを実際考えた」と、それ以前から解散の選択肢をメンバーに話していたこともあったという、衝撃事実をさらりと明かしたのです。

 松本さんは会見中、終始平静でおり、5人のなかでもっとも達観した表情を見せていたのは、そういった背景があったからなのかもしれません。

11月3日の“復活ライブ”は絶望的だが…

 9月15日に発表された6つの企画のなかに復活ライブはありませんでしたが、実はそれ以前から“ほぼ実現不可能”という見方もありました。

 というのも、野田秀樹氏が手掛ける舞台『正三角関係』に、松本さんはメインキャストで出演しているのですが、10月31日から11月2日までロンドン公演を行うことが今春に発表されていたからです。

 デビュー記念日の前日まで松本さんがイギリスで役者仕事に集中していることを考えると、入念な準備とリハーサルが必須であろう復活ライブを11月3日に開催するというのは、どう考えても現実的ではありません。

 このように、かつてはグループ解散が選択肢にあった松本さんの俳優業のスケジュールによって、11月3日の復活ライブは絶望的であることが示唆されていたわけですが、だからといって松本さんが嵐の活動に消極的だと考えるのは早計。

 たとえば、先の2019年の記者会見の最後で、活動休止の話し合いのなかで松本さんは「5人がそれぞれに嵐が好きだということ」を強く実感したと語り、嵐愛の大きさを公言していたのです。

 松本さんは昨年の11月3日にもInstagramのストーリーズを更新し、次のメッセージを発信していました。

《1999年11月3日 デビューから24年。。。色々な出会いがあって、色々な出来事があって、今日があると思ってます。今まで僕らと繫がってくれた皆さま ありがとう 感謝しています。関係者の皆さん そして何よりファンのみんな! おめでとう!!! 良き1日になります様》

 松本さんがデビュー記念日に特別な想いを抱き、いかに大切にしているかを感じさせるコメントと言えるでしょう。

 また、松本さんは昨年、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の主演として1年間無事に完走しています。役者としてひとつの到達点に辿り着き、一区切りついたと考えているならば、嵐のグループ活動に再び注力するモードに切り替わっていてもおかしくはないでしょう。

 まもなくデビュー25周年記念日の11月3日を迎えます。何らかのサプライズが嵐のファンたちを待っているのでしょうか。

(堺屋 大地)

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