かかったのは総額1000万円以上!「理想のドールフェイスになりたい」女子大生が美容整形の費用を貯めた“驚きの方法”
文春オンライン / 2024年11月17日 11時0分
顔面課金みこぴちゃん!!さん 『死んでもかわいくなりたい!』より
〈 顔の中心が腫れて「3日間溺れ続けている感覚」総額1000万円以上かけた美容整形女子が語る、大学3年生で体験した壮絶な“ダウンタイム” 〉から続く
理想のドールフェイスになるべく、これまでに総額1000万円以上かけて美容整形を重ねて、培ったノウハウをYouTubeやTikTokで発信してきた「顔面課金みこぴちゃん!!」さん。
「整形で自分を愛せるようになった」と語る彼女が、学生ながら巨額の整形費用を貯めることができた驚きの方法とは――。著書である 『死んでもかわいくなりたい!』 (扶桑社)から一部を抜粋して紹介する。(全3回の3回目/ 最初から読む )
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整形費用を稼ぐにあたって
ここまで私の生い立ちや整形の遍歴をお話ししてきましたが、みなさん疑問に思うのが一体どうやって整形費用を貯めたのか?ということだと思います。
私の場合高校がバイト禁止だったので大学受験が終わるまでは、お小遣いやお年玉を貯めたり、足りないぶんはのちに返すことを約束して親から少しお金を貸してもらったりして整形させてもらっていました。
そしてやっとバイトができるようになってからは2つほどのバイトを掛け持ちし、週6で働くようにしていました。普通の飲食店からガールズバーのような夜職まで経験したことがあります。夜職は人と話すのが苦手な私には向いていなかったので、1年ほどでやめてしまいましたが……。
当時は大学生でもちろん朝から夕方までは学校があったので、バイトをしていたのは大体夜の20時以降から朝の5時くらいまでです。そして朝は9時頃から学校だったので、毎日の睡眠時間は3時間ほどで、授業が入っていない時間は寝るために家に帰ったりとなんとか睡眠時間を確保していました。そこに大学の制作課題などが重なっていたので、今考えても狂ったように忙しかったですね……。
当時は休むということが怖かったほど、整形のためにお金を貯めることに必死だったんです。このような働き方をしているとたまに「私はなんでこんな思いまでして働いてるんだろう?」と考えて涙が止まらなくなる日もありました。ですが、どれだけ考えても自分のコンプレックスが解消されることはないんだから、と立ち止まらないようにしていました。
このように体力と精神をすり減らしながら働いていた私ですが、ルフォーSSROを終えてから自分の顔に対して抱く焦りも少なくなり、働く量も減らせるようになってきました。そして今はそんな働き方からは卒業し、就職してデザイン系の仕事をしています。昔ほど追い詰められていないので、このお仕事と空いた時間でYouTubeやTikTokなどの活動に力を入れられるようになりました。
大きな整形を検討している場合は他の人の何倍も働かなくてはいけないという覚悟が必要です。
働くよりも極度な節約で貯金
このように死に物狂いで働いていた私ですが、それ以上に頑張っていたのが節約です。貯金するために働いてお金を増やすというのはもちろんなのですが、節約で出ていくお金を少なくするということがより大事になってきます。
体力を削って働いていても、趣味などに使う支出が多いといつまで経っても大きな金額はたまりませんよね。まず私が力を入れて節約していたのは食費です。みなさん1日にいくら食事にお金をかけていますか? 私は当時1日に食費として使えるお金は300円までと決めていました。
ありがたいことに親が仕送りとしてお米を送ってくれていたので、その300円は4食入りの具材なんて入っていないようなレトルトカレーや、100円のチルドハンバーグなどを買ってなんとかやりくりしていました。野菜なんて到底買えず、このような栄養バランスが偏った食事を続けていたので、体調を崩しやすかったり食べる量は少なかったのに太ってしまったりしていました。
他にも日常生活での節約は、家賃6万円というお安めのアパートに住んでいたり、光熱費を節約するために夏でもクーラーをつけず扇風機のみで耐え忍んでいたり……。冬は電気毛布でやり過ごし、水道代も節約のためにお風呂はシャワーだけにしたり、小さなところですがチリツモだと思って頑張っていました。さらに、友達と遊ぶと楽しくなって使うお金も増えてしまうと思ったので、地元の大阪から友達が東京にきてくれたり大阪に帰るとき以外は、友達と遊ぶことを避けていました。上京したてということもあり友達もあまりいなかったのでそこは幸いでしたが、今思うと大学生のうちにもっと遊んでおけばよかったなと少し後悔しています。
このような行き過ぎた節約をしていた私ですが、一番つらかったのは整形以外の美容やファッションにお金を使えないということです。美容室に行く頻度を減らすために本当は染めたいのに黒髪を維持していたり、ネイルやマツエク、コスメなども「かわいくない今の私がしたって無駄だ」と自分に言い聞かせて我慢していました。
もちろんお洋服も、安い通販サイトでシーズンごとにまとめ買いしたりしていましたね。
たまにコスメやお洋服を買ってしまうこともありましたが、自分の顔にコンプレックスを抱いていた状態で身につけても「なんでこれ買ったんだろう」「全然似合わないな」と悲しくなり買ったことを後悔していました。今では少しお金に余裕ができたので、髪を念願の派手髪にしたり、好きなブランドでお洋服を買えるようになったりしましたが、昔のように後悔することはなく素直な気持ちで楽しめています。少しでも早く整形してコンプレックスが解消できるようにと頑張ってくれた昔の自分に感謝ですね。
節約は己の欲との戦いです。みなさんも、整形前の貯金や節約がつらいときは、「かわいくなったらどんなことをしよう」と整形後にしたいことを思い描いて乗り切ってくださいね。
(顔面課金みこぴちゃん!!/Webオリジナル(外部転載))
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