《トランプ元大統領のすべて》「20代の頃は今とは正反対だ」気弱で繊細な青年は、いかにして歴史に残る怪物になったのか?
文春オンライン / 2024年11月5日 11時0分
© 2024 APPRENTICE PRODUCTIONS ONTARIO INC. / PROFILE PRODUCTIONS 2 APS / TAILORED FILMS LTD. All Rights Reserved.
世界中で最もヤバい大統領と呼ばれたドナルド・トランプの若き日を描いた映画『 アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方 』が2025年1月17日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開となります。
このたび運命の米大統領選挙の投開票日が迫る中、トランプの若き日を演じるセバスチャン・スタンと、伝説の弁護士ロイ・コーンを演じるジェレミー・ストロングの場面写真が一挙解禁、さらに監督をはじめとした製作陣から緊急声明(コメント)が到着いたしました!
純真無垢で成功を夢見る“お坊ちゃん”が怪物になるまで
世界中で最もヤバい大統領と呼ばれたドナルド・トランプ。その発言や行動は規格外で、耳を疑うようなエピソードであふれている。だが、怪物は決して生まれた時から怪物だったわけではなかった。本作は成功を夢見る初々しい20代のトランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでの道のりを暴く衝撃の問題作で今まさに新たな歴史の扉を開けるか否かの重要な局面を迎えているトランプの過去に隠された光と影のドラマは、ますます注目を集めている。
このたび解禁となった場面写真は、トランプがまだ純真無垢で成功を夢見る“お坊ちゃん”から始まり、伝説の弁護士ロイ・コーンと出会い師弟関係が築かれ、やがて成功を収めていく様子を捉えたシーンに加え、ただのモノではない存在感を醸し出すロイ・コーンの姿を捉えた7枚の場面写真。現在の強気なトランプの姿からは想像もつかない"お坊ちゃん"のトランプ役を演じるセバスチャン・スタンは、精細な青年から成功者へと成長する過程を圧倒的な存在感で見事に表現。一方、コーン役のジェレミー・ストロングは、まるで本人にトランスフォームしているかのように演じきり、早くも賞レースの筆頭候補に名を連ねている。
アリ・アッバシ監督&トランプを知り尽くす脚本家ガブリエル・シャーマンが明かす、本作の意義とは?
監督はこれまで様々な問題作を描き、そのすべてがカンヌ国際映画祭に出品され、本作もカンヌ国際コンペティション部門で高い評価を得たアリ・アッバシ。アッバシは2人の師弟関係について「どんな関係においても、変化を遂げるのはあくまで両者だ。ロイ・コーンとの関係でトランプだけが変わったのではなく、コーンもまたトランプと関わることで変わる。トランプをどう思うかは関係なく、観る人にはこの変化を体験してほしいと思っている。この映画は、イデオロギー論争を巻き起こそうというのではなく、人間の複雑さを描いている。」とコメント。
脚本は長年トランプ前大統領を取材してきた政治ジャーナリストでもあるガブリエル・シャーマン。ニューヨーク・オブザーバー紙不動産担当の駆け出し記者だった頃から、長いキャリアで蓄積した人脈を活かしてトランプの取材を続けたシャーマンは、トランプが選挙期間中も大統領就任後も「メディアを使ってニュースに自分の名前を出し続けろ、それが権力を掌握する1つの方法だとトランプはコーンから教わったんだ」とコーンから学び取った戦略を遂行していることを知ったと話す。「(観客は)トランプを激昂しやすく、人を不快にさせる男を演じる役者のように感じるだろうが、トランプ自身、そんな役どころを長いこと演じているうちに、とうとうそれが彼のアイデンティティになってしまったんだ。駆け出しの20代の頃は前のめりの野心家には違いないが、どことなく自信のない感じで、僕らの知る今のトランプとは正反対だ。」とその印象を語る。
そして「人生で大事なことは勝つこと以外にないと思っている人がどうなるか、『THE APPENRENTICE』は警告を発していると思ってくれたらいい。」とトランプの価値観こそ危ない倫理だと声明を出してる。
【STORY】20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領を含む大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選ぶ冷酷な男だ。そんなコーンが“ナイーブなお坊ちゃん”だったトランプを気に入り、〈勝つための3つのルール〉を伝授し洗練された人物へと仕立てあげる。やがてトランプは数々の大事業を成功させ、コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく……。
INFORMATION
監督:アリ・アッバシ
脚本:ガブリエル・シャーマン
出演:セバスチャン・スタン、ジェレミー・ストロング、マリア・バカローヴァ、マーティン・ドノヴァン
2024年/アメリカ/英語/123分/カラー/ヴィスタ/字幕翻訳:橋本裕充
配給:キノフィルムズ
© 2024 APPRENTICE PRODUCTIONS ONTARIO INC. / PROFILE PRODUCTIONS 2 APS / TAILORED FILMS LTD. All Rights Reserved.
公式サイト: https://www.trump-movie.jp
公式X: https://x.com/trump_movie_JP
(週刊文春CINEMAオンライン編集部/週刊文春CINEMA オンライン オリジナル)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
金のトランプが玉座に座る『アプレンティス』ポスター&衝撃の新予告解禁
cinemacafe.net / 2024年10月17日 16時0分
-
ドナルド・トランプを“創造”した人物とは――『アプレンティス』新予告&ポスター解禁
クランクイン! / 2024年10月17日 9時0分
-
大統領選直前に全米公開 映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』新予告映像
ORICON NEWS / 2024年10月17日 9時0分
-
セバスチャン・スタンがドナルド・トランプ役を演じるために体重を7.8キロ増やす秘訣を明かす「絶対するな」
クランクイン! / 2024年10月15日 18時0分
-
ジェレミー・ストロング、ストレート俳優がゲイの役を演じることを批判するのは「正当」だと語る
クランクイン! / 2024年10月12日 14時0分
ランキング
-
1二宮和也事務所「オフィスにの」一部報道に厳重抗議 プライバシーの尊重訴え「厳正な対応を検討」【全文】
モデルプレス / 2024年11月4日 22時17分
-
264歳・才色兼備女優がクイズ番組で優勝!慶大卒の朝ドラ女優に「さすが」「セーラー服、ヤバい!」の声
スポニチアネックス / 2024年11月5日 6時34分
-
3朝ドラ「おむすび」11月6日第28回あらすじ 風見先輩(松本怜生)の誘いを固辞する結(橋本環奈)、理沙(田村芽実)からプレゼントもらうが…
iza(イザ!) / 2024年11月5日 8時15分
-
4ニューヨーク、M-1王者が“手抜きしてる”説に反論「誰よりも漫才やってる」仕事減ったらどう責任取る?
スポニチアネックス / 2024年11月4日 18時48分
-
5《ワイルド姿キャッチ》嵐リーダー・大野智、宮古島で自由な生活を謳歌 左上腕や両肩に自らデザインしたタトゥー、過去には「クビになってもいいから墨を入れる」と話していたことも
NEWSポストセブン / 2024年11月5日 7時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください