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「ただの穴だと思えばいける」“旭川17歳女子高生殺害”内田梨瑚(22)の“20歳舎弟”から届いた直筆の手紙「こんにちは、優花です。優花は今も変わらず毎日9~13時間も勉強してます」

文春オンライン / 2024年12月24日 18時0分

「ただの穴だと思えばいける」“旭川17歳女子高生殺害”内田梨瑚(22)の“20歳舎弟”から届いた直筆の手紙「こんにちは、優花です。優花は今も変わらず毎日9~13時間も勉強してます」

内田梨瑚被告

〈 「早くいれろや!」“旭川女子高生殺害”内田梨瑚(21)の“性への執着”を示す新証言「隣に座った男性の前で手で…」《担当刑事と衝撃不倫、わいせつ動画も》 〉から続く

 北海道旭川市で起きた17歳女子高生殺害事件の発生から、約8ヶ月。主犯格とされる内田梨瑚被告(22)=殺人罪などで起訴=が道警の警部補と不倫関係にあったことなどが報じられる一方、事件の真相は裁判を待つのみだったはずが……。可愛がっていた「舎弟」の告白によって、再び動きを見せ始めたのだった。

 12月下旬の同市は、夜明け前に寒さのピークを迎え、マイナス15度を記録する。日中も道路の中央線は雪で隠れ、路肩には約2メートルの雪が積まれており、スリップしないようハンドルを握る手にも力が入る。そんな豪雪地帯の市街地から、4キロほど離れた住宅街。この地に住む70代男性に話を聞くと、沈鬱な表情を浮かべながら口を開いた。

「雪が降ると、お兄ちゃんと一緒に庭先へ出て、雪だるまやかまくらを作って遊んでいたのを覚えています。近くを通りがかると『こんにちは!』と元気な声であいさつもしてくれた。近所に住んでいたかわいい女の子が、こんな恐ろしいことに手を染めていたなんて……」

 “かわいい女の子”とは、4月に同市の景勝地「神居古潭」にかかる高さ10メートルの橋から、留萌市の女子高生、村山月さん(当時17歳)を突き落とし殺害したなどとして逮捕・起訴された内田被告のことだ。

性欲モンスターぶりを詳報

 事件について、社会部記者が解説する。

「村山さんは、内田被告からSNS上で自身の写真を無断で使用したことを咎められ、解決金として10万円を要求されたため、電子マネー10万円分の送金を試みた。ところが送金が失敗。激昂した内田は未成年を含む仲間3名とともに留萌市内の道の駅で待ち合わせ、そこから車で60キロほど離れた旭川市まで村山さんを連れ回した」

 その後、内田の「舎弟」だった小西優花被告(20)=殺人罪などで起訴=らから暴行を受けるなどした後、村山さんは橋に連れていかれ、突き落とされたとされる。しかし――

 「現場には防犯カメラがなく、内田自身も『女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない』と容疑を否認。さらに犯行直前には、村山さんの衣類を脱がせて山中に遺棄するなど、隠蔽とも取れる行為を行なっていたことが明らかになっている」(同前)

 否認を続ける内田について 小誌は7月11日号で旭川中央署の警部補との不倫関係を報じた 他、文春オンラインで 同性愛の男性を「ただの穴だと思えばいける」「早くチンポ入れろや」と誘うなどの性欲モンスターぶりを報じてきた 。渦中の警部補については、別記事で道警での処分について紹介している。

 本筋となる事件の真相は裁判を待つばかりだが、内田の裁判日程は未だに決まっていない。そんな中、突如として動きを見せたのは「舎弟」の小西だった。

弁護士が“直筆の手紙”を公開

 12月17日、小西の弁護人が旭川市内で会見。起訴内容を大筋で認め、小西が真摯な反省の態度を見せていると説明したほか、来年2月27日から始まる裁判員裁判では情状酌量を求めていく方針を示した。

「弁護人が小西から聞き取った話によると、小西は内田らとともに、女子高生を橋の真ん中で全裸にさせ、欄干に座らせて謝罪する様子を撮影したそうです。女子高生は一度欄干から降りるも、内田が再度、川の方を向いて座るよう指示。座った女子高生を小西と内田で押したところ、川に転落した――と説明しているそうです」(同前)

 さらに同月23日、弁護人は小西から届いたという直筆の手紙を公開。手紙の日付は11月23日で、勾留先での過ごし方や、事件についての思いが書かれている。小誌にも共有されたこの手紙の書き出しは、勾留先で打ち込んでいるという勉強の話題から始まる。

〈こんにちは、優花です。先日はノートとドリルの差し入れありがとうございます。優花は今も変わらず毎日9~13時間も勉強してます。最近勉強していて英語に興味が出てきたんです。例えば「バス」を英語にすると“bas”ではなく“bus”という感じで「a」ではなく「u」だったり、発音も「トマト」ではなく「トメイトゥ」だったり、耳で聴いた音と書くのとでは変わったりするのが難しいし、理解できないけど、おもしろいなって(中略)発音とかも、声に出したら注意されちゃうので、口パクで練習して、優花なりに頑張ってます〉

 手紙の序盤は勾留先のルールを守りつつも、スマホもなく勉強に打ち込む楽しさを発見した様子が伝わってくる。とても殺人を犯したとは思えない無邪気な内容だ。

 そして、手紙の終盤には、「姉貴分」の内田を止められなかった後悔、被害者への謝罪の念を書き連ねるのだった――。

 ◇◇◇

 現在配信中の「 週刊文春 電子版 」では、手紙の全文を公開。さらに、内田梨瑚の母親へも直撃。母が事件や娘について語ったこととは?

(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

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