身長差30cmを上目遣いで見上げ…橋本環奈（25）の公園キス＆5分間の“貸し切りコンサート”in下関《スクープ撮》

橋本環奈

　10月半ば、撮影のため山口にいた橋本は、イケメン俳優を呼び寄せる。居酒屋デートの後、公園で唇を重ねた――。一方で現場には怨嗟の声が。日傘をさすタイミングが悪いと激怒し、口癖は「使えねえ」。すでにマネージャー8人が次々と辞め……。

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　山口県有数の観光地・湯田温泉。メインストリート「湯の町街道」沿いを中心に温泉宿が立ち並び、周辺には居酒屋やスナック、ガールズバーが集まる歓楽街でもある。

　今年の10月に入ってから、老舗旅館Mの正面玄関すぐそばに、品川ナンバーのアルファードが長期間停まっていた。目立つ場所だったことに加え、駐車場に停まる車の大半が地元の山口ナンバーか近県の北九州ナンバーであったため、地元民は「わざわざ東京から来たんかね」と驚き、街で話題になっていた。

　10月17日午前2時。街が眠りにつく頃、「湯の町街道」を軽い足取りで歩く小柄な女性がいた。同行していた女性に笑顔で別れを告げると、旅館Mへと入って行く。NHK朝ドラ『おむすび』のヒロインを務める橋本環奈（25）である。

意外すぎる地元エキストラ

　9月30日から放送を開始した『おむすび』。橋本演じる主人公の米田結が、ギャルから管理栄養士を目指す現代劇だ。ただ、今のところ視聴率は下落の一途を辿っており、放送3週目にして12％台に突入した。

「平成のギャルを描くというチャレンジングな企画が朝ドラ視聴者層に受け入れられていない。NHKたっての希望で若者に人気の橋本環奈をヒロインに起用したが、朝ドラ史上ワーストの視聴率1桁もみえてきました」（芸能記者）

　物語は橋本の故郷である福岡県からスタートした。10月25日放送回では、福岡・糸島のフェスティバルで橋本がド派手な黒ギャルメークをしてパラパラダンスを披露。実はこの場面、「ファミリー出演」が実現していた。

「300人規模の地元エキストラが参加したのですが、その中に橋本さんのお母さんもいたのです。観客の1人として娘のパラパラに声援を送っていた。橋本さん似の小柄で目がクリッと大きい。とても温厚そうな方でした」（地元関係者）

前代未聞の事態に、池畑慎之介さんがボヤく

　橋本にとっては地元での撮影に、慣れ親しんだ博多弁での芝居。「撮影快調」かにみえるが実はそうでもないという。3月下旬のクランクイン以来、前代未聞の事態が起きていた。

「橋本さんが主演舞台『千と千尋の神隠し　Spirited Away』のロンドン公演で、4月中旬から5月末まで渡英し約50日間不在に。10月も他の仕事のため2週間ほど彼女の撮影がストップしていた。共演者のピーターこと池畑慎之介さんは『現場にいないんだもん』とボヤいていました」（前出の記者）

 “消えたヒロイン”は山口県にいた。

「中国春秋時代の戦乱を描いた映画『キングダム』続編の撮影のため、ロケ地の山口県に滞在していたのです。他の役者たちがホテルから撮影現場までレンタカーで移動する中、橋本さんは都内で使用する事務所車のアルファードで移動していたので驚いた」（映画関係者）

　所属事務所社長の説明。

「普段使い慣れている車には多くの必需品が入っておりまた人目を遮断する仕様にもなっている為、普段通り仕事が出来るように私の指示でまず朝ドラ撮影の際に大阪に移動させました。山口での撮影時は現場の正式なマネージャーが移動させました」

5分間の“貸し切りコンサート”

　冒頭の10月17日に時を戻そう。旅館Mで橋本が再び姿を見せたのは午前11時頃。人目を気にしてか黒いキャップに眼鏡をかけているものの、襟付きのチェック柄の可愛らしいシャツを着た美女に他の宿泊客は釘付けになる。旅館からほど近いラーメンチェーン「天下一品」で腹ごしらえした後、事務所車で撮影現場へと向かった。

「新シリーズでは主要キャストで軍師役の橋本さんの見せ場が多い。県内の空き地に巨大なグリーンバックを設置し、合戦シーンを撮影していました」（前出・映画関係者）

　夕方に撮影が終了。“戦場”を後にした橋本は疲れを癒しに湯田温泉に帰るかに思われた。だが、車が向かう先は、湯田温泉とは反対の福岡方面だ。

　60キロ進んで関門海峡手前で高速を降りると、市街地が見えてきた。ここは本州最西端の山口県下関市。橋本は下関港からほど近い場所で下車し、たった1人で「ホテルドーミーイン」にチェックインした。

「ドーミーインはサウナ付きビジネスホテルチェーン。1万円前後と比較的手頃な価格で泊まることができる。橋本さんはタッチパネルを使う自動チェックインに苦戦している様子でした」（居合わせた客）

　午後8時半頃、彼女は朝と同じチェックのシャツにブランド物のミニポーチを提げ、フロント階へ降りてきた。黒いキャップを目深に被りマスクで顔をさらに覆う。厳戒態勢を強めているのだろうか。

　ちょうどその時――。ホテルの入り口を出た先には長身の男性が立っていた。手ぶらでサンダル履きのラフな装いだが、黒いキャップに黒の半袖Tシャツと全身黒ずくめで夜に溶け込もうとしているかのようだ。

　橋本が外に出て男性のもとに駆け寄る。身長差があるため上目遣いで男性を見上げ肩にふれる。彼女が東京から遠く離れた地で密かに会った相手は、俳優・中川大志（26）である。

「子役出身の中川は過去に国宝級イケメンランキング1位に輝いた二枚目。2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で武将を熱演しブレイク。2人は映画の共演がきっかけで交際に発展した。2年前、橋本が中川の住むマンションに出入りするお泊りデートを、『女性自身』が報じましたがツーショットは撮られたことがなかった」（前出・記者）

　中川の知人が続ける。

「交際期間は2年を超え、多忙の2人は密かに愛を育んできた。中川は東京からわざわざ下関まで環奈に会いに行ったのです」

　2人は徒歩で歓楽街・豊(ぶ)前(ぜん)田(だ)へ。居酒屋の暖簾をくぐり、地元でとれた刺身などを肴に杯を重ねた。

　夜10時半、店から出てきた2人は、歓楽街を離れると、海からの風を受けながら仲良く手をつないでいる。ほろ酔い気分も手伝ってか、橋本は時折、中川にしなだれかかる。

デートはこれで終わりではなかった

　途中、コンビニに立ち寄り、缶チューハイや二日酔い対策の栄養ドリンクなどを橋本が買う。そのままホテルの目の前にある公園に入って行く。階段に腰かけると、チューハイで乾杯。談笑をはじめ橋本の「ギャハハ」という笑い声が園内に響き渡る。やがて時間の経過とともに2人だけの世界に。見つめ合い、何度か口づけを交わしたのだった。

　だが、デートはこれで終わりではなかった。中川は立ち上がると、広場のステージへ。普段は地元アーティストのライブが行われ、2日前には総選挙に出馬した林芳正官房長官の出陣式が行われていた。橋本はステージ真ん前の芝生に座り、ステージに立つ中川へ向け拍手を送る。

　中川はたった1人の観客である橋本に向け、歌い踊る。ミュージカル主演を務めたこともある彼は自慢の美声を響かせる。約5分間にわたった“貸し切りコンサート”に橋本は酔いしれた。その後、2人そろってホテルへと帰って行った。

　翌朝は市内の唐戸市場で買い物デート。橋本は市場を眺め「わあ〜きれーい」と歓声を漏らした。

「20センチほどの皿に盛られた、下関名物の天然とらふぐの『ふぐ刺し』を購入していた。ランチタイムに2人で食べたのでは」（居合わせた客）

　市場を出た2人は、中川がレンタカーを運転し、ドライブデートへと出かけた。その日、橋本は映画の撮休日だった。超多忙な彼女はつかの間の休日を最愛の人と堪能したのだった。

〈 口癖は「使えねえ」マネージャー8人が辞めた橋本環奈（25）の“壮絶パワハラ” 〉へ続く

（「週刊文春」編集部／週刊文春 2024年11月7日号）