「後期高齢者を重視した政策にシフトするのはわかるんですけど…」サブカル×地雷メイクの新成人がこぼす“未来への不安”

〈 〈北九州〉後輩たちに囲まれながら成人式会場へ…仲間に愛される新成人の男性が描く意外すぎる”明るい家族計画” 〉から続く

　今季最強の寒波が日本列島を襲うなか、今年も北九州市の若者たちは熱かった！

　豪華絢爛に着飾った彼らが語る、自身の未来、そして日本の将来とは？

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　メイクは普段通りで。サブカル×地雷みたいな感じですね。

　トー横とか、そっち系の感じですけど、親子関係はすごく良好で、今日の振袖代35万円くらいはお母様に払ってもらいました（笑）。

　普段は県内の4年制大学に通っています。ただ、単位のためだけに行っている感じで、これから就活をするかどうかもわからないですね。

いまの日本は…

　いまの日本は、極端な話をすれば、後期高齢者の方だったり上の世代の人たちが優遇されすぎだと思うんですよね。自分が、今の時代に高齢者だったら、孫とかの世代にバンバン金使ってほしいと思うと思うんですけどね。

　政治として、人数の多い後期高齢者を重視した政策にシフトするのはわかるんですけど、まあ、ねえ……。先のことを考えたら、若い人たちに向けた方がいいんじゃないかなあとは思いますね。

　ただ、私もいまは結構親に頼っているから、まずは自立したいです。

自身の将来

　実は私、もともとは東京都内の美術大学に行きたかったんです。けど、上京して、なおかつ芸術系の大学に進学するとなると、負担がすごいじゃないですか。それで、やめた過去があるんですよね。

　なので、将来のこと、特に子育てのことをを考えると、自分の子供にそういう苦労をしてほしくない気持ちが強いです。

　子供は、そうした不安が解消されてからですね。とにかく苦労させたくないんです。こういう見た目だけど、意外と普通な考えかもしれませんね（笑）。

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（「文春オンライン」編集部）