〈北九州成人式〉レンタル衣装の費用は自腹で50万円！ 豪快に着飾る新成人がアピールしたかった…思いもよらない“切実な願い”

〈 「後期高齢者を重視した政策にシフトするのはわかるんですけど…」サブカル×地雷メイクの新成人がこぼす“未来への不安” 〉から続く

　今季最強の寒波が日本列島を襲うなか、今年も北九州市の若者たちは熱かった！

　豪華絢爛に着飾った彼らが語る、自身の未来、そして日本の将来とは？

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　今日の衣装で気に入ってるのは、やっぱりこの“赤”ですね。赤が好きなんですよ。いつもは髪を染めてないんですけど、今日は染めてきて、赤で統一させて。

　普段は電気関係の現場仕事をしています。16歳とか17歳とか、それくらいのときに高校を途中で辞めてしまって、そこから電気工事士です。資格としては二級も一種も持っていて、コンセントの増設とか、いろいろやらせてもらってます。

　仕事は楽しいですね。失敗することもあるっすけど、それなりに手に職付けられるってところもあるんで。そう思うと、全部がキツいわけじゃなくて、楽しいが勝つって感じですね。

　衣装のレンタル代は50万円くらい。仕事して今日のためにコツコツ貯めて準備してきました。

　朝早く来すぎちゃったんで、まだ同級生とはほとんど会えていないんですけど、久々に再会したら「めっちゃ綺麗になってるじゃん！」みたいな子も絶対いますよね。そういう子がいたら、全然声かけます。

　むしろ、可愛い女の子はどんどん声をかけてって書いておいてほしいです。彼女募集中なんで。

　将来は、子供とか奥さんとかが幸せに過ごせるだけの金を稼ぎたいです。子供ができたときにお金で困るようなことは嫌なので、仕事を頑張って、北九州で家を建てて、そこで家庭を築いていきたいです。

〈 〈北九州成人式〉「日本は“量より質”にシフトする転換期なのでは…」オールディーズロックを愛する“令和の新成人”が見据える“未来”とは 〉へ続く

（「文春オンライン」編集部）