有馬記念的中! 週刊文春記者もすがる“令和のあざと女王”森香澄(29)の「競馬道」
文春オンライン / 2025年1月15日 19時0分
森香澄
たかが十数頭の馬の着順に人々の喜怒哀楽が交差する。年末の風物詩、日本競馬界最大のレースである有馬記念とはそういうものだ。2024年12月22日、小誌記者Y(29)もまた、サラブレッドに夢を託そうとしていた。
◆◆◆
1年で最も盛り上がるレース
「有馬記念は、その年の人気投票で出走馬が決まる年末のオールスターレース。日本中央競馬会(JRA)の発表によると、2024年の有馬記念における馬券売上は550億円超。JRAにとってなくてはならないビッグイベントであり、競馬ファンにとっても1年で最も盛り上がるレースなのです」(スポーツ紙記者)
されど今回の有馬記念はレース前から波乱含み。名ジョッキー武豊の騎乗予定だった一番人気のドウデュースが、右前肢の不調により出走取消を発表したのだ。
一番人気の不在により、レース展開は不確実性を増した。上級者でも尻込みするこの状況を、しかし競馬初心者Yは好機と捉える。
決戦前夜、Yは「スポーツニッポン」を穴が空くほど眺めていた。その目にはタレントの森香澄(29)の予想が映っていた。
「令和のあざと女王」の競馬予想
テレビ東京のアナウンサーからフリーに転身した森は、すでに他局で冠番組を持ち、昨年は8本のドラマ出演を果たした「令和のあざと女王」と呼ばれる当代きっての人気タレント。テレ東時代に競馬中継番組の司会を3年務めるなど、森と競馬の縁は深い。競馬予想も彼女の十八番だ。
「23年のG1日本ダービーでは3着までの着順を当てる3連単予想を見事的中させています。昨年の日本ダービーも本命と対抗がそれぞれ3着と2着。大きなレースでは馬券を買うと公言している森さんの予想に注目する競馬ファンは少なくない」(競馬ライター)
ファンクラブ会員に名を連ね、編集長にこっぴどくどやしつけられては潤んだ目で写真集のページをめくるという筋金入りの森ファンのY。正月の餅代を稼ぐため、生き馬の目を抜く芸能界を駆け抜ける森にすがることに心は決まっていた。
その森の予想は、1着(◎)ダノンデサイル、2着(◯)アーバンシック、3着(▲)レガレイラ。
「人気馬中心で、意外性は少ないですが、手堅い予想だったと言えます」(同前)
勝利の女神となった森
果たして当日のレースは荒れた。一番人気のアーバンシックが出遅れ、二番人気のダノンデサイルは3着に終わる。優勝をさらったのは、シャフリヤールとのデッドヒートをハナ差で制した五番人気のレガレイラだった。
森の予想を参考に馬券を購入したYは、ラジオが結果を伝えた瞬間にひとり路上でガッツポーズ。30万円あまりの払い戻しを受け、晴れて新年を迎えることができたのだった。
年明けも感動を抑えられぬYは、勝利の女神となった森に感謝の気持ちを伝えるべく、松の飾りもとれぬうちに森の所属事務所に連絡をとってしまう。先方はこの烏(お)滸(こ)の沙汰に快く応じた上、あるまいことか森本人のコメントを添えて回答を寄せた。
――森さんのお陰で勝てました。
「お役に立ててよかったです(笑)」
――有馬記念、3着までに予想の2頭が入った。
「生で中継を見ていたのですが、ダノンデサイルが最内枠からハナをきって、ワクワクしました。私はワイド(※3着までに入る2頭を順番問わず当てる買い方)で的中しました! 次の予想では完全的中を目指したいです」
――勝利の女神になった。
「競馬ファンの皆様からは今でもメッセージをいただくことが多くて、嬉しいです。私の買い目を参考にしたという声をたくさんいただいて、嬉しい反面、大丈夫かなという不安もありました(笑)。こうやって、競馬ファンの皆さんと繋がっていられるのは嬉しいです」
今年も森香澄は本命だ。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年1月16日号)
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