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1つめは渡米、2つめは条件、そして…“全身ゴールド男”楽天・辰己涼介(28)の契約更改が遅れている“意外すぎる”3つの理由

文春オンライン / 2025年1月17日 17時0分

1つめは渡米、2つめは条件、そして…“全身ゴールド男”楽天・辰己涼介(28)の契約更改が遅れている“意外すぎる”3つの理由

©時事通信社

 今オフ、グラウンド外で話題を振りまいているのが楽天の辰己涼介外野手(28)。昨年11月の「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式では“全身ゴールド”姿で登場し、周囲の度肝を抜いた。そんな辰己だが、実はまだ今季の契約更改を済ませていない(1月13日時点)。

前回の契約更改では黄土色のダブルスーツにガラケー持参で登場

「辰己は契約更改もパフォーマンスの場と捉えている。前回の契約更改では、“時代遅れの人”をテーマに黄土色のダブルスーツを着こなし、わざわざガラケーを持参。会見では更改時期が他の選手よりも大幅に遅くなったことについて『携帯が古くてメッセージ機能がなく連絡が来なかった。楽天モバイルに変えたい』ととぼけ、報道陣の爆笑をさらいました。今オフ、田中将大投手の退団など球団内のゴタゴタが露呈している中で、辰己は雰囲気を明るくしてくれる唯一無二の存在。早く暗いムードを一蹴してほしいのですが……」(球団関係者)

 2月1日からの春季キャンプが迫る中、なぜ辰己の契約更改は行われていないのか。その背景には3つの理由があるという。

「球団の顔として“大トリを飾る”ことを強く意識している」

「第一に、将来的なメジャー挑戦に向けた交渉が長引いている。昨秋の国際大会『プレミア12』では、侍ジャパンの一員として攻守で活躍し、アピールに成功。以前は本人も『行けたら何でもいい』と言っていましたが、渡米が現実味を帯びてきたことで、条件の擦り合わせが具体化していると見られます」(同前)

 第二の理由は年俸の上げ幅だ。昨季は打率2割9分4厘をマークしたほか、守備でも刺殺数が397でNPBでの外野手のシーズン最多記録を更新。昨季推定8000万円からの大幅アップは必至だという。そして、エンターテイナーらしいのが第三の理由だ。

「球団の顔として“大トリを飾る”ことを強く意識しているのです。球界の慣例で、契約更改の大トリにはシーズンで最も活躍した選手が登場することが多い。辰己も、球団のトップ選手として認められたい思いが人一倍強いのです」(球団OB)

 ところが今オフは辰己の他にも、契約更改が越年となった選手がいるのだ。

「島内宏明外野手(34)です。島内は22年のオフにも、4年契約の3年目となる翌年オフのFA移籍を希望し、大揉めになった“前科”の持ち主。昨季は一軍での出場が40試合に留まったことで大幅減俸は避けられず、今回はその下げ幅の交渉に時間がかかっていると見られます。それで、辰己は島内の契約更改が終わるまで待っているようです」(同前)

 今季のファッションのテーマは「待ちくたびれた人」?

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年1月23日号)

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