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体重30キロ→200キロ、男友達から「もったいない」と…インフルエンサー・ゆりん(36)が明かす、気づいたら超えていた“3桁の壁”――2024年12月の読まれた記事3位

文春オンライン / 2025年1月30日 20時0分

体重30キロ→200キロ、男友達から「もったいない」と…インフルエンサー・ゆりん(36)が明かす、気づいたら超えていた“3桁の壁”――2024年12月の読まれた記事3位

ゆりんさん

2024年12月、文春オンラインで反響の大きかった記事5本を発表します。第3位はこちら!(初公開日 2024/12/07)。

*  *  *

 体重200キロであることを明かし、100キロ以上の方をレンタルできるサービス「デブカリ」などで活動しているインフルエンサーのゆりんさん(36)。

 元々は痩せ型で体重は30キロ台だったという彼女に、過食症だった過去や体重が変化した心境、周りの反応などについて詳しく聞いた。(全2回の1回目/ 続きを読む )

◆◆◆

「健康のためにもう少し痩せな」と言いながら応援してくれる家族

――一緒に来ていた方はマネージャーですか?

ゆりん あ、リアルパパです(笑)。よくマネージャーに間違われます。

 仕事の送り迎えをしてくれたり、現場に付き添ってくれたりしています。例えばさっきみたいに階段を登る時に、父だとこうすれば私が楽に登れるってのがわかっているので、やりやすいんですよね。

――ゆりんさんの活動を積極的に応援してくれているんですね。

ゆりん 私の家族は母も父も弟もみんな応援してくれています。ただ、「健康のためにもう少し痩せな」とは言われていますね。

――現在、体重は200キロとのことですが、学生時代からでしょうか?

ゆりん いえ、10代後半の時は30キロ台でした。むしろガリガリって感じで。両親も姉弟もみんな痩せ型で、私も普通体型だったんですけど、ちょうどその頃ダイエットが流行っていて。周りの友達がみんなやっていたんですよ。

 それで私も極端な食事制限と運動を始めたらどんどん痩せてしまって。気づいたら固形物を受け付けない体になっていました。最終的には水を飲んでも吐いてしまって。拒食症ですね。

「この点滴は何カロリーあるんですか?」

――病院には行ったのでしょうか。

ゆりん 行きました。何も食べられないので、毎日病院に行って点滴を打って栄養補給して。母からも相当心配されてました。

 最初は点滴も拒否していて。「この点滴は何カロリーあるんですか?」って。渋々点滴だけは続けましたけど。

 でも、当時の自分はガリガリの体なのに、「まだ痩せなきゃダメだ」って思ってしまって。

――食べれるようになったのはいつ頃でしょうか?

ゆりん ダイエットを始めてから半年くらいが経った時に、いよいよ死ぬかもしれないと思ってアイスだけ食べ始めました。6個入りのピノを1個だけ。アイスって溶けるから他の食べ物よりも罪悪感が少なかったんです。

 それから徐々に量を増やしていって。でもそしたら今度は吐くようになってしまって。ちょうどその頃に兄が亡くなったのもあって、メンタル的にもどん底で、たくさん食べては全部吐くっていうのを繰り返すようになりました。

 大きなバケツになみなみの量を吐くんですよ。親にもご飯食べたよって言って、こっそり全部吐いて。そんなことをしているから結局体重も増えなくて。

――心身ともに落ちてしまったと。

気づいたら100キロを超えていた

ゆりん でもそんな生活を続けていたら、しんどすぎて体がついていかなくて。吐くのをやめたんです。そしたら食べる量だけ増えて、今度は過食に走ってしまって。気づいたら100キロ近くになっていました。

――周りの反応はいかがでしたか。

ゆりん 20歳くらいの時に久しぶりに男友達と会うことになって、楽しみに待ち合わせ場所に行ったんです。

 そしたら彼が私の目の前を素通りして。体重も2倍近くになったので、気づかれなくても当然だと思って声をかけたら、「え?」ってめちゃくちゃ嫌な顔をされたんです。そのまま居酒屋に行ったんですけど、ずっと体型のことを言われて。

――具体的にどんなことを?

ゆりん 「なんでそんな太っちゃったの?」「あんなに可愛かったのにもったいない」「デブ専の彼氏に太らされた?」とか。そういう言葉を言われてキツくて、早々に解散しました。

「体重10キロは“誤差”ですね」

――ゆりんさん自身は当時の体型にコンプレックスはあったのでしょうか。

ゆりん ありました。どんどん太っていく自分の姿を見て嫌だなって思いましたし、痩せたいとも思ったんですけど、ダイエットしていた頃が一番辛くて。どうしてもその頃の気持ちがフラッシュバックして、あんな気持ちになるくらいだったら今のままでいいやって思っていました。

――食べる量はどのくらいだったのでしょうか。

ゆりん 1食分の量はそんなに多くないと思います。ただ、間食が多くて。1日に何回も食事を取るので、総量は多いですね。ご飯はお米だったら2合は食べています。パンや麺類、ジャンクフードなども好きです。太っている=ジャンクフードばかりなイメージがあると思いますが、私は野菜やヘルシーな食べ物も好きです。

「体重が2キロ減った」とかってみんな言いますけど、私の中では体重10キロまでは“誤差”ですね。体重に10キロ以上の変化があったら、少し食べる量を減らしたりしています。

“3桁の壁”は「気がついたら超えていた」

――100キロを超えたのはいつ頃だったのでしょうか。

ゆりん 20代半ばだったと思います。

――健康的には何も問題なく?

ゆりん 健康診断は受けていないのでわからないですが、血液検査では特に何もないです。ただ先生にはいつももう少し痩せてねって言われています。

――現在の体重になったのはいつでしょうか。

ゆりん 30歳になるくらいだったと思います。100キロを超えると普通の体重計では測れないから、あまり気にしなくなるんですよね。病院に行った時に看護師さんが「大台に乗りました」って言っていて、ついに200キロ超えたかって。

 よく「3桁の壁」って言われていて100キロを超えるのってなかなか難しいらしいんですけど、私の場合は気づいたら超えていたって感じです。

写真=榎本麻美/文藝春秋

(「文春オンライン」編集部)

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